ワイルドライフ ①

 31, 2017 00:05
大阪に戻って、4年目の夏が来ようとしています。

早朝ウォーキングの途中、草むらに座り込んで休憩していると、
な、なんと、オコジョが通りかかりました。(ムチャクチャ可愛い!)
驚いて……(((ʘ ʘ;)))互いの目が点……。
小川村で見かけた真っ白ではなく、茶色の夏毛でしたが、
しばらく見つめ合った後、姿を消しました。
(!(・。・)b …こんなところでも、いるんだぁ。)

わが家は大阪府の端っこ、河内長野市の山間部にありますから、
ウォーキングではさまざまな生き物を見かけます。
川沿いではカワセミや、カモ、アオサギや、シロサギを見かけますし、
林道だと美しい雄キジに遭遇したり……。
ですが、オコジョは初めてで、意識が懐かしい小川村に飛びました。


ちょっと季節は真逆の感ですが……。
以降、“小川村版ワイルドライフ”をお楽しみください。( ˘ ³˘)

オコジョ冬毛
 冬毛のオコジョ

キツネ
 餌をさがしてトボトボと
 

白銀の世界が訪れると、白昼でも徘徊する獣が増える。

なかでも頭をたれてトボトボと徘徊するキツネなどは、
なんとなく憐れに映る。
すると突如、寓話などでキツネが悪賢く語られるのは
なぜだろう、と思う。

キツネは、大きな目と、鼻すじの通った小さな顔をしている。
人にたとえれば細面の美女のようだ。
といっても、キツネの利口さゆえだろうか…。
同時に狡知(悪賢い)さも感じるから不思議だ。

キツネは、猟犬に足跡をつけられたりすると、
水に入ったリ、木に登るなどをして姿をくらませるらしい。
また、カモの群れなどに近づくときには、
頭の上に雑草を乗せ、体を水中に沈めたまま近づくらしい。

それだけではない。
キツネは、なかなかの役者だ。
たとえば草を食べているウサギを発見したら、
逃げられない程度に近づき、苦しそうに転げまわる。
そうやってウサギの気を引き、
距離を詰めて一挙に捕えるそうだ。

そんな悪知恵が働くという伝承から、
キツネは『騙す』というイメージが定着したのかもしれない。

もっとも、キツネは死肉も好んで食べる習性があるらしい。
仲間の死肉を食い、ときには人の墓を荒らしたりする。

さらに、エキノコックス(サナダ虫)病も恐い。
キツネや犬の糞に汚染された山菜や、
沢水を口にすると感染する病気で、
幼虫が肝臓に到達すると、致死的な肝機能障害をもたらす。

そんなことから「ムツゴロウ動物王国」の移転先である
「あきる野市」の人々が、
「エキノコックス」の感染を心配して「反対運動」をしたようだ。

以前は北海道特有の風土感染病だったが、
キツネやネズミ、犬を通して、 近年は本州中部でも
「エキノコックス症」が確認されているらしい。

見かけによらず獰猛なハクビシン同様、
キツネも遠目で観察するのがいい。

わが家で群れる野良猫たちの動作が止まり、
一極集中して見つめる先には、 必ずといっていいほど、
レギュラーメンバーとまでは言えない獣たちがいる。
このワイルド感がたまらない。



雪の斜面で、黄金色の毛に包まれたテンに見とれ、
夏の盛り、魂を揺さぶるようなヒグラシの羽音に酔い、
『ケン、ケ~ン』と、静寂を破る甲高いキジのひと鳴きに心躍らせました。
この、生き物たちとの共存こそが田舎暮らしの醍醐味です。
人間と交わるより、はるかに多幸感をもたらしてくれるんですよねぇ。…(*´~`*)。o○

人間は、感情が複雑で心が疲れます。
過去記事にも書いたように『郷に入れば』なおさらです。
エピソード『郷に入れば』
だからって、野生動物たちと共に暮らせるはずもありません。
それでも彼らの生き方は参考になる気がするのです。
見ざる、聞かざる、言わず、の三拍子ではありません。
家族や敵を見分け、気配に聞き耳を立ててはいても、
“よけいなことは言わざる”に徹しているように思えるから……。(^_^ ;)



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忘却

 26, 2017 00:05
幻想夜景




忘却とは忘れ去ることなり。
忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ。


放送時間になるとは銭湯が空になったラジオドラマ『君の名は』……。
放送の冒頭で、毎回、朗読されたナレーションです。
主人公の春樹と真知子が愛し合いながら、すれ違ってなかなか会えない。
忘れてしまったらどんなに心が軽くなるだろう。
だけど忘れられない、という二人の心を詠んだものです。
オバちゃんの歳に近い人々にとっては、ですが、
懐かしいですねぇ……。(^_^ ;)

近年ヒットしたアニメ『君の名は。』と同じタイトルですが、
アニメには、タイトルの末尾に句読点、。がついてる理由、ご存知ですか?
春樹と真知子の物語『君の名は』の、著作権を侵さないためなんですねぇ。
マル(句点)さえ付ければ、タイトルが被ってもクリアなんですって……!(・。・) 


さて、オバちゃん、最近、物忘れが増えました。
俳優の名前とか、花の名前、買い物リストのチェック漏れなど、
記憶力がどんどん低下し続けています。
しかも、10歳年上の連れ合いなどは近未来の自分を観るようなもの。
庭の草花を眺めていても、あれ…それ…これ、ぱっかりですし、
知人の名前も、ド忘れ多くて話が前に進みません。

『あのぅ、なんて言うたかなぁ…ほれ、この前、珍しいミカン、くれた人…』
『ああ、二軒隣の畑やってる人?…』
『違う、違う……マレットのメンバーでな……』
『……マレット? よけい判れへんわ』
と、まぁ、こんな会話が増えるわけです。(。・?_?・。)


で……つくづく思います。
同じ物忘れでも『忘却』って言うと、なにやらロマンチックですが、
『健忘』となると、一挙に年寄り臭くなってしまいません? ( ˘ ³˘)

