怒り

 26, 2016 16:00
光

今回のテーマは『怒り』……。

怒りの感情は諸悪の根源のようで、
名言集などではことごとく、警告めいた言葉として扱われています。
例えば……。
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。  
                     ピタゴラス
何であれ怒りのなかにはじまったことは恥辱のなかに終わる。 
                    ベンジャミン・フランクリン


(・_・?)……この文言、おかしいと思いませんか?
これを書いた人は、社会には目もくれない猪突猛進タイプか、
苦労知らずじゃないでしょうかね?
どう考えても視野が狭く、洞察力に欠けているように思うのは、
オバちゃんだけでしょうか?

もちろん乳幼児虐待や、無差別殺人など、
ほぼ反射的、短絡的に罪のない人々を攻撃する
悪魔のような輩を除いて、の話ですが……。

そもそも怒りというのは強力なエネルギのひとつで、
ネガティブな方向に作用するとは限りません。

その例として……。
ジョン・ スタインベック著 『怒りの葡萄』、
スペンサー・トレイシー主演の『招かざる客』
200年以上も続いた奴隷制度を描いた『ルーツ』
環境汚染の実態を暴いたレイチェル・カーソンの『沈黙の春』などなど……。
人々の怒りこそが歴史を変える原動力になり、
年月を経てですが、世界は良い方向に変わっていきました。

今は金正恩の暴挙で停滞ぎみですが、北朝鮮による拉致問題も同じです。
家族の怒りが、子供たちを取り返したいという情熱を持続させ、
人々の心を動かし、世界を変えたのです。



オバちゃんの人生だって、怒りなしには語れません。

離婚 → 一人息子の争奪戦 → 敗退 → 怒りエネルギーMAX
ってことで、営業職の13年というもの一心不乱に働き続けました。
休みは盆正月の2~3日だけ、それ以外の通常月は無休で……。
その気力を支えたのは、外ならぬ『怒り』でした。

POPライター自営の平均月収は40~50万。
セールス時代は28万を生活費に入れてました。
(離婚を見越して、残りはへそくりに……)
ですが夫婦間で周知の預貯金は全て夫にくれてやり、
裸同然で家を出たオバちゃんです。

もちろん、息子の養育にギブアップしない夫への怒りや、
息子との未来のために貯えておこうという目的もありましたが、
もともと自尊心が高かったのでしょう。
そんな男を選んでしまった自分への怒りが尋常ではなく、
販売マシーンになり切ることで、精神を保とうとしていたわけです。

人類愛でもなんでもない。
ただ単に個人の、
プライド燃焼に使い切った怒りエネルギー
でしたが、
結果的には、保証人なしでライオンズマンションを購入したし、
息子の大学費用や、自分の学費(東洋医学院)も賄うことができました。

ですが時を経た今、つくづく思います。
女性の自立ストーリーとしては頑張ったけど……、
過疎の村で12年、自分にできる医療貢献はしたけど……、
小さな人間の、エゴ域を生きたに過ぎないなぁ、と。

もしも自身がハングリーじゃなく、恵まれた環境で暮らしていたとして、
同レベルの情熱(怒りパワー)で、
レイチェル・カーソンのように行動できただろうか? と……。

人気俳優で好感度バツグンだった山本太郎氏のように、
脱原発に執念を燃やし、誹謗中傷にもめげずに(500円禿ができても)、
精力的に行動できるだろうか、と‥‥。(´・_・‘)

せめて世の不条理……。
豊洲問題、オリンピック会場問題、政務活動費の私物化、議員たちの豪奢な外遊の多さ、
官僚官舎や国家公務員宿舎の常軌を逸したような家賃設定などなど……(○`ε´○)! 
国の借金は今や、国民一人当たり818万円の負債という現実に対し、
ひとり、ひとりが(●`∧´)怒らないと!

