小宇宙を束ねる『わたし』

 28, 2015 06:00
          人魚
                         耳をすませて(クレイ)


ワンネス状態を体験した後、オバちゃんは左脳で、
それを考察したい衝動に駆られました。

ちょうど解剖学や生理学に夢中だった頃で、
『小宇宙』ともいわれる人体の、
電子顕微鏡下で見つめた世界に驚嘆したからに他ありません。

かつて『ミクロの決死園』というSF映画がありました。
人間をミクロ化(1㎜の1000分の1)して人体に注入し、
壮大な小宇宙を探検し、最後は一滴の涙に紛れて
人体を脱出する物語ですが……。

電子顕微鏡下の骨組織では、
造骨細胞と破骨細胞が忙しく動き回っています。
古くなった骨壁を破壊し、新しい骨を組み立てているわけですが、
そのバランスが崩れると骨粗鬆症に……。

その数が35兆個といわれる細胞の核には、
遺伝子の実体であるDNAを格納しています。
このDNA、実は長さが2mもありますが(人体より長い)
超コンパクトサイズの2nm(1mmは100万分の1nm)に
折りたたまれています。(σ(◎◎;)…脅威!)
(参考…白血球が6から30µm、赤血球が7~8nm)

核の周りにはエネルギーを生産するミトコンドリア。
たんぱく質を合成するリボゾーム、ゴルジ体、葉緑体など、
ひとつの細胞は、生命工場でもあるわけです。

各臓器の粘膜から分泌される膨大な量の液体(消化液、酵素、ホルモンなど)は、
ミクロサイズの人間など、その世界(地球)ごと一瞬にして飲み込みます。


この精妙でダイナミックな……、
壮大すぎて永遠を感じる『小宇宙』を束ねているのは何者なのか?
それを創造したのは神? 意識? エネルギー? 
それは……オバちゃんであり、そこのあなたです。

では、その小宇宙を生み出した根源は何か?
精子と卵子を結合させるエネルギー(気、プラナ、宇宙微子)かも……。
ビックバンによって宇宙が生まれたように、
細胞は結合と分裂を繰り返して人体(小宇宙)を創る。

星が最後を迎えて粉々になり、それらの破片や塵が
合体して新しい星を創るように、
やがて人体という小宇宙も衰退して崩壊。
意識とエネルギーを携えて、大いなる根源に戻る。

これが、オバちゃんの左脳で考えた『わたし』です。



どっこい!ここからが今日の話のクライマックス!

オバちゃんがミクロの決死園の主役だとして、
人体という小宇宙を探検しているオバちゃんは『分離した個』。

同時に、探検しているスペース全体は『ワンネスの世界』。
原寸サイズの自分と、ミクロサイズの自分の、
両方の意識が全体に浸透、拡散している状態です。
(両方とも35兆個の意識を束ねる)
これ、個であり全体状態ですよね。 (o'∀'))ゥンゥン

人体という小宇宙を束ねるのは…『あなた』…『大いなる神』
顕微鏡下では、誰もがワンネスだと、オバちゃんは感じました。



解剖や、生理学の教科書を読んでいる最中、
感極まって…何度も、々、涙があふれました。
隣席の男子は、そんなオバちゃんが
不気味だったに違いありません。(〃^・^〃)




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『今ここ』の連続性

 25, 2015 13:08
          雲
                                 雲海   


映画や音楽、スピブログなどで
『今を生きる』『今ここ』という言葉があふれていますよね。

悟り系の書物によれば……。
“過去も未来もない。あるのは今、この瞬間だけ。
そもそも時間などない。幻想にすぎない。”  
みたいな解説が羅列されていますが……、
これ、解ります?