最近、新しい出会いの人名とか、雑多な用事の数々、
その日時などは、メモらないと絶対に忘れます。
ブログの原稿など、推敲を重ねているのに、
変換ミスに気づかずアップしている自分がいます。(鍵コメで教えてもらって気づく)
また、好きな洋画の再放送なんか見てて、
往年のスターの名前や、ストーリーなどの記憶が薄れていて、
新鮮な気持ちで見ている自分が、ちょっと恐~いです。 (o´_`o)とほほ。

なんとかしなければ…と、ネット検索するうちに、
ドイツの心理学者 ヘルマン・エビングハウスの、『忘却曲線』なるものに行き着きました。
短期記憶、長期記憶くらいは知ってましたが、感覚記憶なんて新鮮でした。
((*′☉.̫☉)……それも記憶のうちに入るの? って感じ)
で……ちょっと、安心したりなんかして。(^_^ ;)

★参考    エビングハウスの『忘却曲線』
忘却曲線


せっかくですから、記憶の種類を書いておきますね。

●感覚記憶
 歩いている時の風景などは次々に視界に入ってくるが、
 気に留めることがなければ、ほんの1~2秒で忘れてしまう。

●短期記憶
  数10秒間であれば覚えておくことができるもので、
 感覚記憶よりは記憶時間が長い。
 覚えておこうとしなければ、数10秒もすれば忘れてしまう。
 人間の短期記憶は、一度に7個前後しか覚えていることができない。
 (絵柄を見せた後、時間をおいてテスト…認知症診断などで使われる)

●長期記憶
 家族の名前や、知識など、長い間、脳内に残っている記憶。
 記憶したいことを繰り返し口に出して反復すると、長期記憶になりやすい。

全体を通して、関心の薄いものは忘れやすく、
感動的体験や、反復暗記などは保持率が上がる。
自分に不都合なことは思い出しにくい傾向があり(抑圧の心理機制)
忘れていても再認は可能で、記憶は残っていることが多いらしいです。

記憶力って、やはり努力なしでは保てないんですねぇ。

!(・。・)b …確か、トム・クルーズは失読症で字が読めないんですよね。
脚本がある限り、俳優にとって失読症は致命的なんですが、
彼は、脚本をテープに録音してもらってセリフを覚えていたようです。
で……自らの宣言通り、アクションレベルは、あの『007』を超えました。

この失読症、英語圏で10~20%の人に発現していて、
スティーブン・スピルバーグやオーランド・ブルームも、長い間悩まされていたそうです。
スゴイですねぇ……努力の人々ですよねぇ。


もっとも、『忘れる能力』は、ときとしてありがたいです。
大切な人を失ったショックや悲しみが20年も続いたら、それこそ死んでしまいます。
九死に一生の出来事や、暴漢に襲われた恐怖、煮えたぎる怒りや憎悪もしかり。
いつまでも鮮明に記憶していたら、心が壊れてしまいますものね。

年月とともに『記憶が薄れる』って、人間の脳は本当によくできてると思います。
『忘れる能力』にも、感謝します。

が、しか~し………。
『忘れる能力』って、ときに残酷です。
高齢化、過疎化の村では、よく切ない想いをしました。

『おめぇ、どこの者(もん)だい?』
何年も親しくしていた近所の婆ちゃんです。
『(((ʘ ʘ;)))……わ・た・し‥風子。隣の……』
『……オラ、知らねぇ。どこから来ただぁ?』
『……だから、と、隣の……o(;_;)o』
婆ちゃん、やがて息子の顔も判らなくなると思うと、切ないですよねぇ。

私たち夫婦は揃って末っ子ですので、
最近、高齢の兄弟姉妹にも認知症がチラホラ……。
家族で話しあって施設入所も検討中とか聞くと、なんだか身につまされます。
ついつい、次は我が身? とか思って……((((;゚;Д;゚;))))カタカタ

まぁ、相変わらず有酸素運動は続けていますが(7000歩~10000歩)
せっせと青魚や、ナッツ、カレー(ウコン)、ゴマなんか食して認知症だけは回避。
『加齢による物忘れ』で、寿命を全うしたいものですね。(*^▽^*)


  加齢による物忘れ               認知症による物忘れ

物忘れを自覚している              物忘れの自覚がない
体験したことの一部を忘れる          体験したこと自体を忘れる
ヒントがあれば思い出す             ヒントがあっても思い出せない
日常生活に支障はない             日常生活に支障がある
判断力は低下しない               判断力が低下する



「人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
               瀬戸内寂聴




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占い

 20, 2017 00:05
シメール ①



オバちゃんは中学生まで、風光明媚な四国の漁村で育ちました。

家業は豆腐屋でしたが、時折、知らない人が父を尋ねて来ました。
易学や手相学を研究していた父の、占いが良く当たると評判になり、
バスや船で遠方から人生相談にわざわざ、というわけです。

もちろん、無償です。
東洋医学の研究が趣味で、その延長線での易学や手相だったので、
仕事にする気はなかったのだと思います。

そんなとき、母は終始、仏頂面でした。
一円の得にもならないことに時間を使う父が、はがゆかったのでしょう。
子供たちの前でよく『ええ、キヨシ馬鹿んのう…』と、父を嘲笑していました。
勉強や研究などしても金にはならない。
暇人や、穀つぶしのすることだと思っていたのです。
(★山下清……言語障害、知的障害のある画家、裸の大将でお馴染み。)


客人を見送ると、父はたいてい、満足そうに微笑んでいました。
得意分野の話が通じ、自らの鑑定に満足していたのかもしれません。

小学生の私は不思議でなりませんでした。
部屋の至る所に張られた経穴図もさることながら、
なにかの暗号のような八卦や、手相図そのものが、です。
まして、何度も々、頭をさげて感謝する客人も、ですし、
母の、父に対する罵詈雑言が、あるいは間違いなのでは?
という不思議です。