ネット上ではとくに、人のページを批評して廻る輩は多いですが、
こんな状況にこそ、国民として声をあげないと……。
小池知事ほどの才覚と雄弁さはなくても……ネ!
改革は、怒りに満ちた“集合意識”が、カギを握りますから……。


もうすべてがおしまいだとわかった時、
山に引き籠もって自然に囲まれた生活を求めた人たちを
このまま見捨てて行くなんて、
あまりにもひどすぎると思うよ、アミ。

そうじゃないんだよ、ペドゥリート。
彼らはまだ救いの道が残っている時に何もせずに逃げ出したんだ。
彼らがもし何かをやっていたら、
それだけでこの世界は自滅しないですんだかもしれないんだ。
水がめの水があふれ出すには最後の一滴で充分なんだよ……。

今見ているような逃げ出した人たちというのは、
残念なことだけど“よい種”ではないんだ。
もし、仮に新しい世界に住むチャンスを与えられたとしても、
彼らは人々に奉仕したり協力したりする行動はとらないよ。
                   (アミ小さな宇宙人)



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怖れ

 19, 2016 16:00
書架幻想


オバちゃんには、怖いものが三つあります。

⒈ 人のネガ意識
⒉ 自然災害
⒊ ヘビ     の三つです。

⒈ 人のネガティブな意識ほど恐いものが、他にあるでしょうか?

   歴史に残る残虐行為や魔女狩りのような悪習、無差別殺人、虐待、
   恐怖政治下の密告、宗教戦争、支配、資源の搾取、拝金主義、選民意識などは、
   集団意識となって世界に伝染してしまいます。   
   その意識がイスラム国を創り、飢餓を産み、空気を汚染して温暖化を進め、
   MEGA CRISIS・メガクライシス(NHK/巨大危機)を招くわけですから‥‥。
   
⒉ 人間の意識がカギを握っているので、自然災害は怖いです。

   温暖化に至った原因は、元を正せば人々の欲望ですよね。
   それが今、巨大危機を招いています。
   (NHK放映中 MEGA CRISIS・メガクライシス)  
   地球という星の意識は、そのまま人類の意識ですから、
   地震だって偶発ではなかろうと、オバちゃんは思っているからです。

⒊ ヘビは、恐怖以外のなにものでもありません。

  子供の頃、四国の村では農繁休業というシステムがありました。
  作物の収穫期に一週間ほど学校が休みになって、子供たちは親を手伝うわけです。
  出荷するほどの農家ではなかったわが家では、
  その時期、母がちゃっかりと子供たちの仕事を請け負ってきました。
  兄や姉には木材曳きなど結構な重労働。
  末っ子の私には農家のお宅の『子守』を……。
  
  小学1年だったオバちゃんは、赤子をおんぶして軒下で本を読んでました。
  そのとき、オバちゃんの首と赤子の間に、藁屋根からヘビが落下(◎ー◎;)
  ねんねこを着ていたために、ヘビがすっぽりと収まる感じで…((((;゚;Д;゚;))))
  反射的に上体をつっ伏せてヘビを地面に振り落としましたが、
  その瞬間の……生臭さと冷たさ、くねくね感がショックで、
  その夜、高熱を出したのでした。(´A`。)   



さて、このページを読んでくださっている、そこのあなた。
怖れていることはありますか?
あるとすれば、どんな状態を恐れているでしょう?

もしかして、パートナーとのギクシャク感?
それとも対人関係?
もしかして、経済的困窮?
それとも不治の病など、健康上の不安?
孤立? 老い? 
やがて訪れる死への不安でしょうか?


どっこい! 怖れがあれば、幸いです。
怖れは、たいていの場合、魂レベルで選択した課題で、
その状態に抗いながらも、やがては受け入れ、知恵を絞って行動し、
必ずクリアできるようになっているからです。
(乗り越えられないことは、端から来ないようになっている)

考えてみてください。
3歳の息子が、子供用の自転車に乗りたがったとしても、
あなたが親なら、いきなり車道を走らせたりはしないでしょう?
まずは後部をささえてやって、その辺の広場で練習させます。
で、何度かやったら、手を放してみます。
できるかな?、ちょっと難しいかも?……などと、
ハラハラ、ドキドキしながら見守りますよね。

人生の出来事も同じです。
乗り越えられないことは、端から来ないようになっています。
できるか否か…微妙な試練を選択したとしても、
決して一人ではありません。
自転車の後部を支える親のように、
ハイヤーセルフや、守護霊ちゃんなんかが
バックアップ体制を取ってくれていますから‥‥。

理不尽で過酷な現実に見舞われたときは、
意外にも、ノンデュリティ(一元論)が役に立ちます。
“あなたはいない。私もいない。すでに愛の中にいる”と、
呪文のように唱えるのがいいかもしれません。
(私たちは愛そのもの。この世は幻想に過ぎない、の意)

