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運命と宿命

気づく
04 /16 2019
命

私は四人兄弟の末っ子で、
日本人の女子として『五体満足』で生まれました。

この、自分では変えられない出生時の状態を
『宿命』と言うそうです。
三重苦を背負って生まれたヘレンケラーをはじめ、
先天的な四肢欠損や、重篤な内蔵奇形児などはもちろん、
ヒットラーの子供として、あるいは王子として生れることも
宿命なんですね。

一方、『運命』とは後天的なもので、自分しだいで
いくらでも変えることができるようです。

どの学校へ行き、どんな仕事をして、誰と結婚するか。
自らがアクションを起こすことで決まっていく道筋で、
日本語の解釈としては、宿命を背負って人生をどう運ぶか。
自分で決めるということらしいです。

ちなみに英語ではdestiny……抗えない運命と言う意味で、
欧米では宿命と運命を分けることはないようです。
destiny(デスティニー)と言えば映画『グリーン・デスティニー』。
タイトルの意味は、善悪を熟知した秘剣『碧名剣』のことで、
それを持つ者の“抗えない運命”とリンクさせているようです。
ん?‥‥なんのこっちゃ。(^_^ ;)

話を日本の場合に戻して……。

とはいえ、人生の途上で身障者になったり、
難病に罹ってしまう場合もあります。
これはある意味、宿命より悲惨かもしれません。
健常者としての暮らしが当たり前だと思っていたのに、
突然、災いが降ってきたのですから。

なぜ?…よりによって自分が……。
絶望して天を呪い、自暴自棄に陥ったとしても、
やがて人は、その現実と向かい合います。
その『運命』を、どう生きていくのか。
どう生きれば、自らを納得させられるのか。

で、やっとの思いで……。
人生はあなたに意味を与えない。
あなたが人生に意味を与えるのだ。
この視点に立つことができるのだろうと思います。
思うに……。
『宿命』が過去世がらみの必須課題とすれば、
『運命』は宿命を基盤とした応用編で、
魂が自由に選んだ課題なのでは? と思ったりします。


そんなことから、私自身の宿命と運命を紐解いてみると……。

まず、五体満足で生まれたことは幸いでした。
が……パラリンピックなどを観るにつけ、
自分はまだ、身障者としての人生など歩めない
未熟な魂なんだろうと自覚してしまいます。

また貧乏人の子で良かったかもしれません。
小学校の低学年から家事はもちろん、コンニャク芋の皮むき、
大豆の選定など豆腐屋家業の助っ人として働きました。
“働かざる者食うべからず”なんてしらけるほど、
労働の必要に迫られていたんです。
その頃を思うと、今は天国に思えますもん。

さらに貧乏暮らしゆえの利点もありました。
本など買ってもらえるわけもないので、
学校での休憩時間は図書室に入り浸り、
貸し出しを利用して貪るように読みました。
偉人伝はたいてい、幼い頃の逆境が背景にありましたし、
それに比べれば、自分の身の上なんて
甘っちょろいことがよく解ったんです。

その読書が、感受性や情操の生みの親になりました。
生活苦から生じる家族間の微妙な空気。
人の情けはもちろん、卑下するような世間の視線にも
かなり敏感になります。
隣村から来たというだけで(田畑なし)
“よそ者扱い”する村の慣習を目の当りにするし、
学校の成績や運動能力などで品定めされるとあって、
子供ながらにも頑張ったような気がします。(笑)

おかげで物質的な豊かさに憧れ、
適度なハングリー精神が産まれました。
だからといって強欲ではなく判官贔屓ぎみで、
情にもろい女子になりました。

ハングリー精神は、自立心を養います。
働き、学び、19歳で自活していました。
自由を手にするための努力がどんなに心地良いものか。
そんな些細なことに喜びを感じられたのも、
貧しい家庭環境のおかげだったんです。

もし、物心ついたときすでに、全てのものが
用意されていたとしたらどうでしょう。
玩具から絵本、音楽や楽器、ペットなど、
それこそ年齢に応じた完璧な品揃えの環境です。

過去に、そんな育てられ方をした女性(30歳)を
診たことがあります。
精神病院を経営する医師夫婦の娘でしたが、
うつ状態が改善しないということで、
専門学校同期の友人(医師の息子)から頼まれたんです。

会話の足掛かりとして、彼女の趣味を聞きました。
すると……『欲しい物も、やりたいことも、なにもないんです』
彼女が、ボソッと言いました。

『ふ~ん、何もせぇへんのが趣味なんや。ええな!』
けど、欲しいものがないって羨ましいわ。
私なんか欲しいものだらけ。きりがないほど。
どうやったら、そんな心境になれるん?』

『私は、欲しいものがある人、羨ましいです』
(。・?_?・。)ムゥ……。

話し込むうちに、彼女は『うつ』ではなく、
単なる不感症だと判りました。
喜怒哀楽を感じられないので、欲もないんです。
その原因もはっきりしました。
裕福で多忙な親が、三つ子の魂時代からモノを与え続け、
幼子の好奇心や欲求の芽を削いでしまいました。
成人した後も働いたことがなく、
親が財テク用に購入していたマンション(5戸)の一室に住み、
生活費や小遣いを潤沢に与えてもらっていたんです。