『今ここ』を実感するために、
オバちゃんは下記のような方法を試しました。

日々のウォーキングで、
足を挙げた、その瞬間だけ(今)を意識して歩き続けます。
『今、今、今』とつぶやきながら…です。

通り過ぎた足跡をイメージすることはできますが、
そこに自分はいません。(記憶だけ)

100mほど先の、通るであろう足跡をイメージすることはできますが、
そこに自分はいません。(予測だけ)

なるほど……。
過去や未来に自分はいません。
足を挙げたという肉体の実感は『今の瞬間』だけに生じます。

これを生き方に当てはめると……。
過去にしがらんだり、未来への取り越し苦労などは意味がない。
『今ここ』を生きることが未来を創り、
『今ここ』を生きることの連続が過去を創っていく。

オバちゃんとしては、こんな解釈に至ったわけです。

時間などというものはない……。

これに関して、
オバちゃんは異議を感じる“ふつうのオバちゃん”です。
地球という星では、便宜上の時間枠が設定されているし、
その中だからこそ、肉体の老化が進む。
皺や、白髪が増えていきますもの……。

ああ、解ってますよ。♪~( ̄ε ̄;)
人は肉体ではない。意識する光りの粒子だってこと……。
この地球上での現実のすべてが『幻想』だと知っていながら、
私たちの魂が、その『幻想』を生き切ることを選んだと……。

有料の小難しい『悟り講座』なんて行かなくても、
『今ここ』は体感できます。
歩きながら、一歩の瞬間を意識さえすれば……。

できごとに翻弄され、いつまでも引きずるのではなく、
(注意がそれて『いま』以外の時間に彷徨う
すばやくパッと『いま、ここの自分に』にもどる。

覚醒者たちは、このことを……。
超難しく、お経のように、珠玉の言葉のように
言ってるようですが……。(*^^*)



 
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宇宙のバックアップ

 23, 2015 06:00
          優しいマック
                           心やさしい野良猫マック


命を見つめ、それを感じ、人間関係のパラドックス(人間曼荼羅遊び)について、
足早に書き進みましたが……。
今日からは、ちょっとだけ、深い話になります。


いきなりですが、あなたは自分を知っていますか?…(◎_◎) ン?

あなたは何が好きで、何が嫌いか。
どんな価値観を持っていて、どう在りたいのか。


真剣に、正直に、自分と対話したことはあるでしょうか?( ◜◡‾)(‾◡◝ )

人間曼荼羅で遊び、身近な存在との関係性を考察すると、
その存在が、結果的に『なりたい自分』を形作っていたでしょうか?

人を観つめ、感じることでしか、
自分が何者かを知る方法はありません。
面倒くさくても、まずは自分を知ってくださいね。
誰にいうわけでもなく、
こっそりと自分像を確立(定義)するだけです。

この場合、鍵となるのは本当の自分を知ることです。

A  自分以外の人が創った自分ではなく
  (他者から観たあなた像の期待に応えようとする自分)
B  自分が創ってしまった自分でもなく
  (こうあらねば、みたいな理想の自分)
C  ABではない本当の、素の自分。



(・_・?)……なぜそんなにしつこく…と、思うでしょうが。

自分が何者か判らないと(素の自分、本質)、
宇宙のバックアップを受けることはできないからなんです。

宇宙は『これが私だ!』が大好きですが、
他者の価値観に依存する、迷う、揺れる、
コロコロ変わる、が嫌いみたいですから……。


繰り返します……。
命を見つめ、
それを感じ、
人との関わりで判った自分を宣言する。


これで、あなたは宇宙(高次意識や、守護霊など)の
バックアップを受ける準備が整いました。



次回からは、さまざまな『今ここ』について書く予定です。


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ちょっとタイム③

 19, 2015 06:00
          づくがなくて 001
               くたびれちまった


11/17の早朝、オバちゃんは突然、下血しました。σ(◎◎;)
前夜から下痢や嘔吐があって、夕食も食べずに就寝した関係上、
頻繁な便意は、腸に溜まった血液を排出するためでした。

ガン?…直腸ガン? ((((;゚Д゚))))))) 