極論ですが……。
ナチスの強制収容所でガス室送りを待っていた人々は、
ほとんど全員が一瞬で悟り、壁に蝶のモチーフを残しました。
(さなぎが蝶に生まれ変わるように、人も形を変えると……)
それを発見して世に伝えたのが、
エリザベス・キューブラー・ロス博士なんですが……。

波乱万丈ストーリーも、心身の痛みも、本当はホログラム『幻想』のようです
信じられないでしょうが、真実です。
そんなバカな…と、思う方、
素粒子物理学の精鋭たちが語る、宇宙論(時間と空間の謎)を見てください。
時間と空間の謎


ただ、現実だけが全てだと信じて生きるのと、
体験のための幻想だと知り、それを利用して生きるのとでは、
天と地ほどの違いが生じます。

幻想を利用して生きる人はたいてい、
自らの意識の進化に、フォーカスするようになります。
なりたい自分の姿(在り方)を定め、
落ち込むこともなく、何度でもチャレンジします。
目標が達成できなかったとしても、
その過程が尊いと知っているから……。

なりたい自分と言えば、オバちゃんにとっては、
このブログを書くことも、そのひとつです。
人の意識、とくに集団意識の怖さを知っていますから、
ブログを書く目的は、ただひとつ。
(自己満足だけでははないので~す!(^_^ ;))

不完全とは、どんな状態なのかを体験するために、
私たちは何度も々、ホログラムの世界に生まれ変わる。
体験を通して、そのことを伝えたいからに他ありません。


そうそう! このブログ……。
カテゴリー『心と身体』『スピリチュアル』の
人気ブログランキングに登録しています。
ブロガーのほとんどが気づいているでしょうが、
正当性や、信憑性に欠ける人気ブログランキングに、です。
それが解っていて登録しているには理由があります。

ひとつには、どんな内容のブログが上位に位置しているかで、
集合意識のレベルが想像できます。

確かに、内容に秀でて上位に位置するものもありますが(希少)、
たいていは、さしさわりのないお気楽日記、ダメ人間(自虐ネタ)アピール、
“お告げ”を売り物にする、スピビジネスブログなどが、上位を占めています。

お気楽日記や、ダメ人間(自虐ネタ)アピールブログは、
読者に安心感や優越感を与えるのかもしれませんね。
しかも氾濫する“お告げ”系のスピブログは、
依存心を満たしてくれる拠り所になっているようです。

更新が途絶えて半年過ぎても、順位が下がらない摩訶不思議もですが、
クリック屋に月に5~10万も払って上位を維持する人々も少なくないようで、
いずれも、無償の愛の学びには程遠い人々に観えます。


と、まぁ……こんなふうにランキングを客観視して、
集団意識の行方を観察しているという感じです。(^_^ ;)

その中で異彩を放つのが『笑えるスピリチュアル』。
それが上位2~3位を占めているのを見ると、
捨てたものではないなぁ…と、
ちょっと元気になるオバちゃんなんですが……。


さて、怖れを消し去るカギは、抵抗したり、逃げないこと。
それを見つめることだと思っているオバちゃんの、
日常の向かい合い方を書いてみますね。


●パートナーを含めた人間関係
 こうして欲しい、言わなくても察知して欲しいなど、
 自分の都合を優先した期待を放棄してます。
 期待していなければ腹をたてることもないし、
 ちょっとした思いやりや、親切さに対して、 
 サプライズのように喜べることが多いから‥。
 
 期待は放棄していますが、相手に無関心ではありません。
 夫婦なんだからではなく、友人のような距離感を大切にしています。
 言い換えると、夫婦でも一心同体とか、夫唱婦随とか思っていません。
 男は、それを望みがちですが、すでに死語の時代に入っていますよね。


●経済的困窮
 年金だけで暮すのは厳しいので、10歳若いオバちゃんが、
 シルバー人材センターのアルバイトやってます。
 合間にはハーブや観葉植物を育て、ときには人様にプレゼント。 
 連れ合いは家庭菜園(60坪)が趣味です。(連日、弁当持ちで出かける)
 無農薬野菜は安価で買えませんし、
 菜園作業は心地良い疲労感と共に、癒し効果もあるようです。
 