翌日、友人に報告しました。

『彼女さぁ、ただの“お姫様症候群”じゃん。
よく寝るし、不定期だとしても食べてるし。
かなり無気力やけど、それも個性と違うん。
住まいも生活費も親に依存するばかりで、
自力で何とかしようって気、ないじゃん。
発作的に、その罪悪感で沈みがちなんだろうけど、
そこに私が介入するのはオカシイやんか。
私が言って変わるくらいなら、とうに変わってるわ。

あのな、自分が躁鬱剤飲んでるからって、
彼女を私に託さんといて……。
そもそも安易に薬、飲みすぎや!
結婚するんやろ?
二人とも両親が医師で生活には困らんとしても、
鍼灸科ごときで6年も通ってどうすんねん!
さっさと卒業して、兄ちゃんたち(医師)の
力借りてでも開業せんかい!』

と、まぁ…激を飛ばして突き放しました。(^_^ ;)

その後、彼女は病院を手伝うようになり(医療事務)
役職手当込みで60万の給与をもらい(((ʘ ʘ))
友人は開業したものの1年であっさり廃業。
スピ系、さとうみつろう氏の追っかけしたりして、
遊び人やってるみたいでした。(o´_`o)ハァ・・・
以来、電話があってもそっけなくして縁を切りました。

数年後、ウユニ塩湖でピースしている二人を
偶然にもYouTubeで見ました。
もちろん『いいね!』なんてしません。
アホくさくて……。(笑)

このパターン、売れっこ俳優の息子なんかにいますよね。
何不自由なく育てられ、女&麻薬コースまっしぐら。
芸能誌を賑わす、立派な“あかんたれ”です。(^_^ ;)


!(・。・)…そうそう!
自分の宿命でただひとつ、女に生れたことは不満でした。

男に比べて女は、うわさ話や愚痴が多く、かしましい。
少しでも自分を奇麗に見せようと費やすお金や、
エネルギーが膨大過ぎて、共感など無理でした。
ああ、めんどくさい。付き合ってられん。
男に生れれば良かったのに……。
そう思っていたわけです。

実際、よく人に言われました。
爺さまあたりから、
『あんた、女にしておくのはもったいないなぁ!』
オバちゃんあたりから、
『あんた、半端な男よりずっと男らしいなぁ!』と。(笑)

正直、その不満が払拭できたのは、神秘体験や、
過去世のフラッシュバックが生じた後のことでした。
私、男の生を何度も生きていました。
だから、詳細は伏せますが理由が判りました。
今生の女性生は、母性を学ぶためだったんです。

公表してもかまわない徴候のひとつとして……。
子宮が未成熟でした。

そもそも出産は、私にとって地獄でした。
子宮内腔が浅く着床率が悪いために、
妊娠しても即、切迫流産をくり返したりして。
結局、黄体ホルモンで妊娠を持続させたのですが、
子宮口の開きが悪くオキシトシン(陣痛促進剤)を使用。
使う量によっては母体の子宮破裂や、
胎児の脳障害を引き起こす危険なホルモン剤です。

通常、陣痛が1分間隔になって分娩台に乗るのですが、
それから4時間というもの激痛に晒され、
死んだ方がましだと思いました。
それでも、とどのつまり鉗子分娩になり、
子宮口から肛門括約筋までが裂け、後々までつらいことに。
で、医師が言うんです。
『あんた、次のお産は手入れて引っ張りださんとアカンわ。』
(((ʘ ʘ))…そ、そんなアホな……(×_×;)。

お産の苦痛ほど個人差の激しい状態はありませんが、
もうね、こんな体験をするのは二度とゴメンで、
夫婦の営みも拒絶気味になります。

男の生が多かったからでしょうか?
若いときから“色気”というものがありません。(笑)
“好きだ!…愛してる!”とか言われても、
『何言うてんの?‥お互い、まだ何も知れへんのに』とか、
『とかなんとか言って、釣った魚に餌いらん違うん?』とか、
男女のことは、妙に醒めた感覚になってしまうんです。

その傾向は名作映画を鑑賞していて顕著です。
美人ですが『風と共に去りぬ』のスカーレット(主役)は嫌い。
軟弱なアシュレー(メラニーの夫)も嫌い。
メラニーの生きざまが好きだし憧れます。← なれませんが。

といって、ラブストーリーより、
ウィル・スミス主演の『幸せの力』とか、
ブルース・ウィルス主演の『アルマゲドン』
トム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ』
『LION ライオン/25年目のただいま』など、
人としての生きざまを描いた作品が好きなんですねぇ。

これらは勇気や希望、何が大切かを示してくれますし、
人に良い影響を与えてくれるものばかり。
だから俳優と脚本家の両方を好きになります。(笑)

書籍や映画の持つ力は実に偉大です。
自分は何者なのか。(どう感じ、思うのか)
どう生きたいのか。
書籍や映画は生き方のサンプルだと思います
それらの多くは、自らの『運命』の道筋に、
大きく影響すると思うのは私だけでしょうか?