『父ちゃん、占いなんか、本当に当たるん?』

ある日、冷やかすように父に言いました。
母の影響もあって、ちょっと小馬鹿にしていたのも確かです。

『よっ?‥‥占いは統計学やけんのぉ、85%ほどは当たるがよ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦言うての、絶対ではないがぜよ。
父ちゃんの場合はの、八卦だけでは判らん部分を、手相や人相学、使うがよ。
そがいにすると85%くらいは当たるけんの』

『ふ~ん。ほんなら聞くけど……。
占いって、ええことばかりやないやろ?
悪いことも全部、言うん? 気、悪くするようなことも。
例えば漫画にあるような、死相がどうの、とか、悪霊が、とかも?』

『おお、それよ!……それはいけん。
占いはのぉ、その人が夢や希望を持つためにあるがぜ。
いいことだけ言うてあげたら、気分が良おなって頑張れるけんの。
悪いこと言うたり、脅して物を買わせたりする占い師なんかはの、
畳の上では死ねん。ろくな死に方はせんがよ。』

『(((ʘ ʘ;)))……ふ~ん。
父ちゃん、ええことしてるんやなぁ。
なんかな、ちょっと尊敬するわぁ。
母ちゃんとは、えらい違いやなぁ!』

そう言うと、父は照れながら頭をかきました。



40年後、ひょんなことから『占いの手引書』を作成。瓢箪から駒
それまで門前の小僧状態だった手相学、人相学に、
九星気学や四柱推命などを加えたことで、
“にわか占い師”が誕生したというわけです。

さらに指紋にも注目しました。
英国の遺伝学者ゴールトンによると、
指紋が一致する確率は約640億分の1だそうです。
地球人口、約65億人としても、
同じ指紋を持つ人が、同じ時代に生きている確率はゼロ。
雪の結晶パターンに匹敵するかも、ですよね。

指先には、触覚(圧)や、痛覚、温度覚などの感覚神経が集中しています。
しかも指紋によって物がつ掴みやすく、滑り止め効果もあります。
指紋があると、溝の山の部分だけがへこむので、
非常に細かなところまで、大きさや強さが感じられる、というわけです。

ただ、その形状はさまざまで、渦状紋、蹄状紋、弓状紋、
どれにも属さない変体紋などに分かれます。
人にある10本の指も、全て指紋の形状が違うようです。

皮膚の皮が剥けても、それが治癒すると指紋は再生されます。
親子でも遺伝しないし、万人不同であり、終生不変のようです。
シマウマの縞模様も同じで、決して同じ縞模様の馬はいないとか‥…。

それはなぜなのか……?
ものすごく真剣に文献などを読み漁りましたが、
万人不同、万動物柄不同については未だ謎のようです。


さて、本日のテーマは『占い』。
ここからは占いのメリットについてで、
人生の岐路で悩んだり、どっちつかずで迷うときは、
意外にも、占いが役に立つという話です。


東洋医学には『陰陽五行・相剋・木火土金水』などという
マニュアルのようなものがあって、『九星気学』と連動しています。

たとえば私の表の星は、四禄木星なんですが、★星の象は『風』 → 風子(ペンネーム)
この星の人は、樹木や植物に関わる仕事が向いています。
木は土との縁が深いので、二黒土星や、八白土星など、
土星の人が木星を助ける関係になりますし(木は土がないと育たない)
木は、火には弱いですから、
九紫火星の人からは酷使、または消耗させられます。(^_^ ;)

私、この相剋関係を実体験しました。
強烈に愛されて苦労したのは、男女ともに九紫火星の人でした。
その過去記事はココ 老いらくの恋  カリスマ性は魂の天秤 
特に森林組合の爺さまは『九紫火星』で『五黄土星』。
情熱の凄まじさ、頑固さ、カリスマ性と、その特徴を全て満たしています。


この経験もあって、私はよく『九星気学』を実践で使いました。

例えば新人が入社したときの、
所属グループを決めるツールとして使いました。

『二黒土星』なら、『一白水星』か『三碧木星』のいるグループに。
隣同士の星は『兄弟星』といって、相性がいいんです。
それが『九紫火星』や、『八白土星』がグループにいると大変。
必ずと言ってよいほど、もめます。
『九紫火星』は情熱的ですが、カリスマ性が高く、トラブルを起こしやすいし、
『八白土星』は愛嬌者ですが、気ままで短気なので激昂することもあります。
優しく弱い二黒土星は、それらの感情に耐えられなくなる傾向が強いのです。

また初対面の顧客を相手にする場合にも利用しました。

私、営業所長と、顧客相談室長を兼任してまして……。
と、言うと聞こえはいいですが、
全国に展開する営業所で抑えきれなかった顧客からの
最終クレーム処理を一手に担っていたいたんです。
(消費者センターの恐いオバサンから直接、連絡を受けることも)

クレームの内容は、大抵、営業員のオーバートークによるもの。
聞いたほどの効果は得られなかったとか、販売員の態度が悪いとか、
お金を返せとか、責任をとれ、訴えるぞ、とか……そんな感じです。

そんなときはまず、住所、氏名、生年月日、
お買い上げ商品などの顧客データを基に、
指定された日時の連絡時間までに策を練ります。
(相手の星は生年月日で判る)

『五黄土星』は、宇宙を司る最強の自我を持ち、
『六白金星』は、社長の星ですから、
終始一貫、低身低頭……一切、逆らいませんし、
『一白水星』、『二黒土星』などは情に熱い人が多いので、
ふつうレベルに誤り、礼節と親しみを持って接します。

私自身は、表が『四禄木星』、裏が『六白金星』なので、
比較的に、誰とでも合わせることができるのが幸いでした。
仮に私が『五黄土星』で、相手が『八白土星』だとすれば、
たぶん、話し合いは決裂。
といっても『八白土星』の人が、捨て台詞吐いて終わると思います。
『五黄土星』は決して諦めませんが、
『八白土星』は気分でコロコロ変わるし、根に持たない傾向だからです。


手相や人相学は、相手に会わないと使えませんが、
『九星気学』は超便利です。
九つの星の特徴(表裏)と、九年スパンのバイオリズムさえ覚えていれば
誰でも“にわか占い師”になれます。(覚えるまではカンニングぺーパーで)