●健康上の不安、老い 
 連れ合いは心臓疾患と、緑内障があって薬が手放せません。
 夫とはもちろん、姉たちとの会話も‥‥。
 『死ぬんなら、心臓麻痺とか理想やんねぇ。』ってな会話が弾んでいます。
 
 そうそう、姉夫婦は揃って癌になり(大腸癌、胃癌)、 手術して3年目です。
 “二人に一人が癌”という時代になり、 食品添加物はもちろんですが、
 肉や魚、空気の汚染レベルを痛感する日々です。
 
 オバちゃんの死生観はご存知の通り、
 『何度目かの地球卒業時期が近いぞう!』ってなもんです。
 今も、ですが、死ぬときは……。
 『波乱万丈も含めて、いろいろあって、楽しかったなぁ』
 と、心底、満足する自信があります。

 と言っても、脳梗塞と認知症は避けて、ピンピンコロリ
 姉夫婦や親を通して抗がん剤の副作用などを聞くと、
 やっぱ、心筋梗塞かなんかで急死、第一希望です。(^_^ ;)


●ヘビ
 冬眠準備の今の時期、マムシとか見かけたら、一目散に逃げます。
 ですが、高次の自然界には毒を持った生き物は存在しない、という、
 小さな宇宙人アミの話を思い出しては、
 やっぱり、すべてが意識なんだと再認識するわけです。
 
 すると冷静になって……、
 大嫌いなヘビや、スズメバチ、ゴキブリ、クモ、ネズミなども、
 この星に『存在の理由』があるんだと思えるようになりました。
 
 
 

君たちは、あまりにもいろいろなものに、
しがみ付きすぎている。
自分たちの場所、自分たちの愛する人、
自分たちの物、自分たちの姿、
自分たちの考え、思い出・・・・。
すべてを手放したがらない。

君たちが、そういったもろもろの執着から自由になって、
別の状態へ、別の幸福へと通り抜けるためのたった一つの道は、
いま、その身にまとっている服…つまり肉体を脱ぎ捨てることだ。
                  (アミ小さな宇宙人)



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打たれる

 12, 2016 16:15
道幻想


中学生のとき、オバちゃんは吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。
もちろん端からクラリネットではなく、1年生の半年はひたすらチューバス。
その後はテナーサックスで肺活量を訓練し、
中二から、クラリネットを担当するようになったのですが……。

わが中学校の吹奏楽部は、けっこう有名でした。
そもそもは愛媛県警察音楽隊の指揮者が、体調不良とかで県警を退職。
わが中学に英語教師として赴任し、吹奏楽部を指揮したことに始まります。

吹奏楽部は優秀で、各地で開かれる体育際の行進曲演奏を依頼されたり、
夏休みには演奏旅行で県下を回るほど特別な存在でした。
そこに在籍しているというだけで、鼻が高かったのですが……。

連日の厳しい練習の最中、いつのまにかオバちゃんだけが、
毎回のように怒鳴られるようになっていきました。
オバちゃんの演奏テクニックに問題があったわけでもないのに、
練習量が足らないとか、気がたるんでるとか、協調性に欠けてるとか、
軍隊?…って口調で、オバちゃんだけが集中砲火を受けたのでした。

『まるでイジメじゃん!…なんだって私ばっかり。
技術的なことで叱られるならまだしも、
Aさんや、Bさん、全体的な失敗まで、まとめて、って。
きっと、先生は私のことが嫌いなんや……』

あるとき、ついに堪忍袋の緒が切れて退部しました。
自らの音感や、演奏技術には自信を持っていただけに、
理不尽な叱責には反発するしかなかったのでした。

数日後、クラス担任の女教師(吹奏楽部の補佐でピッコロ奏者)に
呼びだされました。

『なるほど……辞めた理由は判りました。
だけど、惜しい。
辻川先生(指揮者)がね、いつも私にこぼしてたんだけど……。
上野(オバちゃん)みたいな子が、あと10人いたらなぁ!
ってことだったから……』

『ですが先生。辻川先生は、どうして私ばかり怒るんです?
ミスばかりする子に直接、注意すればいいじゃないですかぁ……』

『まぁね……。
あなたが“打たれ強い”って、知ってらっしゃるんじゃない?
あなたなら暗黙のうちに統率してくれる、って思ってるかも。
プライドの高い子だと、叱れば即、辞めるでしょう?
だから厳しいことは、あなたを通して全体にいきわたらせようと……』