人生とは自分を見つけることではない。
人生とは自分を創ることである。
        バーナード・ショー

自分の運命は自分でコントロールすべきだ。
さもないと、誰かにコントロールされてしまう。
        ジャック・ウェルチ


さて、4月いっぱい、ブログを休みます❢

(*′☉.̫☉)…ネタ切れか? って?
まぁ確かにネタは枯渇ぎみですが、それよりも何よりも……。

実はスギ花粉ピークの頃、瞼がバンバンに腫れて眼科へ。
目の痒みはないのですが、ショボショボ感と涙が止まりません。
(点眼はしていますが、当たりはずれの感)

出かけるときは花粉防御眼鏡つけますし、
パソコンの輝度を落とすとかしても、いまいち。
スギからヒノキに変わっても、変わりません。
PM2.5を含む黄砂の多いときは最悪。(×_×;)
この季節には鉢物の植え替えも必要なんですが、
屋外で長時間ってのは無理。
とにかく目を休めるのが一番のようです。

45歳くらいまで視力はず~と2,0だったので、
老眼の進行が早く、すぐに眼鏡が合わなくなります。
見にくい眼鏡を使うと乱視がひどくなり、
乱視がひどいと、新しい眼鏡の度を決められない。
『調節機能解析装置』で決めると良さそうですが、
その検査機器を設置しているのは大阪府下では2か所ほど。
えらく遠方なんです。

もうね、ひどいときはPM7時に寝てます。
テレビも字幕などは追えなくなって……。(◞‸◟;)
相変わらず朝は2時~3時に起きますが、
眼が楽に感じるのは、朝の2~3時間のみです。

そんなことで、しばらく休みます。
再開した折には、また読んでやって下されぇ~! (* ・´з)(ε`・ *)chu♪

言葉は魔法

気づく
04 /09 2019
       超音波の波長
超音波  

 身近な電磁波の波長
身近な電磁波の波長
                                         

ある一言が人生を変えた❢
皆さんにも、そんな経験があるでしょう?
もちろん、どう変わったかは人さまざま。

救われた。
前向きになれた。
勇気が湧いた。
優しい気持ちになれた。
あるいは……。
幻滅した。
やる気が削がれた。
夢を打ち砕かれた。
殺意を覚えた。
な~んて、ネガティブな思いに晒されたことも……。


さて、洋の東西を問わず、言葉はよく
“言霊(ことだま)”とか言われますよねぇ。
旧約聖書では『ルーアハ』新約聖書では『プネウマ』。
息や風を意味するそうで、日本語では言魂とも言うようです。
言葉は霊?…言葉は魂?……。
なぜ“霊魂”なんでしょうね。

思うに……言葉が“音波”というエネルギーで、
しかも“感情”を内包しているからだろうと思います。

意識がなんなのか、医師や科学者にも語れる人はいませんが、
私たちは実感として、感情=意識だと知っていますよね。
で……心理学なんかでは意識を分類。
顕在意識や潜在意識(無意識)などと分けて
臨床に応用しているわけです。

その意識……実は人によって波長が違います。
波長が合う、合わない、なんて言いますよね。
振動(バイブレーション)の波長が、それぞれ違うわけです。

といっても、人の波長の違いを測定する機械はありませんので、
音波や電磁波の波長を比較した冒頭の画像を見てください。
目には見えないX線やγ線、紫外線や赤外線も、
それぞれに波長をもっていることは一目瞭然です。
それらはコンクリートでも伝搬しますし、
コンクリートの中を伝播する超音波
素粒子の仲間のミューオンを利用して、クフ王の大ピラミッドを透視。
ジャンボジェット機がすっぽり収まる空洞さえ発見できたというわけです。
ミューオン

さて、信じがたいでしょうが、花も樹木も水も、
固まりの代表のような鉄や岩さえも……。
森羅万象の全ては、それぞれの周波数で小刻みに振動して、
その形を維持しているみたいですよ。

岩が振動している?
バカ言っちゃなんねぇ❢ と思うでしょう。
してるんですね。これが……。

顕微鏡で物を観察すると、それが本当は固体ではなく、
数百万もの現象の複合体であることが解かる。
一定のパターンで走り回り移動する細胞たちのように、
いっぺんに様々なことが起こり、
それが大きな現象として現れていることが解かる。

あるとき、無数の原子、中性子、微粒子が
びっしり詰まった岩があった。
この粒子は一定のパターンで勢いよく走りまわり、
移動していたが、スピードがあまりにも早いので、
岩自身は全然動いているようには見えなかった。
岩は、ただ存在していた。
日光を浴び、雨に打たれ、全く動かずにいた。
動かないひとつの岩が幻想なのか。
それとも、バラバラに動いている部分が幻想なのか……。
これが宇宙論。
あらゆるものに通じる“永遠の真実”なのだ。
 ニール・ドナルド・ウォルシュ著『神との対話』より


ちょっと補足すると……。
300年前まで、人類は細菌やウィルスの存在を知りませんでした。
原因不明の病気に罹ると、祟りだの悪霊だのと祈祷師を呼んだりして。(笑)
ですが顕微鏡の進歩によって微生物や細菌の動きが確かめられました。
とはいえオペのために腹部を切り開いても、それらは見えません。
まして細胞たちが動き回り、死んだり生まれたりしていることも、です。
臓器が幻想なのか、細胞たちがうごめいていることが幻想なのか…。(笑)

で……話を元に戻します。
感じることはあっても、私たちには人が放つ振動なんて見えません。
ですが、言葉は強力な振動エネルギーですから、
意識と混ざることで“現実を創る力”があります。(思念動画)
あなたの…私の発する言葉が、現実を創るのですねぇ。

その解りやすい例として……。
鉄人21号や鉄腕アトム(古っ)の時代から、人々はロケットに憧れました。
今では宇宙旅行、UFOとの遭遇、宇宙ステーションの全てが具現化。
映画『ターミネーター』のアンドロイドはすでに商品化されていますし、
コンピューターを介した人の脳の移植も可能な時代に……。
この地球という三次元の星では、思考や言葉、行動が、
現物(もの)を創り出すんですねぇ。