『九星気学』のバイオリズムって、けっこう説得力あります。
50歳のとき、自分の人生の出来事(喜怒哀楽の全て)を、
九年周期のバイオリズムに照らしてみたんです。
乳児のときの大病、結婚、出産、マイホーム購入、夫のオペ、身内の不幸、
バイク事故、営業成績、心の天変地異などが生じた年を詳細に、です。

すると、(((ʘ ʘ;)))……な、なんと、85%ほど確かに的中してました。
以来、なにかを決断するときは、自分のバイオリズムの準備期とか、隆昌期を選び、
静観期などの年は、気が逸ったとしても、静観する、みたいな感じで‥‥。
但し、強烈なインスピレーション(直観)などあったときは、
もちろん、直観、最優先です。(^_^ ;)


さて、“にわか占い師”のオバちゃんは、
鍼灸施術の合間にも、占いで患者さんたちを楽しませました。

長い二重生命線を持っている人なら、
『スゴッ! 殺されても死ねへん相や。強靭な生命力の人やなぁ…』とか。
細く短い生命線の人には、
『う~ん、いまいち体は丈夫じゃないから無理せんように、ネ。
けどまぁ、絵に書いたような柳腰じゃん。羨ましい!』とか。
感情線が薄く乱れている人には、
『ありゃ、もてすぎて……迷うこと多かったの?
Fさん、男には淡白なんやぁ……違う?
まぁ、深入りしすぎて傷つくよりはいいかも。』
とかなんとか…。

もちろん、脅迫神経症やパニック障害、うつ病などの患者さんには
占いも、スペシャル談話になります。


●強迫神経症

『あのさぁ、誰も監視なんかしてへんよ。
完璧なんてムリ、ムリ……しんどいだけじゃん。
ブツクサ言う上司なんか、適当に右から左に通過させとき。
そんな人は完璧にしても、決して褒めへんよ。
とにかく、あら探し好き、指摘大好き人間なんやからきりがないよ。
たぶん、若いとき、自分がやられたん違うかなぁ。

はは~ん、○○さん、手相みたら、賢過ぎるやわ。
頭良すぎて、先々、考え過ぎなんやなぁ。
ちょっとアホにならな、なぁ』

●パニック障害

『パニック?‥‥そんなことないない。
心臓の動きも脈も、Tさんが命令してるんやから大丈夫。
ほんまにパニクッたら、とうに死んでるよ。
この手相……感情線、太くて一直線じゃんね。
それって、一途すぎるんよ。
尽くして尽くして、裏切られたらボロボロみたいな……。
うん? そんなことあったん?……まっ、いいか。
病名がなぁ、大層過ぎて、それこそ聞いただけでパニックやんなぁ。』

●うつ病

『今は何でもかんでも病名、つけるからねぇ。
病院で診断されたからって、そんなに気にせんでいいよ。
気が滅入るって、よくあることやん。
誰にも会いたくない、死にたいって、誰でも経験、あると思うわ。
真剣に生きてる証拠や思うよ。
超がつくほど真面目な人は、み~んな、うつの体験者やと思うわ。
ほれ、見てみ。
Kさんの手相、人間関係ライン、枝分かれ多いやろ?
人の言葉や行動に、いちいち反応して揺れすぎ。
人は人。私は、わ・た・し。
世界で一つだけの花や!って、自信持たな、なぁ。
大丈夫! とって食われたり、殺されたりせぇへん。
やることやってたら、解雇される理由もないんやから…』

こんな感じで占いを活用した変なオバちゃんでしたが、
患者さんは皆、大笑いして、薬を卒業できたんですよねぇ。


それにしても、打たれ弱い人、どんどん増えてますねぇ。

ここ数10年、暮らしは比較的に豊かで、
少子化の時代が長く続きました。

子供を大事にし過ぎて、甘やかしすぎたのでしょうか?
衣食住はもとより、欲しい物も与えてもらい、
仕事や、人間関係のギクシャクでさえ我慢できなくなったのでしょうか?
褒められ、期待されて育ったからでしょうか?
自尊心が強く、けなされることに耐えられないようです。
会社で注意されたり、否定でもされようものなら、
即、死にたくなるほどの反応を示すようです。

だからって、上司や仲間に反論する勇気もなく、
結果的には、内にこもってしまいます。
で、身内には上司が悪い、会社が悪いと訴えるようですが、
自分が変わらないと、会社なんて、さほど変わりません。
ってか、資本主義は利益第一ですから、変わり様がないですよね。

それを思うと、中国の若者たちは頼もしいと言うか、面白いです。
あの有名な、政府指導の『一人っ子政策』が推進されて20数年。
その結果、どうなったと思います?

蝶よ花よと育てられ、一流大学を出て就職しても、
大半の若者は短期間で辞職するそうです。
その理由が、正直過ぎて笑えます。
『楽しくない仕事なんて、したくない』 だ、そうです。
日本人の多くは、唖然でしょうね。
ですが、ある意味で立派だと思いません?
給料欲しさに妥協し、同時に不平不満をまき散らすよりは、です。

で、中国の離職した若者たちですが……。
親が甘いことを幸いにプー太郎する者もいますし、
(裕福な親は、たいてい子離れできない)
フリーターで集中的に働いて金を貯め、2~3か月は世界を放浪。
帰国後、再び働いて金を貯め、次なる冒険にトライする人もいます。
そんな働き方を、プロのフリーターって言うらしいです。
会社の規則に縛られることなく、
自分で働き方を決めるって、ステキな生き方ですよね。

また若くして起業する人も多いようです。
あの有名な中国人の爆買い、今はネットで再燃していて、
仲介屋して莫大な利益得ているみたいです。

面白いのは、中国人というのは自己主張がはっきりしていて、
うつ病になる若者など殆どいないという事実です。
これは、スゴイ事です。
体裁がどうのとか、出世がどうのなんて、まったく興味がない。
だれが何と言っても、わが道を行くんですよねぇ。