町医者に紹介状を書いてもらい、国立大阪南医療センターへ直行!
血液、レントゲン、大腸カメラなど、すべての検査に6時間……。

で、結果はガンでなく、虚血性大腸炎でした。
下降結腸から、S字結腸に至る大腸壁面の
血管が炎症したための出血だったわけです。

入院こそ免れましたが(出血がひどいわりに元気)、
一週間の絶対安静を言い渡されたのでした。

これ、高齢者に多いそうです。(現在、オバちゃんは63歳)
便秘などで急激に腹圧がかかった場合、細菌感染した場合など、
老化している臓器って、免疫力が低下しているんですよねぇ。

検査と結果待ちの6時間というもの、
さまざまな思考が脳を駆け巡りました。

69歳まで生きるつもりだったのに、早くない?
ねぇねぇ、守護霊ちゃん、私死ぬの?(あまりに長いので病院で瞑想状態)

ですが……無反応でした。
『ふ~ん、無反応ってことは、ガンじゃないかも…』
そんなことを感じていました。
こんな場合でも、感じることはカギになります。

連日の更新はやめて、この先は4~5日更新にしますね。ヾ(_ _。)
そもそも、オバちゃんは毎朝3時半に起床。
菜園やってる夫の弁当作って、朝食を摂った後、ウォーキングに。
仕事のある日は、午前9時までに家事のすべては完了。
週4日は軽作業に出かけ、夜は8時に就寝……ってな暮らしをしていて、
歳のわりには過密スケジュールかも?と、反省したのでした。

情熱をもって、
わかりやすくスピりチュアを伝えようとしてはいるのですが、
なんか、左脳が回転しな~い!
高度なテーマの活字化だと、連日投稿は無理かも……。
そんな感じで~す! (⌒ー⌒)ノ~~~


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感じる

 18, 2015 08:20
        偉大なるヒーラー 001
             偉大なるヒーラー


スピリチュアルな道筋(生き方)って、ズバリ、

命を見つめる 
感じる


この行為でしょうね。
今日は、見えないものを『感じる』話です。


人が見ることのできる可視光線はほんの一部で、
電波、電磁波、ガンマ線、X線、紫外線など、
光りの種類だけでも見えないものが圧倒的に多いですね。
これらの光りは、少しの波長の違いによって性質が異なりますし、
それぞれにエネルギーを持っています。

信じがたいかもしれませんが、
実は私たち人間や、動植物、金属、無機質など、
この世のすべてのものは、振動数の違う波動と、
エネルギーを持っています。
(難解ですが、多くの文献があります)

その波動とは『意識エネルギー』ですから、
それらが発する意識をキャッチすることができます。
その実例のひとつが『うそ発見器』のバクスター効果だったり、
(熱湯に投げ込まれるエビの恐怖感を、植物がキャッチ)
年季の入った樹木医などが言う、木の声を聴く…。
音楽を聞かせると酵母菌の働きが良くなる……という類のもの。

もっとも、元気(パワフル)、陽気、陰気、殺気など、
目に見えなくても、その波動(意識)を感じることはできますよね。
その、誰もが感じる波動(意識)は、大きく分けると二種類しかありません。
『拡張した意識』……波動(バイブレーション)が細かい。
『収縮した意識』……波動(バイブレーション)が荒い。

これまた信じがたいかもしれませんが、
もともと愛の光の粒子(拡張した高次の意識)だった私たちは、
忘却の河を渡って、わざわざ波動を落として、
肉体という物質的(三次元)存在になりました。
(物質は固まり、分離している)

ですが意識を拡張させ、感じる能力をパワーアップすることはできます。
大自然の摂理や、命の輝きを見つめたり、人によっては瞑想したりして、
顕在意識(エゴ)の奥に在る、魂レベルの自分を思い出すことができます。
俗にいうハイヤーセルフや、守護霊などは、
その助けをするために、いつでもスタンバイしているというわけです。

(・_・)……ン?
わざわざ忘却の河を渡り、波動を落として、肉体をまとって、
ふりだしの元の姿……魂レベルの、拡張した、高次の意識だった
自分を思い出すって、なんのために?