ちなみに四次元以上の思考だと(個人的な体験)、
『固まり』ではなく、立体画像として出現します。
心に思い浮かべただけでモノや場所が現れますが、
思考が映像を創ったのか、それがある所に
自分がテレポーションしたのかは判りませんが。(^_^ ;)

おっと、脱線しそうです。
しつこいですが、言葉は現実を創ります。

『お前はダメな奴だ』と言われ続けると、
言われ続けた人は徐々にダメになっていきますし、
『優しい人だね』と言われ続けると、
優しい言動をするようになり、
『きれい好きだね』と言われ続けると、
汚れが気になるようになっていくというわけです。

これ、心理学では『ラベリング』と言います。
『レッテル』は他者への決めつけみたいに使われますが、
意味は同じでポジィティブな自己暗示法なんですね。
具体的には……。
自分はなんでも出来る人間だ!
自分ならきっとうまくやれる!
というイメージを自らの脳に植え付ける。
実際、成功している人や、お金持ちは、
無意識にラベリングをやっているのかも、ですね。

そんなことから、言葉は使いようで魔法のツールに。
良い言葉を使えば自分自身を奮い立たせる力になり、
他者の精神を救う言葉になる反面、
悪い言葉を使えば自身の可能性を閉ざしてしまったり、
恨みを買ったりする……表裏一体のものなんですねぇ。

特に、人を褒める言葉が重要だそうですよ。
実は人の言葉の記憶というのは結構曖昧なもので、
その言葉の意味、単語だけで脳に登録されるんですって。
たとえば『魅力的』や『才能がある』など人を褒めるとき、
脳には『魅力的』や『才能がある』という言葉だけが認識され、
人に言ったものでも自分の脳内では、
自分が『魅力的』や『才能がある』と認識されるそうですよ。
人を褒めれば褒めた分だけ自分にも、
その言葉の作用が働くって、目からウロコじゃないでしょうか

俗に言う『ポジティブ思考』のほんの一例です。

疲れたとき → 今日も頑張った。
落ち込んだとき → 大丈夫!
大きな失態をしたとき → それも経験、肥やしになる。

もっとも効果を発揮する言葉として、
『ありがとう!』だそうです。
ハワイに伝わる癒しの秘法“ホ・オポノポノ”とか、有名ですよね。
『ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛してます。』
この言葉を言うだけで、自分の心をクリーニングできるとか。

とくに『ありがとう』は、自分が人に言ったり、
人が自分に言ってくれるわけですが、
どちらにしても自分の脳の中では同じ効果を持つようです。

落ち込んでいる時は誰もがネガティブな言葉を発しちですが、
自分を騙すかのように言葉を発する事で、
( ˘ ³˘) 本当に脳が騙されてくれるというのが面白いですねぇ。
この法則を知っていると生きやすいですよ。

言葉にこそしませんが、私だって頭にくるとつい、
アホ❢ ボケ❢ カス❢と思ってしまいます。
ですがすぐに、何者かに向かって“ごめんなさい”するんです。
連れ合い相手の現実では、次のような感じです。

『なに言うてんの。アホじゃ!‥‥なぁ~んちゃって❢』
みたいに焦点をぼかすわけです。
大阪弁って嫌みがなくて便利です。(^_^ ;)


ところで、あなたの人生を変えた『魔法の言葉』ありましたか?
差し支えなければ教えて下さい。

ちなみに私は……!(・。・) “悩むな!考えろ!”でした。
視点を変えて見た世界が、今の私を創ったのです。(^_^ ;)
悩むな!考えろ!

知らぬが仏?

気づく
04 /02 2019
ページ里山 朝靄の棚田

過去記事『オバちゃんのフォトエッセイ21話』から、
意図的に『幻想』を掲載します。
     

早朝の山々は、ときに幻想的で美しい。
空気中の水蒸気が冷えて水の粒になり、煙のように見える。
いわゆる朝霧だとわかっていても、夢を見ているような心地になれる。

深山幽谷、落ち武者の里、忍者の隠れ家、狐の嫁入りなどなど、
さまざまなキャッチフレーズが頭に浮かぶ。
誰もが詩人になれるような光景だ。

霧が晴れると、思考も幻想から覚めるのだろうか。
突如として霧や靄、霞の違いを知りたくなる。

気象観測では、水平視程が1Km未満の場合を霧(きり)といい、
1Km以上は靄(もや)と言い分ける。
(・_・?)……なんのこっちゃ、と思う。

では、霞(かすみ)って何だろう?
広辞苑では、微細な水滴が空中に浮遊するため、
空がぼんやりして遠方がはっきりと見えない現象を言うらしい。
フムフム……要するに、かすんでいる、ってことだ。

といっても、文学の世界観は少し違う。
平安時代の頃は、春立つのを霞(かすみ)、
秋立つのを霧(きり)と呼び分けて詠い、
現代でも、夕もやなどは晩靄(ばんあい)、暮靄(ぼあい)
などと表現される。

( ´△`)アァ- 調べなければ良かったかも。

幾重にも連なる山並みのグラデーション。
淡いブルーや紫、グレーなどの微妙な色彩に彩られる夢の世界。
その絵画的な美しさこそが命だったのに……。



人生において、こんなこと多くないですか?