もっとも、中国政府は方針を変えました。
一人っ子同士の結婚だと、夫婦で4人の両親を看ることになって、
介護の面で社会問題化しているからだそうです。

中国の若者たちのように……。
とどのつまり、生きたいように生きればいいんですよね。
被害者意識をまき散らして内に籠るより、
やりたい事、在りたい生き方を選んで、
その自分を信じればいいのですよねぇ。

そのためには、ものの見方を変えることでしょうね。

自分の人生、リセットしてなにが悪い。
他者からの評価がなんだ。
私は繊細で優しい。
一直線な人間で努力も惜しまない。
選択肢は自由だ。
職種を変え、働き方を変えよう。
やりたい人生の計画、練ろう。

そう思えたら、気分転換に、占い師を訪ねるのもいいかも……。
仕事の向き、不向き、自らの特性が生かせる分野の取捨選択、
健康面や、色恋を含めた長期展望など、けっこう、当たりますよ。

くれぐれも、心ある占い師を選んでくださいね。
あなたにとって、良いことしか言わない人、ですよ。

(*′☉.̫☉) えっ?‥‥自分が占い師になるって?

!(・。・)…… (´ー`*)ウンウン  いいかも。
占いの知識は、コミュニケーションには最適です。
各種占いはWeb上でも氾濫していますが、やはり演出が大事。

一畳ほどのスペース借りて、それらしい衣装着て、
水晶玉かなんかで演出して、完全予約制とか、どうです?
いいことしか言わない占い師って、もてますよぉ。((´∀`*))ヶラヶラ 



運命は、どこかよそからやってくるものではなく、
自分の心の中で成長するものである。
            ヘルマン・ヘッセ



ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○

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遡る『一元』

 15, 2017 00:05
一角獣


生命科学者 柳沢桂子は、36年間も病みました。

慶応大学医学部分子生物学教室助手から、
三菱化成生命科学研究所主任研究員になり、
将来を嘱望されていた矢先に発病。
その分野で活躍中の頭脳明晰な才女が、
31歳という若さで、原因不明の病に罹ったわけです。

激しい嘔吐と頭痛、めまい、傾眠の繰り返しで、
仕事どころではありません。
病院を梯子して検査を受けても心因性という診断ばかり。
家族から責められ、自分が自分を責め、30年もの間、
人間であることの悲しみを存分に味わったそうです。

ところが30年後の1999年、60歳を過ぎた頃、病名が判明しました。
それも彼女が『認められぬ病』という本を執筆した直後のこと。
難病の研究をしていた医師が、彼女に手紙を出し、
『周期性嘔吐症候群』という脳幹の病気だと判ったのでした。

(((ʘ ʘ;)))…30年もの間、気のせいだと言われ続け、
絶望の淵にいた柳沢さんの心中、
想像を絶しますよねぇ。 o(;_;)o


結果、抗うつ剤で嘔吐や頭痛からは解放されたのですが、
狭心症を発症……室内での車椅子生活になりました。
さらに脳脊椎液減少症も併発。
さまざまな神経症状の原因が判りましたが、
現在もなお闘病中です。(79歳)

柳沢桂子が闘病中に執筆した『生きて死ぬ智慧』の中から、
彼女の心が訳した『般若心経』を紹介します。

般若心経/原文

観自在菩薩  かんじざいぼさつ
行深般若波羅蜜多時  ぎょうじんはんにゃはらみつたじ
照見五蘊皆空  しょうけんごうんかいくう      
度一切苦厄  どいっさいくやく
舎利子   しゃりし(釈迦の十大弟子のひとり)
色不異空  しきふいくう
空不異色  くうふいしき
色即是空  しきそくぜくう
空即是色  くうそくぜしき

          ↓↓↓↓

柳沢桂子 心訳『般若心経』

観音様が『悟りの世界に至る智慧』の行を実践したとき
この世を構成する全て(五蘊…色、受、想、行、識)は
空だと知りました
私達は此岸(しがん)の一切の苦厄から解放され
彼岸(波羅蜜多)に至ることができるのです
   
シャーリープトラよ お聞きなさい
私たちは 広大な宇宙のなかに存在します
宇宙では 形という固定したものはありません
実体がないのです
宇宙は粒子に満ちています
粒子は自由に動き回って 形を変えて
お互いの関係の 安定したところで静止します

お聞きなさい
形のあるもの いいかえれば物質的存在を
私たちは現象としてとらえているのですが
現象としいうものは 時々刻々と変化するものであって
変化しない実体というものはありません
実体がないからこそ 形をつくれるのです
実体がなくて 変化するからこそ
物質であることができるのです



これ以降、柳沢桂子著 心訳『般若心経』のあとがきです。

私たちは原子からできています。
原子は動き回っているために、この物質の世界が成り立っているのです。
この宇宙を、原子レベルで見てみましょう。
私のいるところは、少し原子の密度が高いかもしれません。
あなたのいるところも高いでしょう。
戸棚のところも、原子が密に存在するでしょう。
これが宇宙を、一元的に見たときの景色です。
一面の原子が飛び回っている空間に、ところどころ、
原子が密に存在するところがあるだけです。

あなたもありません。
私もありません。
けれども、それはそこに存在するのです。
物も、原子の濃淡でしかありませんから、
それにとらわれることもありません。
一元的な世界こそが真理で、
私たちは錯覚を起こしているだけなのです。

このように宇宙の真実に目覚めた人は、
物事に執着することがなくなり、
何事も淡々と受け入れることができるようになります。

これが、お釈迦様の悟られたことであると、私は思います。
もちろん、お釈迦様が原子を考えておられたとは思いませんが、
ものごとの本質を見抜いておられたと思います。
現代科学に照らしても、釈迦がいかに、
真実を見通していたかということは、驚くべきことであると思います。



これを読み、 ほぉ!(((ʘ ʘ;)))……と、得心しました。
『神との対話』の神も、同じこと、言ってますし、
バシャールなどは、その原子や粒子の源にも触れています。
(過去記事『プライムパーティクル』) ココ プライムパーティクル