とは思うでしょうが、
肉体次元でなければ学べないことが多いからでしょうね。

何もない部屋に、あなたがいたとしましょう。
自分が大きいのか、小さいのか、
比較対象するものがなければ何もわかりません。
自分の思考が善なのか、悪なのか、
比較する対象がなければ何もわからないわけです。

相対するものが存在する(二元)にいながら、
高次の自分を思い出す手段として、脳は役に立ちません。
各種臓器を統括しますが、脳もまた、臓器に過ぎないからです。

高次の自分を思い出す最強のツールは、意識です。
意識は細胞のひとつ、ひとつにあり、肉体を包んでいます。
それはオーラとも言われているもので、肉体と、
その周囲を包み込んで、他のすべてとネットワークを結んでいます。
(覚醒者の中で、細胞のひとつ、々に意識があると言ってるのはOSOHだけ)


35兆個の肉体の細胞のひとつ、ひとつに在る意識。
だからこそ、臓器移植を受けた人の嗜好や趣味が激変したりするわけで、
現代医学は、意識の何かについては発展途上とも言えるのですが……。

この話を脳で理解しようと思えば、数百冊の文献を読み漁ることになるし、
またその文献が難解極まりないですから、トライするのはお勧めしません。
(化学、医学、物理学界の有識者って、超左脳人間多いですから、
複雑怪奇な理屈理論が先行していて役に立ちません。)
それよりも、自分が35兆個の意識(エネルギーを持った波動)だと
信じる方が早いです。

感じることは、スピリチュアのすべてと言っても過言ではありません。
森羅万象のすべては意識のネットワークで結ばれている。
自然や命を見つめることで、自分の感受性スイッチをオンにする。
スイッチをオンにしている自分を信じれば、
一瞬にして、それは来ます。
人によっては、それを『ワンネス』と表現するわけです。

花の意識を、
木々の意識を、
動物や、虫の意識を、
鉱物や、金属の意識を、
意識して、感じてみてください。

オバちゃんの友人の車が、交通事故でぺしゃんこになりました。
本人は救急車で病院に……。(ほとんど無傷でした)
車の移動は不可能でしたが(交通機動隊いわく)、
駆けつけた夫が乗り込み、車に話しかけたそうです。
『命を守ってくれてありがとう! あとちょっと、頑張って動いてくれ!』

すると、立ち合いの警察官たちが唖然とする中、
エンジンがかかり車は移動できたらしいのです。σ(◎◎;)

これを単なる偶然ととるか、金属たちの意識ととるか……。
友人夫婦は、日頃から意識や波動を信じるタイプでした。♪~( ̄ε ̄;)~


ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○


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人間曼荼羅で遊ぼう

 17, 2015 06:00
            猫「ふん」jpg
                     ただいま冷戦中

なにが厄介って、
人間関係の迷路ほど、出口を見つけにくい対象はないですよね。

嫌い、許せない、憎らしいなどと思い込むと、
気持ちが塞ぐだけではなく、新たな出会いも警戒したり、
つい臆病になったりしませんか?

集合住宅に住むオバちゃんの近所にも、
警戒心の強~い奥様方が2~3人います。
挨拶の返事がいただけるまでに半年。(それまでは会釈のみ)
2~3分間の立ち話ができるまでに3年。
田舎者のオバちゃんとしては( ´△`)アァ-の世界ですが……。


今日の話は、ご近所のような浅い関係ではなく、
家族を含め、親友、友人、恩師、上司、同僚など、
接する時間の長~い人間関係についてです。

人間関係で悩み混沌としていた時代、
オバちゃんは良く『人間曼荼羅』を書いて遊びました。

チベットの曼荼羅図の中心に自分を入れ、
その周囲に、濃厚順、近しい順に人を並べていきます。
コツは、嫌いな人、憎い人も全てで、
自分の感情がエキサイトした順に並べていきます。

終わったら、それをよ~く々、見つめてください。
その人との関係で生じた感情……。
喜怒哀楽の全てを思い出し、
良くも悪くも、影響を受けた原因に迫ってみてください。
一人、一人……ゆっくりと丁寧に、です。