水平線では、ひとつに溶け込んでいるような海と空。
けれども行っても、行っても、交わることない海と空。
遠目には交わっているように見える線路。
けれども行っても、行っても、交わることない二本のレール。

男女の関係を謳うと、
ラテンほど哀愁漂うメロディはないかも、です。
例えば……♬海と空♬ 
どんな曲かというと…… 海と空(YouTube)
★『トリオ・ロス・パンチョス』がお勧めですが、
 古すぎてYouTubeに残ってませんでした。

♬青いということでは同じだわ。
 それから遠い所でひとつに溶け合っているかのようにね。
 でも忘れない方がいい。
 空はいつも空。
 決して、決して、決して
 海がたどり着けるようなものではないわ。
 許して欲しいわ。こう言うことを。
 わたしが空で、
 あなたはやっぱり海なの ♬


この曲には、個人的なエピソードがあります。
19歳の頃、13歳も年上の男性から情熱的な告白を受けました。
若い事業主で人柄も良さそうでしたが、
国際結婚(タイ人)の下見に旅立つ予定だったので、
やんわりですが、明確にお断りをしました。

すると一週間後、勤務先に小包が……。
封を開けると、この曲のテープが入っていたんです。

ん?‥‥何が言いたいの? と想像を巡らせました。

僕は思いつめていたけれど、僕と君は“空と海”?
君の愛する異国の彼も、所詮は“空と海”?
ただ、自らの感傷的な想いを届けたかった?

哀愁を帯びたその曲を聞くと、妙に悲しくなりました。
未来を暗示されているようで……。
ですがこの曲、40数年経った今も原語で歌えます。
『べーサメ・ムーチョ』などとともに、
『トリオ・ロス・パンチョス』が好きになったきっかけです。


で……ふと思うんです。
“知らぬが仏”とはよく言ったもので、
男女関係に限らず、知らない方が幸せなのでは? と。

たとえば白銀の世界。
荒れ果てた廃屋や、雑然とした街並み、
山積する廃棄物などの全てを覆い尽くす純白の世界。
満開の桜に心躍らせ、名残の桜吹雪に酔い痴れる老若男女。
乱舞するホタルに魅せられ、夢見心地になれる夏の夜。

やがて、桜の花弁は泥にまみれ、
ホタルは七日で死に絶えると知っていても、
私たちは、その顛末には関心が向かないんですねぇ。


3.11……東北の漁村や町が消えました。
そこで暮らしていた人々の“思い出”だけを残して。

2019現在、死者 1万5897人、行方不明者 2534人、震災関連死者3701人 
なんと、22,132人の方々が亡くなられました。
しかも各地に散らばった避難生活者数は約5万4000人。
未だにプレハブの仮設住宅住まいの方が約5000人いらっしゃるんですねぇ。

この数字のトータルは、私が暮らす河内長野市人口の60%にもなります。
が、しかし……現地の復興が進んで風景が様変わりしていくと、
良くも悪くもですが、あの悲惨な出来事に対する感情が褪せていきます。


かつて、海沿いの町村では原発景気に沸きました。
原発着工から運転開始までの10年間で、
約481億円もの莫大なカネが地元に流れこみ(交付金)、
50年間の総計は約1359億円というケタ外れの額になったんですねぇ。
さらに、運転開始後は巨額の固定資産税収がプラスされます。
道路は整備され、立派な施設が次々と新設されるばかりか、
莫大な漁業補償が支払われます。

私の故郷である伊方原発の漁業補償は、年間600万円でした。
漁ができないわけじゃなく、海水汚染に対する『口止め料』みたいなものです。
しかも電気代はタダ……漁村では新築が流行りになったほど。
人々は原発の恩恵に湧ひれ伏すほど、ハッピイだったわけです。(笑)
喉元すぎれば

で……福島の事故。
津波よりも怖い放射能漏れの恐怖。
電力会社と政府は“非難の的”になりました。

そのTV中継に釘付けになった伊方町の人々。
貰うもの貰って、新築して、悠々自適に暮らしていた漁民たちは、
誰からともなく原発反対運動に揺れていきます。
その様子を大阪で見ていた私としては正直……。
『オイオイ、原発の恩恵にひれ伏してたんは誰やねん❢』
なんて思ったものです。(^_^ ;)

ところがどっこい!
福島の事故から7年……伊方原発は再稼働してしまいました。
反対運動は一過性だったようで、町民たちはその恩恵に屈したようでした。

『町長や、偉い先生方が言うにはの……、
福島は気の毒やったけんど、あがいなこと、伊方では起きんがと。
原子炉の冷却装置も完全らしいけん……』 
『よぉ、ほんなら電気代もタダのままで保証も続くが?
後のことはどうでも、子供らはみな大阪やし、
わしらが生きてる間さえ何もなかったらええがよ……』

村民たちの“ひそひそ話”が聞こえてきそうです。
思考(懸念)は、すっかり初期化。
偉い人の言う原発の安全神話に期待して、豊かに暮らしたい。
深刻な現実を知りたくはないのですねぇ。(^_^ ;)


その昔、58歳の鴨長明(1155?-1216)が『方丈記』を書きました。
京都に住んでいた鴨長明は、1177年『安元の大火』、
1180年『「治承の竜巻』、1185年『元暦の大地震』や、飢饉などを体験。
家々があっけなく崩れ去り、多くの人が亡くなったのを
何度も見ているんですねぇ。


ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖(すみか)と、
又かくのごとし。

現代訳
流れ過ぎていく河の流れは途絶えることがなく、
それでいてもとの水ではない。
よどみに浮かんでいる水の泡は、一方では消え一方ではできたりして、
長い間とどまっている例はない。
この世に生きている人と住む場所とは、またこのようである。


!(・。・)…『方丈記』って、形あるものの無常を書いていると思いますか?
それとも“移り行く人の心”を書いているのでしょうか?