この36年、私は苦しみました。
孤独でした。
人間であることの悲しみを存分に味わいました。
科学の限界を知らされました。
病は悪くなる一方でした。


この最中にあって、柳沢桂子は、
サイエンスライターとして頭角を現しました。
『「いのち」とはなにか 生命科学への招待』
『意識の進化とDNA』
『遺伝子医療への警鐘』
『安らぎの生命科学』などなど……。


激しい嘔吐と頭痛、めまい、傾眠の30年。
医師から呆れられ、家族からも責められ、
自らの肉体を呪った30年ですよぉ……o(;_;)o
柳沢桂子は強い!
ヘレン・ケラーに匹敵する試練を選択した魂なんですねぇ。
しかも、科学者の視点で悟った宇宙の姿が、
釈迦に共通するというのもスゴイ!
さまざまな分野から出現する『覚者のひとり』として、
選ばれたんでしょうね。o(;_;)o

『安らぎの生命科学』なんて、超おすすめです。

車にひかれたであろう動物の死骸が、
日数の経過とともにペッタンコになっていき、
さらに車にひかれ続けて風化し、空中を漂う。
命は個体から分子。分子から原子へと……。
そんな科学者らしい視点と、
命に対する尊厳に心打たれ思ったものです。

生まれ変わったら、生命科学者になると決めてます。
柳沢桂子の、生命に対する眼差しはシビれます。
尊敬する憧れの魂なんです。(^_^ ;)


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奇跡のリンゴ

 09, 2017 00:05
リンゴ


突然ですが、阿部サダヲさんと菅野美穂さん共演の映画 
『奇跡のリンゴ』見ましたかぁ。

安倍サダヲ演じる主人公の木村秋則さんは、
農薬の影響で病気になった妻(菅野美穂)のために、
無農薬のリンゴを作ろうと悪戦苦闘します。

(病気と害虫を防ぐ目的から、リンゴは大抵、
出荷するまでに17~20回ほど農薬を散布します。
私たちも、田舎暮らしでリンゴの木2本のオーナーになりましたが、
消毒回数の多さに呆れ果て、2年で辞めたほどです)

木村さんの無謀とも思われる計画は、
地区の農家からも反発され、孤立してしまいます。
苦節8年……それでも失敗続きで借金が膨らんでいくばかり。
木村さんは、とうとう首を吊ろうと山中に入って行きます。

ですが、そこで見つけたのはクルミの実。
人の手をかけない樹が、 しっかりと成長していたのです。
よく観察すると、そこは雑草が生え放題で、
地面が沈むくらいふかふかでした。
リンゴ畑のそれとは、土が全くの別物だったのです。
この土は人間が作ったものではない。
この場所に棲む生物の合作なのだ。
そう気づいた木村さんは、果敢にも再び無農薬リンゴに挑戦。

大豆を撒き、雑草を生やし、農薬使用を止めて8年目の春。
自然任せのリンゴの木に、7つの花が咲きます。
まさに希望の花でした。
結果、11年にわたる苦悩の末、
ついに悲願の無農薬リンゴ作りに成功したのでした。

その木村秋則さんが提唱する自然栽培。
今、国内外ともに脚光を浴びるようになりました。
木村さんのそれは第3の農業革命といわれ、
FAO(国連食糧農業機関)で認定されました。


ここで目から鱗情報をひとつ。
不思議なことに自然栽培のフルーツは、
放置しても腐敗せずに、
(((ʘ ʘ;))) ドライフルーツのように枯れる
そうです。

腐らない……ドライフルーツのように枯れる?
これはスゴイ事だと思います。
わたし、田舎暮らしでトマトやナスビ、ニンジンなどの乾燥野菜づくり、
トライしたことあるんです。(大量に採れるので冬季の保存食に)
トマトは味が濃縮され、スパゲティなどに入れると激旨でしたし、
ナスビやニンジンも美味しいです。
果物を常温で放置してドライフルーツになるとすれば、
(市販のドライフルーツは防腐剤、安定剤入れすぎ)
季節や場所を問わず、安心して食せるかも? ですよね。(*^▽^*)


無農薬栽培は土さえ自然に戻せば(最低4~5年かかる)
体にも地球環境にも優しく、生産コストの低い、素晴らしい農業になります。
日本では耕作放棄地が多いですが、農薬や肥料が薄れているので、
逆に自然栽培に向いていると木村さんは言います。

自然栽培では、雑草の恩恵を受けます。
雑草には作物の生育に必要な微生物が寄りつき、
その微生物が必要な養分を土に与えるそうです。
また雑草は、最適温度にする役割もあり猛暑から作物を守ります。
真夏のリンゴ農園で外気温が38度になったときに、
自然栽培では土の温度は25度でしたが、
試しに雑草を刈ってみると33度と、8℃も上昇したそうです。

さらに雑草は、稲穂の害虫駆除をしてくれるそうです。
カメムシはイネの穂が成熟する前に、実を吸ってしまうのですが、
雑草があるとイネには寄りつかないそうです。
イネの実がある程度硬くなってから、
雑草を抜くことで立派な米を収穫できるわけです。


そもそも日本の農業は、大量生産のために、農薬や肥料を大量に使ってきました。
量が満たされると、形の揃った野菜や果実を提供することが当たり前になり、
やがて病虫害に強いとされる「遺伝子組み換え」へと舵を取ったのです。

しかも、最近まで、日本は単位面積あたりの農薬使用量が1位でした。
2010年にようやく2位になりましたが、それでも
アメリカの17倍の農薬を使っているようです。

スーパーなどでよく『有機栽培』とか表示されていますが、
本当に有機かどうかは怪しいものです。
というのも、有機肥料である堆肥づくりには4~5年かかります。
未熟な堆肥を使うと害虫を呼び寄せ、農薬を使わなければならなりません。
実際に4~5年もかけて、本物の堆肥を作ってるケースは稀だと思います。

解ったようなこと、言ってると思うでしょうね?