嫌いだった…、悔しかった…、軽蔑した、大好きだったなど、
その人との関わりを思い出し、それが自分にどんな影響を与えたかを
じっくりと思い出してみてください。


オバちゃんの場合は、目からうろこでした。

なりたくないサンプルのような母、
甲斐性のない父、
嫁いびりが生きがいの祖母、
包容力のある姉、
学歴しか興味のない上司、
保身に徹する同僚、
突出した才能に恵まれた友人、
だだ優しい友人、

などなど……でしたが、
オバちゃんの中のハングリー精神、負けん気、向上心などは、
嫌いだった人たちへの反骨精神から生まれたものだと気づき、
号泣したことを覚えています。

それ以降、人の言葉や行動に動じなくなりました。
罵倒され、批判されたとしても、
“私の成長のために演じてくれているんだぁ”くらいの、
平常心でいられるようになったわけです。
(どっこい、まだ感謝の域には達していませんが…)

カイロプラクティック、中国整体、カウンセラーの講座と、
半端な民間資格を取っては納得できない時期に……、

『今どき、500万でなにができます?
カイロや整体のような国家資格でもないものに金かけるくらいなら
鍼灸免許でもとったらどうです?』

40歳過ぎていたオバちゃんを諭したのは、
鍼灸大学を出た23歳の若者でした。
(カイロの学校で雇われ講師のバイトをしていた)

くそっ! 生意気に……。
半端なカイロ学院でバイトしてるくせに、
よく言うよ……。とは思いましたよ。
ですが、よく考えたら彼の言うとおりでした。

迷っていたオバちゃんをその気にさせた、
その生意気な若者は今、東京女子医大の鍼灸科で働いています。

一期一会って、とってもスピリチュアだと、今も思います。
『人間曼荼羅』…面白いですよ! (●⌒∇⌒●)


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命を見つめる

 16, 2015 06:01
森と黄色い花


ただ、嫌な現実から逃れるためではなく、
と、あえて前置きしてですが……。

スピリチュアな生き方をしたい方、その状態に憧れている方々に、
オバちゃんなりのコツみたいなものを書いておきますね。
ぜ~んぶ、ただで、特別仕様のマントラや、瞑想も必要ありません。
ただ、一日のうち10分~30分ほど、一人きりの静寂な時間を持ちましょう。
あなたは、聖なる領域で遊ぶことでしょう。

その① 命を見つめる

庭先で数匹の蟻が協力しながら、虫の死骸を運んでいます。
おや? 解体し始めた。分担して……どこまで運ぶのだろう? 

そこへ突如、トカゲが現れ、数匹の蟻が食べられてしまいました。
蟻は、道半ばで無残にも命を失いましたが、無駄死にではありません。
糧となってトカゲの命を支えたわけです。

しばらくすると野良猫がやってきました。
目ざとくトカゲを見つけ、追いまわしてペロリと食べてしまいました。
トカゲは命を落としましたが、猫の命の糧となり、
おかげで生き残ったアリたちは食べ物を巣に運ぶことができます。

自然界の食物連鎖を見て、あなたは何を感じるでしょう。
私は、完璧なエコシステムを感じます。
食物連鎖の頂点にいると言われる人間はどうでしょう?
森林を破壊し、空気を汚し、化学肥料で大地を汚染して、
他者と、自らの命を縮めていて恥ずかしいですよね。


ある日、トカゲを食べた猫が、交通事故で死んでいました。
農道沿いの草に紛れてわかりにくかったのでしょう。
猫の死骸はいつまでもそこにありました。

2週間後にそこを通ったとき、
猫の頭は消え、胴体がペッタンコになっていました。

さらに2週間後、猫のしっぽの残骸のようなものが、
使い古した雑巾のようにペラペラになり、
行き交う車の風圧や、耕運機の振動で、時折、空を舞います。
やがて…半年もしたら、猫は粒子となって空を舞い、
風になって世界を駆け巡ることでしょう。