(*′☉.̫☉)えっ?‥‥わたし?
両方じゃないでしょうか。
幻想的な美しい風景(関係、関り)と、リアリティの両方を心に刻むこと。
それがどんなに大切なことか。
自然界は、そのギャップをいつも見せてくれると思っています。

ライオンやヒグマなどと戯れている人とか、たまにいますよね。
見てると微笑ましいし、羨ましいとも思いますが、
何かの拍子に野生のスイッチが入って、悲惨な結果になったりします。
動物との意思疎通に絶対的な自信を持っていたムツゴロウさん。
外国のある場所で、指、食いちぎられました。(^_^ ;)
野生動物の美しさ、気高さを愛でる眼差しと共に、
爪や牙の鋭さ、戦いぶりの獰猛さなどを想定しないと、ですよね。

人間関係の♬海と空♬についても、長い年月を経て消化吸収。
今では核酸(DNAの栄養素)レベルの栄養になりました。
海と空は互いが、その素晴らしさを認め合うことで“ひとつ”になれる。
私たちはもともと……。
海と空(宇宙)、森羅万象を創造した“ひとつの意識”ですから。(^_-)-☆


衝撃の書

存在の理由
03 /26 2019
      ユヴァル・ノア・ハラリ
      ユヴァル・ノア・ハラリ氏    

すでに読まれた方もいらっしゃるかも、ですが、
書かずにはいられないほどの衝撃を受けた、
二冊の本の紹介です。

ひとつは『サピエンス全史』
人類250万年の歩みを全く新しい視点で読み解いています。

学者が執筆する人類史や、進化論的な解説書は
硬く退屈なものが多いですが……。
この本は冒頭の20ページを読んだだけでワクワク。
小説を思わせる表現と展開に期待感が躍動します。

語彙力こそが教養とか言いますが、
まずはハラリ氏の知的レベルの高さに圧倒され、
視点の斬新さや、ユーモアセンスに感服させられます。
ともかく内容がわかりやすくて、面白いです。
例えば……。
35億年前のビッグ・バンに始まり… → それが『物理学』
30万年ほどのち、分子と原子の相互作用で… → それが『化学』
38億年前に誕生した生物… → それが『生物学』 
7万年前にホモ・サピエンスという生きものが… → それが『歴史学』 

壮大で複雑怪奇な人類史を、こんなに易しく展開させるなんて。
しかも、7万年前のホモ・サピエンスを語りながら、
同時進行で産業革命や、IT時代のホモ・サピエンスに繋げるとは、
それはもう“さまざまな衝撃”で埋め尽くされた内容なんです。(笑)


それに続く新刊『ホモ・デウス』では、
AIやVR、ゲノム編集や人体拡張技術が席巻する未来を大胆に予測。
恐怖で震えを感じるほどです。(二冊とも上下巻あり)
この本は全世界1000万部を超え、ビル・ゲイツや
ザッカーバーグらも絶賛する驚異的ベストセラー になりました。

著者は『知の巨人』ユヴァル・ノア・ハラリ氏 43歳
そのプロフィールは
・ヘブライ大学で地中海史と軍事史を学ぶ。
・オックスフォード大学で博士学位を取得。
・現在の専門は世界史とマクロ・ヒストリー
・ヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授
  ★マクロ・ヒストリー
    歴史の究極的な法則性を探求し、長期的、
    巨視的な傾向を見いだそうとする学問


『サピエンス全史』の執筆において、
ハラリ氏は人類史の全域に渡る調査を行いました。
それは石器時代に始まり、21世紀における政治的、
技術的な革新にいたるまでの壮大な調査。
ホモ・サピエンスの進化全域を対象としました。
それはもう、専門家もたじろぐほどの高密度のリサーチ力。
歴史家たちの持論を紹介はしても否定することはなく、
説得力に満ちた独自の解釈を織り込んで展開していきます。

例えば……。
脳が大きく力の強い種族だったネアンデルタール人が、
ホモ・サピエンスによって掃討されました。
それはなぜか?
答えは特別な力…“フィクションを信じる力”だと言い切ります。
ネアンデルタール人のような個人プレイではなく、
想像力を駆使して計画を立て、チームプレイに徹した結果だと。

また、農業の始まりに関して斬新な見方をしています。
人類は穀物を育てるために働く時間が長くなり、
作物の出来不出来によって飢餓のリスクが増え、
貧富の差が生まれ、農耕民同士の争い事も増えたと。

さらに農業に関してユニークな見解を持っています。
穀物の側から見れば、ホモ・サピエンスは一年中、
朝から晩まで世話をして仲間を増やしてくれる存在。
自分たちを世界中に広げてくれる都合のいい働き手であり、
小麦が人間を家畜化した?(((ʘ ʘ))……と言うのです。

続編の『ホモ・デウス(神になった人間)』では、
『生物工学』や『ゲノム編集』『ミニマル・セル(人口生命体)』など、
人間は神の領域に立ち入り、後半では人間の助けとなっていたAIが、
人間をのみ込んでいくと展開していきます。
その内容を少し……。