ちょっと、解ってるんです。(^_^ ;)
田舎暮らしで、連れ合いが堆肥づくり、してたんです。
雑草や落ち葉を積み上げて寝かすこと2年。
見かけは立派な堆肥になっていますが、害虫が来るわ、来るわ!(´-﹏-`;)
その害虫対策に、竹炭酢とか牛乳とか使うので、恐ろしく原価がかかります。

私たちは移住者で、土地も借り物。
いずれは大阪に戻るつもりでした。
堆肥づくりに5年もかけていたら、
歳とって死んでしまうじゃないですかぁ。(。・?_?・。)ムゥ…
ってことで諦め、堆肥は1年物を使いました。
葉物野菜などはレース状態になるまでに、
害虫と競争して人間が食べるというわけです。

大阪に戻ってからも、連れ合いは熱心に菜園をやってますが、
堆肥作りに力を入れ、農薬は一切使わずに、
ボロボロの、器量の悪い野菜を親戚中に配っています。

時々、思います。
農薬に色、ついてたらいいのに、と‥‥。

見栄えの良い、美しい果物や、野菜に、
残留農薬の色がついていたら、みんな気をつけますよね。
それを見たら多少器量が悪くても、無農薬の野菜、買いますよね。
すると、無農薬に挑戦する農家が増えます。
農業改革は、なによりも末端消費者の意識が鍵ですから。

そうそう、オバちゃん、外国も6か国ほど行きましたが、
日本のような美しい野菜や果物、見たことないです。
キュウリなんてフニャフニャ曲がってて、あたり前。
洋ナシなんて、現地では虫食い痕だらけでした。
農作物も人も、見栄えだけに囚われると、毒されるかも……( ˘ ³˘)


さて、『奇跡のリンゴ』に影響を受けて、自然栽培は全国に広がっています。
中でも話題を呼んでいるのが『農福連携』。
農業と福祉を連携させた佐伯康人さんの取組みです。

佐伯康人さんと妻の間には三つ子が誕生しましたが、
なんと、三人とも重度の脳性麻痺児。
命は助かったものの、脳性麻痺の子供三人を養育することは
並大抵のことではありません。

やがて佐伯さんは、木村秋則著『奇跡のリンゴ』に出合います。
((◎ー◎;)…これこそが奇跡だと、オバちゃんは思いました。)
感動した佐伯さんは、自然栽培での米作りを起業。
『農福連携事業』として、知的障害や、統合失調の子供たちを雇用しました。

障害のある子供たちが、作物を作ることで変わっていきます。
土や雑草と戯れることで、子供たちの表情が変わります。
額に汗して働き、自分の育てた米を食べる喜びに輝いて……。

★動画紹介です……感動してo(;_;)oですよ!  自然栽培



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エロス

 04, 2017 03:50
木とエロス


『お元気ですかぁ…』

元気でねぇ……』

この元気……東洋医学的には元の気で、『精魂』と言います。
元の気というのは、親からもらった先天的な気と、
食物(水穀)の気が合体したエネルギーの源を指します。
元気 = 精魂 = 生命エネルギーというわけです。

由来なんて知らなくても『精魂尽き果てた』とか、『精魂込めて』とか、
頑張っている人に『精がでますねぇ』と声をかけたりしますよね?
だから『お元気ですかぁ』という挨拶も、
元の気は大丈夫ですか? 目減りしていませんか?
ってな意味を含んでいるというわけです。
中国由来の漢字って、本当によくできてますよねぇ。


さて、東洋医学の臨床では、元の気を『』と言います。
』には純粋、選りすぐりという意味があり、
代謝の最高産物であるホルモンとともに、
精液の放出力を、生命エネルギーの指標
として捉えます。

たまにいるでしょう?
大声で話しながら『ワッハハハ!』と、
豪快に笑う脂ぎった肌のオッちゃんとか……。
体毛ウジャウジャだけど頭髪は薄い、もしくは剥げてるみたいな……(^_^ ;)
(頭髪は女性ホルモン、体毛は男性ホルモン支配)
そんな人はたいてい精力絶倫……生命力が旺盛なんですねぇ。

その「精」……腎臓に蓄えられ、精気となって全身に送られます。
精気の虚実(多い少ない)は、臍の下3寸(恥骨の上約3㎝)にある
「関元」というツボで診ます。(臍下丹田ともいう)
そこが精気の変電所のような役割をしているからです。

「関元」を中心に腹筋が充実している人は、たいてい腎臓が丈夫です。
体温が高く、快食、快便、快眠など、命の活動が旺盛で、
精力も旺盛だろうと想像できるわけです。

反面「関元」に力がなく冷感が伴っていれば、
血圧が低く、冷え性や肩こりに悩まされることが多いとも言えます。
華奢な体つきで、色白の美少年タイプ……。
今では草食系とか言われますよね。

実のところ、老化は腎機能の低下から始まります。
の支配は、精力、髪の毛、耳、尿、足腰の筋肉ですから、
歳をとると、髪に白髪が混じり、聴力が衰える。
足腰の筋力はもとより、勃起能力も衰退し、
さらには冷えや、頻尿、尿切れが悪くなるというわけです。(^_^ ;)


さて、ここからが本日のテーマの核心。
エロス(性的な愛)は、生きる力に繋がっているという話です。
★エロスの語源……ギリシア神話の愛の神

繰り返しますが、元気 = 精魂 = 生命エネルギーです。

中でも男女の交わりは凄まじいエネルギーを放出します。
なんといっても、命を生み出す行為ですからねぇ。
しかも、そのクライマックス……性的エクスタシーは、
人に内在する宇宙意識と、回路を共有する関係にあります。

瞑想などに依存しなくても、文字通り昇天。
幽体は離脱して、異次元の世界を味わう確率が高まります。
私たち人間に本能として備わっているエロスに、
命の何かを知る機会が与えられているって、スゴイことですよねぇ。