『(´・_・`)はぁ?……o(;_;)o』

指揮者の本心を知ったオバちゃんは、即刻、部活に復帰しました。
なんといっても音楽が、楽器が大好きでしたし……。

以来、辻川先生(指揮者)の態度が変わったかというと、全くでした。
だだ、怒鳴りながら、たまに『ニャ…』と、含み笑いするようになったので、
日本人離れしたイケメンに免じて、許してあげることにしたのです。

余談ですが……。
卒業が迫った頃、辻川先生が亡くなりました。
膀胱癌を患って県警を退職されたこと。
抗がん剤と闘いながら、吹奏楽部を指導していたことを知りました。
独身だった担任(ピッコロ奏者)の宿舎に呼ばれて、一緒に大泣きしました。



書けばきりがありませんが、オバちゃんたちの時代は、
親や教師、近所のオバちゃんたちにも良く怒鳴られたものです。
げんこつで頭を叩かれたり、大恥かいて落ち込むこともしばしば……。

夜学に通いながら、大学受験のため猛勉強していた頃の、
職場での話です。

昼休みに、職場の後輩(同じく勤労学生)に質問されました。
『ねぇ、ねぇ、先輩! どうしても解らなくて……この英語、訳してくれません』

ノートには次のような英文が書かれていました。
“Where there's a will, there's a way”
『?……ええっと、will、未来系‥‥道?……いゃあ、判らんわ』

そのときです。
デスクが隣の、エリート上司(京大出)の叱責、罵倒が炸裂しました。

『お前、アホか!……それでも名古屋西高(有名な進学校)の生徒か!
ええか! それは格言や!直訳しても意味なんてない!
“意思あるところに道は開けん。リンカーンや!”
そんなことで名古屋大学など無謀や!』

『o(;_;)o…すみません。穴があったら入りたいです。
Tちゃん、勉強不足で、ごめんなぁ……』

オバちゃんは後輩の前で、赤っ恥をかいたというわけです。
(その後、とんでもない事が起きて受験を放棄しましたが、
その後輩は、見事に名古屋大学に合格しました。)

それにしても、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥って名言ですねぇ。
64歳になった今も、その名言だけは忘れませんから。

まぁ、この辺りまでは誰もが経験する話でしょうが……。

結婚してからの10年というもの、“打たれ人生のピーク”にいました。
自営業の経営不振と、親戚の子供二人の養育が重なり、
店が暇になる平日だけ、幼児教育のセールスに出ていたからです。

フルコミッションの営業は過酷です。
総重量10㎏くらいの教材を抱えて炎天下や、風雪に耐えて歩き回っても、
成約がなければ、日に2000円~3000円の赤字になります。
というのは、トイレ休憩や食事のために喫茶店を利用しますし、
移動手段の電車やバスも、全て自腹ですから。
(保育所のお迎えに送れそうになると、タクシー拾うこともしばしば)

しかもセールスは誰からも嫌われるので、気分は、まるで“流れ者”です。
戸を開けた瞬間、雑巾とバケツが飛んできたり(夫婦喧嘩のとばっちり)、
飼い犬にかまれたり、ヤクザに絡まれたり(民家が賭博場になっていた)、
雪がちらつく日に、近回りしようと小川にかかった板を踏んでドブに落ちたり、
惨めさで泣きそうになった日もありましたが……。

で、心身ともにボロボロに疲れ果て帰宅すると、夫の冷酷な一言。
『ほんで?‥なんや、今日も坊主か?』 → (坊主というのは営業用語で、売り上げゼロの意)
“馬鹿野郎!飛び込みで100円の物でも売ってから言ってくれ~”と、
叫びたい心を押し殺して、夕食づくりに励むのです。→ 吹き出物&50円禿の原因

学研や講談社の英才教育教材売りを足掛け3年。
美容に関する内勤の営業を通算8年ほどやりましたが、
営業職には予想外のメリットがありました。
人格が、激変……プライドが、跡形もなく消滅したのです。

プライドがなくなるって、どんな状態か知ってます?