生物工学の分野では、人の心と体のグレードアップがカギ。
すでにスェーデンなどでは、人体に埋め込んだ
マイクロチップによる現金決済などが行われていますが、
身障者に対して補助器具を装着するのではなく、
頭部に埋め込んだマイクロチップ、あるいは、
機械との一体化で人体機能をグレードアップするそうです。

例えば脳神経6万5千回線をコンピューターと結んで、
視力や聴力を補うことが可能になっています。
(2020年には臨床段階に)
これは人が誰かに会っている間、機械の手が
台所で皿を洗っていることを可能にする技術だそうで、
このシステムを開発したアメリカのDARPA社は、
同じ方法で戦闘機を遠隔操縦することも可能だと
国防省にアピールしているんですって。

ゲノム編集分野では親のない生命体“ミニマム・セル”が誕生。
その目的は、病気や体質改善対応のはずが、
中国では一足飛びにデザインベービーを創ってしまいました。
もっとも、この国では人の体細胞のゲノム編集が盛んで、
世界各国から注文が殺到。(中国 サイヤジン社)
NHKの取材に際し、責任者は得意げに言いました。
人間を含む多くの生物のゲノム編集が確立していると……。

さて、ここからが“えらいこっちゃ❢”なんですよ。

脳や体を創る方法が判ると、
ホモ・サピエンスは“神”になります。(ホモ・デウス)
裕福な人々はこぞって、美しい顔や、
能力の高いデザインベービーを創ろうとします。

AIやバイオテクノロジーに携わる有能な人々。
人の脳や体を創る方法を知っている人々。
それらの“ホモ・デウス”は超エリート集団。
一方、それを知らない人々は“無用者階級”となって
絶滅の憂き目に晒されるかもしれないそうです。

ハラリさんが最も懸念しているのは、
人間そのものの価値が失われていくこと。
例えば、感情や主観などがあるから解決できた問題も、
“意識”のないAIには不可能。
損得や効率、有能か否かが人の価値を決定ずける。
ハラリさんは、そのことを視聴者に問いかけています。


この本が出版されたのは2016年だそうです。
YouTubeで公開されているハラリさんの世界史講義は、
視聴回数が数十万回という人気を誇っている他、
『A Brief History of Humankind(人類史概論)』という
英語での無料オンライン講座を開講しており、
全世界で10万人以上の受講者がいるそうです。


NHK BS1 スペシャル『“衝撃の書”が語る人類の未来』。
その再放送を見て仰天した私は、迷わず現物を買いました。
(上下巻で6千円以上ですが、Bookoffだと半額)
Kindle版もありますが、やはり紙の本が好きだし、
保存版として取り置きたいと思って……(^_^ ;)

!(・。・) そうそう! 
BS1 スペシャルの番組中、ジャーナリストの池上彰さんが
ハラリ氏にインタビューするシーンがありました。
その質疑応答の様子では、池上さんもタジタジでした。(笑)

冒頭の画像を見てわかるように、
ハラリ氏って端正な顔立ちをしていますよね。
その表情から受けた印象は“透明感”。
肉体を持った高次元の意識体に思えました。(笑)

さらに……。
彼には“夫”がいるんですねぇ。
ハラリ氏は自らがゲイであることについて、
自身のYoutubeチャンネルにおいてQA形式で語っています。
YouTube
その一部です。

あなたがゲイであるという事実は、
科学研究に影響を与えましたか?


とっても。
ゲイの男性にとって、人が作り出したストーリーと、
リアリティとの違いを理解することは極めて重要です。
同じ能力が、科学研究にとっても極めて重要なのです。
私が若い頃、男の子はみんな女の子を好きになるものだと言われました。
そして、私はそれを信じていました。
それは人間が作り出したストーリーに過ぎないのだと気付くまで、
長い時間がかかりました。
男を愛する男もいるのがリアリティーで、
たまたま私もその一人だったのです。



ハラリ氏の“存在の理由”は、なんなのか?
わたしは今、長い時間をかけて、それを考えています。

実はこの本、イスラエルではは2011年に出ているんです。(原著)
なんとその時点で著者は35歳……なんと早熟なことか。
この若さで、あらゆる分野の学問を熟知。
瞑想はしても、宗教は完全否定。
夫と“農業共同体”のようなところに住みながら、
世界に衝撃を発信し続けるハラリ氏。

彼が影響を受けた人物が、
アメリカの進化生物学者、生理学者、生物地理学者である
ジャレド・ダイアモンド博士というのも、興味深いですねぇ。


唯一私たちに試みられるのは、
科学が進もうとしている方向に影響を与えることだ。
私たちが直面している真の疑問は、
『私たちは何になりたいのか?』ではなく、
私たちは何を望みたいのか?』かもしれない。
この疑問に思わず頭を抱えない人は、
おそらくまだ、それについて十分考えていないのだろう。
           ユヴァル・ノア・ハラリ




もったいない

風子のスピ要覧
03 /19 2019
          プララド・ジャニ


画像の爺さま、ご存じでしょうか?