この、数匹の蟻から始まるストーリーは私自身の体験ですが、
同じ状況を、生命科学者の柳沢佳子が語ると(数冊の著書)、
それはもう、鳥肌が立って泣いてしまいます。

難病を背負い、自らの命を生命科学者の視点で見つめた彼女は、
ごく自然に悟っていきました。
やがて出版した『生きて死ぬ智慧』という本は、
彼女が見出した真理に満ちています。

森羅万象のすべて……。
たとえば紅葉した葉の1枚でも、
見つめれば葉っぱの命が見えてきます。
枝と繋がっていた葉の根元の太さ、
その切れ口の滑らかさ。
人の血管のように広がる葉脈、
その繊細で美しい造りを見つめます。
葉が微生物によって分解され、
新しい命の糧になる過程を想像しましょう。

踏まれても蹴られても、
平然と茂る雑草を見つめます。
誰に愛でられることもない雑草に、
薬効成分が豊富なことをご存知でしょうか?

知的好奇心MAXで見つめることは、
スピリチュアの入り口です。
それぞれの営みの優しさ、無垢さ、精妙さ、
完全性を見つめることは、
聖なる視点、聖なる行為なのでしょうね。



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        冬景色
                   小川村/厳冬


今日は、鍼灸師だった日々に、もっとも驚嘆、感動した本。
デビッド・スノウドン著 『100歳の美しい脳』を紹介しましょう。


ノートルダム寺院のシスターたちは、そのほとんどが長寿で、
病気に罹ることも少なく大往生した人が多かったようです。

しかも、彼女たちの中の678人は、アルツハイマー病理究明のために、
死後、自らの脳を検体として提供したそうです。

後に脳を解剖してみると、驚くべき結果が得られました。
病理所見は重度(ステージ5,6)でも、
全く認知症症状を示さなかった例が少なくなかったのです。

病理所見があるのに症状がなかった。
σ(◎◎;)これは一体、どういうことか?
なんてスピリチュアな現象だろう!
病は気からって、端からスピリチュアそのものだったんだぁ!

オバちゃんは、彼女たちの生活環境と精神性にフォーカスしました。
読み進むと、彼女たちの暮らしぶりは次のようなものでした。

修道院のコミュニティは献身的で温かく、ある意味で本当の家庭より家庭的だった。
そこで老いていくシスターたちは、最後まで元気な人も、
心身に病を抱えた人も、同じように尊厳に満ちて輝いていたというのです。

もっとも、シスターたちは若い頃(平均22歳)自伝を執筆し、その後の活動
記録を含め知的活動の歩みが多かったそうです。
研究者は次のように結論ずけています。

“若い頃に、肯定的な感情表現にあふれた、
複雑な文章を書いていた人ほど、老齢期の脳が健康である”


そのとき思いました。
ワァ~ォ! 耳痛~い!(>_<。)ゝ
若い頃からいろいろ書いてましたが…。
生意気な批評判断が多かったかも?
(・_・)……ン? 遅すぎることはなかろう!
今からでも“美しい脳”になろうっと!(^_^ ;)



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一人しずか



『もう、ほんまに……。うちの娘、何考えてるか。わかれへんわ。
○○さんにこう言われたとか、ムカついたとか、傷ついたとか。
友達との電話なんか聞いてたら、年中、傷つきっぱなしやで。
そうやって人のせいにして、
バイト先もしょっちゅう変わるから怒ったんやけど……。
私に、なんて言うたと思う?

「悪かったなぁ。おかんと違って私は繊細なんよ。
おかんみたいに鈍感で図太くないだけや!」

だって……。アホらし。
ほんまに風ちゃん、なんか、ええ薬ないかぁ……』

かつての同僚が、珍しく愚痴りました。

『ハハハ……ないなぁ。
今どきの若者相手に我慢、辛抱、忍耐なんて言葉使ったら、
アレルギー反応起こして病気になるし、
否定でもしようものなら即、パワハラじゃなんじゃ騒ぐし、
理屈と自尊心だけはエベレスト級なもんで、
“選民意識”たらなんたら理論武装するしなぁ……。