打たれ強さが半端ではなくなり、同時に、恐いものがなくなります。
それでいて人の言動に寛容で、優しくなれます。
人の話に耳を傾ける習慣が根付きますから。(営業の神髄)

トップセールマン時代にも、商品を勧めた記憶はありません。
相手の不安や愚痴を受け止めているうちに、
なぜか顧客の方から商品を求めてくるのです。
想像ですが……、
『このオバちゃん、好き。安心できる。本当は欲しかったし…』
みたいな感覚だったのかもしれませんが、
営業は心……それを思い知った10年でした。

打たれると、そのときは確かに落ち込みます。
情けないし悔しいし、惨めで……、
消えてしまいたい衝動に駆られたりも、しますよね。
ですがそれって、生薬みたいなものじゃないでしょうか?
『良薬口に苦し』といいますが、苦ければ苦いほど効くんですよねぇ。

見下され、口汚くののしられ続けていると、
他人の、ちょっとした親切心が身に沁みます。
冬の最中、どぶ川に落ちたオバちゃんを家に入れ、
服を洗濯機で洗ってくれた主婦の親切に、涙があふれるんですよねぇ。
で……、どこの馬の骨とも知らないオバちゃんとしては、
『世の中、捨てたもんじゃないなぁ』と、思うんですよねぇ。

飛び込み営業をすると、身の程が解ります。
オーナーの奥さんとか、腕のいいPOPライターとか、
人の親で良妻賢母で、なんて、まったく通じないのですから‥‥。


なんだってこんな話を…と、思うでしょう?
実は、オバちゃんには人知れない悩みがあるんです。
打たれることによって成長した体験があるものですから、
今どきの若者像を観るにつけ、NHK連ドラじゃないですが、
時折、“どうしたもんじゃろのう……”と、考え込むわけです。

感情のセーブが効かずに、乳幼児を虐待してしまう若夫婦。
引きこもり、うつ、対人恐怖症にかかっている若者の多さ。

とにもかくにも、精神が軟弱ですよねぇ。
『打たれ弱すぎる』
『失敗を恐れすぎる』
『忍耐がなさすぎる』
と、思うのです。
しかも、二言目には『傷ついた…』と言います。
で、そこらじゅうに被害者意識をまき散らしながら、
癒し系のセミナー、グッズ、ペットなどに飛びついて、
その世界で再び『傷ついた人』を演じるわけで、
決して自分自身の内面を見ようとはしません。
人に、周囲に、なんとかして欲しいと依存するわけです。


えっ?‥‥うるさい?……年寄りの、いらん説教って?
(。・?_?・。)ムゥ………どうしたもんじゃろのう。

これでも『お得情報』発信しているんですよ。
鉄は熱いうち(若いうち)に打て、って言うでしょう?
研磨されると、何でも丈夫で美しくなるでしょう?

そもそも私たちは、セレブや奴隷、人殺しやコソ泥、肉体労働者や科学者などなど、
さまざまな状態を体験したいと願って、地球に生まれたんですよ。
心地良いこと、気楽なこと、好き放題ばかりしていたら、
人の何倍もの回数、地球に生まれ変わるのですよ。
オバちゃんは、そんなの嫌です。
努力して、地球はさっさと卒業して、5次元の住人になりたいし‥(^_^ ;)



船は港にいる時、最も安全であるが、
それは船が作られた目的ではない。
           パウロ・コエーリョ

この世が喜びばかりなら、
人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。
           ヘレンケラー



ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○


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花と華

 06, 2016 06:00
一人しずか
ヒトリシズカ

月下美人 小png
月下美人



早朝ウォーキングの楽しみのひとつは、野の花々を愛でること。

春先は福寿草や、リュウキンカ。
夏にはヒメジョオンや、ホタルブクロ。
彼岸の頃は曼殊沙華の赤色に圧倒され、
初秋の今頃は、どこを歩いていても金木犀の香りに包まれます。

オバちゃんが暮らす河内長野市は大阪の端っこ。
和歌山に繋がる山々や、いく筋もの川に囲まれた地域で、
季節ごとの野草を摘み(イタドリ、ワラビ、十薬)、野鳥のさえずりに耳を傾ける
人間らしい日々を送っているというわけです。

花と言えば、若い頃は深紅のバラが大好きだったのに、
ここ20年くらいで、野の花や山野草が大好きになりました。
不思議ですね……歳のせい?
おっと、内面(意識)の変化でしょうね。