そのことが解ったとき、(((ʘ ʘ;)))仰天しました。
魂の器である人体の秘密を覗き見、体感した気分でした。
詳しくはココ 性と霊魂の旅

だから……ちょっと照れますが、(^_^ ;)
パートナーのいらっしゃる方は、その交わりを軽んじない方が賢明です。
sexを単なる性的欲求の発散とか、義務感のように扱うと、
本来のエクスタシーが味わえないばかりか、
宇宙の崇高なエネルギーに触れることはできません。
だから…回数ではなく、愛に満ちた深いsexを楽しんでください。
地球人だけに設定された崇高なエクスタシーを求めて……。(* ・´з)(ε`・ *)chu♪

地球人だけに…というのは、そのまんまの意味です。
映画コクーンとか見た人は知っているでしょう?
主人公の恋心を知り、宇宙人の女性が高揚。
そのエネルギーが、レストランで炸裂するシーンです。
高次世界でのsexは凸凹パターンではなく、
高エネルギーの交感なんですねぇ。

ヘミシンクで有名なモンロー博士も、それを体験しています。
幽体離脱する直前、突如、隣で寝ている妻に欲情します。
ですが、理性でそれを抑えて離脱。
(帰ったらしよう、と思ったそうです)

ところがモンロー博士。
離脱した先の霊的な女性との交わりで、sexの何かを知ります。
それはもはや性的快感レベルではなく、
表現しがたい崇高な至福感だと著書で告白しています。


さて、動物には発情期があって、
それ以外に交尾することはありませんよね。(チンパンジー以外)
一方、人にはそれがなく、感情を介した衝動があります。
好きな人ができたら、関係のクライマックスはsexですよね。
それがなければ、女友達となんら変わりませんから。

そうそう、衝動と言えば……。
愛する男への情愛を抑えきれず、
夫と子供を捨てた作家、瀬戸内寂聴さん、ご存知でしょう?
エロスを力に生き抜いた典型的な女性です。

彼女は子宮作家とまで叩かれ、実父からは次のように言われました。
『お前は鬼になった。どうせなら大鬼になれ!』と……。

父親の助言通り、寂聴は男性遍歴を重ね、
倫理観に照らした世間の風当りなどものともせず、
次々とヒット作品を生み出します。(受賞歴多い)

やがて泥沼(三角関係)の恋愛に疲れ、出家。
それでも男との関係は続き、肉を食し、酒を飲みました。
しかし一方で、作家としての成熟期を迎え、
仏陀をテーマにした小説や、源氏物語などを経て、
命を見つめる内容に変わっていきます。


何を隠そう、オバちゃん、瀬戸内寂聴のファンです。
日本人だと一番は山崎豊子ですが、二番目に好きな作家です。

山崎豊子は、特別に尊敬する存在でした。(88歳で逝去)
白い巨塔、大地の子、不毛地帯、華麗なる一族、沈まぬ太陽、etc。
社会の闇や、不条理を許さず、徹底的な取材をもとにした小説ばかり。
磨き抜かれた洞察力に裏打ちされた表現と、ストーリー展開には、
どの作品を読んでも、トリハダものでした。

中でも『沈まぬ太陽』なんて、取材10年、執筆10年ですからねぇ。
日航機の御巣鷹山墜落事故を描いているのですが、
鬼のような凄まじい執念の取材がなければ、
できごとの経緯や原因究明など、活字化はできなかったことでしょう。
(大企業や大学病院などの闇を暴くのは至難の業)
読み進むにつれ、使命感に突き動かされているであろう、
彼女の胸の内を思って泣きましたもの。
(映画にはガッカリ。全体の30%ほどしか描けてないと感じました。)


で、二番目に好きな瀬戸内寂聴。

彼女の作品は、とにかく歯切れがいいです。
情念というものを、正直に、潔く、描いているのが好きなんです。
決して、いい格好をしない。
自我をさらけ出し、それでいて悪びれることなく一途に想う。
読み手も『ああ、解った、判った。好きにして…』と、
許してしまうほどの情熱に、圧倒されてしまいます。

もちろん文体そのものが好きだし、
ストーリーそのものにも惹き込まれます。
建前とか善悪とか、そんなものは二の次。
微妙で曖昧な、それでいて激しい女心を書かせたら、
彼女の右に出る人はいないと思うほどです。


現在、93歳になった寂聴さん。
最近、そのドキュメンタリーを観ました。

彼女が講話すると、3万人ものファンがつめかけます。
人気があるんですねぇ。
それは、赤裸々であるが故の、信頼なんですよねぇ。


ある日、長~い付き合いの記者に、呟きます。

『わたし、この歳になっても、たま~に、ふと、エロスを感じるのよ。
可笑しいでしょう?‥‥ほんと、たま~に、なんだけど…』

別の日、元夫の墓の前で記者に吐露します。

『わたし、小説家になりたいって家を出たんだけど、
それは嘘。男が忘れられなかっただけ。
だけど、嘘を正当化しようと、一生懸命、小説を書いたの。
絶対に成功しないといけなかったの。』

続いて……。

『ガンの手術のとき麻酔かけるでしょう?
すぅ~と、ものすごく気持ちよく意識がなくなるのよ。
きっと死ぬときも、あんな感じだと思うの。
で……死んでも命には続きがあると思うの。
こんなにいろんなことがあって、その続きがなかったら、
生きてきた意味、ないでしょう?
だから、きっと、その先があると思ってるの……』


これが、瀬戸内寂聴です。

矛盾に満ち溢れているがゆえに情熱的な人。
情熱的であるがゆえに、間違いだらけの人。
間違いだらけであるがゆえに、愛すべき人。


まるで寂聴さんのためにあるような言葉です。
これが多くのファンを惹きつける、素の寂聴なんですねぇ。

ふと、思います。
山崎豊子が傍にいたら、恐れ多くてタジタジですが、
寂聴だと、走り寄ってハグしそうです。(^_^ ;)

あなたは、どっちのタイプに憧れますか?
寂聴派なら、きっとパートナーとのエロス、バッチリかも……( ˘ ³˘)



★過去記事❝鍼灸オバちゃんの元気のツボ❞の中の、
 『げんきは元の気』から、再編集したものです。


ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○

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