70年間、飲食せずに生きるプララド・ジャニ氏(87歳)。
食べないし飲まないので、排泄もしないようです。
その不思議を解明しようと医師たちが検査を重ねましたが、
結局のところ、なぜ生きているのかが解からないそうです。

彼はサドゥ(行者、苦行僧)のひとりだそうです。
サドゥとは家や仕事、家族を持たない存在で、
インドの法では死者という扱いをされています。
そのサドゥ、インド全域とネパールには、
なんと400万人から500万人いるというから驚きです。
(偽サドゥや、観光サドゥもいる)

修行を経て宗派の認定を得た本物のサドゥたち。
彼らの目的とは、なんだと思います?
!(・。・)……『悟り?』
そう思うでしょう?
どっこい!
『悟り』は、仏教の開祖である仏陀の造語。
彼らが目指すのは『梵我一如』なんですって。

梵我一如
紀元前1000年前のウパニシャッド哲学の真理で、
宇宙の根源ブラフマン(梵)と人間の本質アートマン(我)
の両者が究極的に同一であることを認識すること。
その真理を知覚することによって輪廻の業(ごう)、
すなわち一切の苦悩を逃れて解脱に達することができる。

いわゆる輪廻転生を省略(スキップ)して、
『ワンネス』に留まることなんですねぇ。
ん?……それが可能な魂って、
1000回生まれ変わったキリストくらいなんですが……。(^_^ ;)

このウパニシャッド哲学は仏陀生誕の
さらに500年以上も前からあった
ヒンドゥー教の聖典のひとつらしいです。

★ヒンドゥー教(開祖なし)
 ・インダス文明時代の土着信仰から生まれる。
 ・バラモン教(アーリア人の)と融合した多神教。
  仏陀はヴィシュヌ神の9番目の化身とされている。
 ・『悟り』をひらくという概念はない。(悟りは仏陀以降)


それにしても……。
400万人から500万人が、
『梵我一如』を知覚するために、
世捨て人、やってるって?

寝る間も惜しんで瞑想したり、
何十年も片手を挙げ続けたり、
後ろ向きに歩き続けたり、
立ち続けたりすれば、
輪廻の業(ごう)を回避できるって?

( ̄~ ̄;) ……な、なんでやねん❢
ってか、なんともまぁ……もったいない。

どんな人生ストリーでもいい。
私たちは喜怒哀楽の全てを
“体験するために”生まれたんですよぉ。

もっとも前回の記事に書いたタデウスゴラスのように、
瞬時に覚醒する人もいますが、
たいていは懸命に生き、輪廻を重ねることで、
誰もが『梵我一如』に至ると思うんです。


インドという国の特徴

●世界のIT業界を左右する技術者を多数輩出する。
●53.2%が携帯電話を持っているのに、トイレ付の家は46.9%。
●自宅近くでも道路でも、至る所でゴミを捨てる習慣。
●汚水が未処理のまま水源に流され水質汚染MAX。
●それによって人々の健康が脅かされている。
●『梵我一如』を目指して生きる人が400~500万人。

なぜ……(。・?_?・。)

インド人は、この世の一切を『苦』と捉えます。
輪廻転生を信じてはいるようですが、
今生の『一切苦』は、自らのカルマのせいだと信じて
“悲観的運命論”を受容している感が強いわけです。
端から、この世に絶望しているわけですから、
自らにはもちろん、政府にも期待しない。
パイプラインや公共施設の整備が遅れている要因のひとつとして、
そんな国民の悲観意識が拍車をかけているんですねぇ。

カースト制度は廃止されても、
マハラジャたちには膨大な年金を払い続けた政府。
未だにマハラジャ(藩王)は特権階級のようで、
平民との格差は広がる一方のようです。
世界のIT業界を左右する技術者たちって、
多くはハラジャの子孫たちなんでしょうね。

これほどの格差社会ではふつう、
大衆による革命とか起きるのでしょうが、
肝心の大衆は運命論を受容するばかりで『梵我一如』ですもんね。
日本の改革、明治維新……その立役者のような人いないんでしょうか。
せめて生命維持のための基本政策を打ち出す議員や、国家元首がねぇ。
いるようで、いないも同然なんでしょうか。

行きたくない国のひとつですが、
インドって、摩訶不思議な国ですよねぇ。
釈迦や、ガンジーに限らず、次のような覚者を輩出しているのに……(^_^ ;)


すべての人が、道を知っている。
わずかな人だけ、道を歩いている。
心に、差別なきことを、正と言い、
心が、差別をすることを、邪と言う。
求めること有れば 皆、苦であり、
求めること無ければ、皆、楽である。
 
     菩提達磨(5世紀後半~6世紀前半)
     通称 達摩大師。インド人。中国に渡って禅宗を伝える。


数千年も経ったら、
あらゆる生物が進化していることでしょう。
ですが数千年経っても地球人の“伝承真理”は同じ。
『意識の進化』って、超がつくほど難題なんでしょうね。(*´ェ`*)


風子

1952年、愛媛県生まれ。
子供時代は予知夢をみるような、ちょっと変わった子供。

40歳の頃、神秘体験をきっかけに精神世界を放浪。
それまでの人生観、価値観、死生感などが一新する。
結果、猛烈営業マンから一転、43歳で鍼灸師に転向。
予防医学的な鍼灸施術と、カウンセリングに打ち込む。

2001年 アマチュアカメラマンの夫と、信州の小川村に移住。晴耕雨読の日々を夢見るが、過疎化の村の医療事情を知り、送迎つきの鍼灸院を営むことに。

2004年 NHKテレビ「達人に学ぶ田舎暮らし心得」取材。

2006年 名古屋テレビ「あこがれの田舎暮らし」取材。

2006年 信越テレビ「すばらしき夫婦」取材。
      
2008年 テレビ信州「鹿島ダイヤモンド槍を追え」取材。

2012年 12年の田舎暮らしにピリオドを打ち大阪に戻る。