そんなことから、今回の『存在の理由』は、花と華。
本日の画像のヒトリシズカと、月下美人を、よ~く見てください。

日陰でひっそりと咲くヒトリシズカは、
静御前が一人で舞って いる姿に見立てたというように、
清楚で、愛らしい花です。

一方の月下美人。
超越しているような花の美しさはもちろんですが、
神秘的な複雑さに満ちています。
先端のイソギンチャクの触手のようなものが“めしべ”
めしべ直下の、多くの細かい粒々(ひげ状)が“おしべ”で、
その繊細さには息をのみます。

『花の命は短くて……』というのは、まさに月下美人のこと?と思うほど、
花は4~5時間でしぼんでしまいます。(9月の末頃、夜の8時頃~)
(妖しげなまでに美しく、はかない花弁をライトアップ)

月下美人は花もゴージャスですが、
“筆舌に尽くしがたい”香りを放ちます。
その香りを強いて言葉にするとすれば……。
うっとりするような、誘惑の香り。
心が浄化されるような、癒しの香り。
頭が冴えてくるような、神聖な香りで……、

こんな香りを放つ女性がいたとしたら、
殿方などは一瞬で魅せられること請け合いです。


で、オバちゃんは思うのです( ̄~ ̄;)…。
『花々の世界は、
人間社会(とくに女性たち)の縮図だなぁ…』と。


さしずめ月下美人はクレオパトラや、楊貴妃といったところでしょうか。
いずれも、その美貌から歴史を変えるほどの影響力を持ったことで、
若くして非業の最後を迎えてしまいます。
美しさが、男を腑抜けにした結果の悲劇とも言えますが……。

それにしても世界の美女たちは個性に富んでいますよね。
古くはイングリッド・バーグマンや、グレース・ケリーなどは、
その気品から白ユリ(カサブランカ)や、胡蝶蘭でしょうか?
エリザベス・テーラーは100本の深紅のバラ。
今話題のアンジェリーナ・ジョリーや、 キャメロン・ディアスのような、
個性的な美女は、レインボーローズ…かな?

そうそう……( ̄~ ̄;)!
美しい花はバイオテクノロジーで操作された品種が多いです。
虫がつきやすく、温度や湿度の管理が難しく、
手がかかるわりに、花は3~4日でしぼんでしまいます。
プロデュースされ尽くしたアイドルや、
美しいだけで演技力のない女優のように……おっと(゚◇゚;) 失言?


一方、野山に咲く花たちは、たいてい丈夫です。
タンポポや、シロツメグサ、ユキノシタ、ドクダミなど、
繁殖力の旺盛なものは、必ず地下茎が発達しています。
ちぎられようが、引き抜かれようが、どこからでも再生するし、
虫の嫌う匂いを分泌して、身を守っているものさえあります。

これって、人間社会の環境格差と同じですよねぇ。

ぬくぬくと、乳母日傘で育った人。
依存心が強く、自分では何も決められない人。
貧困ゆえに、早くから自立を目指した人。
目標に向かって邁進した人、などなど。
言葉と行動は、育った環境を物語っていますよね。

例えば、下積み時代の長かった役者って、
主役ではないにしても、名わき役になることが多いですね。

釣りバカ日誌で社長の運転手を演じた笹野高史さん。
「おしん」で「源じい」役を演じた今福将雄さんなどは、
主役を超えて作品を魅了させる力があります。
なんていうか……『華』があるんですよねぇ。
えっ?……古い?
(´Д`)……今風に言えば『オーラ』でしょうか?
この場合のオーラは、パワーとか気ですが。


さて、あなたは、野に咲く花を見つめたことがありますか?
どんな環境で咲いていたでしょう?
そもそも、あなたはどんな花が好きですか?

まずは世界でひとつだけの…、
あなたの華、咲かせていますか?




起こらなかった問題や、
これからもけっして起こりもしない問題を心配して
頭を悩ませて生きていくのをやめて、
もっと「いま」というときを楽しむようにしなくちゃ。
人生は短いんだ。
もし現実に何かの問題に直面したときは、
それに全力であたって解決すればいいんだ。
起きもしない事を心配しながら生きていくのが
賢明なことだと思うのかい?、
「いま」という瞬間を、
こんな美しい夜を じゅうぶん満喫しなかったら、
それこそなんと おろかなことだろう…。
どうして、じっさい起こりもしないことに頭を悩ませて
現在を犠牲にしなくては ならないんだい?
         (アミ三度目の約束)



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