ほっといたら?
傷つきまくったらいいやん。
どこ行っても、何しても、同じような人はいるからなぁ。

『傷ついた』って言葉の多くは、
自分を正当化するための手段にすぎないって、
本当は知ってると思うわ。
人のせいじゃなくて、自分が傷つくことを選んでるって、
わかる日が来るん違うかなぁ』

『そやなぁ、それしかないか……。
私らでも腹の立つことはあるやんなぁ。
けど傷ついたとは思えへん。
大事な自分が傷ついてたまるものか、やんなぁ』

『そうそう、その精神。
人の言うこと、すること、それぞれやし。
さらりと受け流しといたらええやんなぁ。
鈍感で図太いように見えて、実は、
オバちゃんたちは悟りの境地に至ってるわけよ。
それが場数……年季ちゅうもんやろなぁ。

そや! 80歳になっても頑なで、
他人に説教すんの趣味みたいな爺とか、たまにいるけど、
人生は何度でもあるからなぁ。
好きなだけやり直したらいいんやけど?♪~( ̄ε ̄;)』

『(・_・)……ン?風ちゃん、どゆ意味?』


心が傷つかない方法って意外とたくさんあります。
オバちゃんの思考は、次のような感じ……。(*^^*)

● こうあるべき、そうすべき的な説教好きには
  (あんた自身が自分の法律に縛られて生きるんや)

● 誹謗中傷好きには
  (過去性で誹謗中傷に晒されてた?お気の毒に…)

● 被害者意識をまき散らす(自傷)タイプには
  (自分を憐れむのが好き? その状態に酔ってる?
   同情を買いたいわけ? 素晴らしい自分を知らない? 
   可哀想な人なんやぁ)




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宇宙④



イギリスのヒースロー空港を発って4時間あまり。
飛行機がシベリア上空にさしかかったとき、それは起きました。

『σ(◎◎;)あの!エンジンから火吹いてんねんけど……』

窓際の座席にいた私が、同僚の膝をつつきました。
彼女はそれを確かめ、そのまま固まってしまいました。
直後、機長からヒースロー空港に引き返す旨のアナウンスが流れ、
機内は騒然となりました。

『飛行機ってエンジン、何個あったっけ?
一個くらい火吹いても飛べるもの?』

バカみたいなことを口走りましたが、同僚も首を横に振るばかりです。
眼下には、荒涼としたツンドラ地帯が延々と続いていて、
奇跡的に不時着したとしても、生存は不可能に思えました。

それでも、1時間ほど過ぎると、恐怖感が薄らぎました。

『ちゃんと飛んでるやん。4時間、飛べるかも。
いや!……。やっぱ、遺書、書いた方がいいかなぁ。』

同僚が私に聞きました。

『うん、その方がいいかも……』

その後、私たちは黙りこくったまま時間をやり過ごしました。
脳裏に、人生のさまざまな出来事が浮上し、
死んだ場合の家族の感情はもとより、次の生の“なりたい自分像”まで
それはそれは濃厚に思いをはせました。
なにしろ4時間ですから……((((;゚Д゚))))))) o(;△;)o ウルウル・・・


『ただ今より、ヒースロー空港着陸態勢に入ります!』

沈黙の長い時間が過ぎ、その機内アナウンスを聞いたとき、
人生がばら色に変わりました。(((o(^。^”)o)))

着陸した瞬間、機内が拍手と歓喜にわいたことは言うまでもありません。


その他……。

小1の頃、転覆した伝馬船の船底から死に物狂いで脱出した。

国際結婚の下見旅行中、タイとビルマの国境でゲリラの襲撃に遭い、
(後部座席に、タイ陸軍の勲章が付いた帽子を置いていたため)
急発進して逃げる車の中で聞いた銃声音のすさまじさ。

など、オバちゃんには3回もの『九死に一生』体験があります。
どの場合も、反射的に『神さま~!』と叫んでいました。

『九死に一生』体験って、ありがたいです。
運が良かったではなく、
生かされたんだろうと思えるからです。
生かされていると思えば、
人知を超えた意図があるんだろうと思います。
その意図とは、たぶん……。
自分を愛するように、
他者を愛するレッスンなんでしょうね。




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