忘却

 26, 2017 00:05
幻想夜景




忘却とは忘れ去ることなり。
忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ。


放送時間になるとは銭湯が空になったラジオドラマ『君の名は』……。
放送の冒頭で、毎回、朗読されたナレーションです。
主人公の春樹と真知子が愛し合いながら、すれ違ってなかなか会えない。
忘れてしまったらどんなに心が軽くなるだろう。
だけど忘れられない、という二人の心を詠んだものです。
オバちゃんの歳に近い人々にとっては、ですが、
懐かしいですねぇ……。(^_^ ;)

近年ヒットしたアニメ『君の名は。』と同じタイトルですが、
アニメには、タイトルの末尾に句読点、。がついてる理由、ご存知ですか?
春樹と真知子の物語『君の名は』の、著作権を侵さないためなんですねぇ。
マル(句点)さえ付ければ、タイトルが被ってもクリアなんですって……!(・。・) 


さて、オバちゃん、最近、物忘れが増えました。
俳優の名前とか、花の名前、買い物リストのチェック漏れなど、
記憶力がどんどん低下し続けています。
しかも、10歳年上の連れ合いなどは近未来の自分を観るようなもの。
庭の草花を眺めていても、あれ…それ…これ、ぱっかりですし、
知人の名前も、ド忘れ多くて話が前に進みません。

『あのぅ、なんて言うたかなぁ…ほれ、この前、珍しいミカン、くれた人…』
『ああ、二軒隣の畑やってる人?…』
『違う、違う……マレットのメンバーでな……』
『……マレット? よけい判れへんわ』
と、まぁ、こんな会話が増えるわけです。(。・?_?・。)


で……つくづく思います。
同じ物忘れでも『忘却』って言うと、なにやらロマンチックですが、
『健忘』となると、一挙に年寄り臭くなってしまいません? ( ˘ ³˘)

最近、新しい出会いの人名とか、雑多な用事の数々、
その日時などは、メモらないと絶対に忘れます。
ブログの原稿など、推敲を重ねているのに、
変換ミスに気づかずアップしている自分がいます。(鍵コメで教えてもらって気づく)
また、好きな洋画の再放送なんか見てて、
往年のスターの名前や、ストーリーなどの記憶が薄れていて、
新鮮な気持ちで見ている自分が、ちょっと恐~いです。 (o´_`o)とほほ。

なんとかしなければ…と、ネット検索するうちに、
ドイツの心理学者 ヘルマン・エビングハウスの、『忘却曲線』なるものに行き着きました。
短期記憶、長期記憶くらいは知ってましたが、感覚記憶なんて新鮮でした。
((*′☉.̫☉)……それも記憶のうちに入るの? って感じ)
で……ちょっと、安心したりなんかして。(^_^ ;)

★参考    エビングハウスの『忘却曲線』
忘却曲線


せっかくですから、記憶の種類を書いておきますね。

●感覚記憶
 歩いている時の風景などは次々に視界に入ってくるが、
 気に留めることがなければ、ほんの1~2秒で忘れてしまう。

●短期記憶
  数10秒間であれば覚えておくことができるもので、
 感覚記憶よりは記憶時間が長い。
 覚えておこうとしなければ、数10秒もすれば忘れてしまう。
 人間の短期記憶は、一度に7個前後しか覚えていることができない。
 (絵柄を見せた後、時間をおいてテスト…認知症診断などで使われる)

●長期記憶
 家族の名前や、知識など、長い間、脳内に残っている記憶。
 記憶したいことを繰り返し口に出して反復すると、長期記憶になりやすい。

全体を通して、関心の薄いものは忘れやすく、
感動的体験や、反復暗記などは保持率が上がる。
自分に不都合なことは思い出しにくい傾向があり(抑圧の心理機制)
忘れていても再認は可能で、記憶は残っていることが多いらしいです。

記憶力って、やはり努力なしでは保てないんですねぇ。

!(・。・)b …確か、トム・クルーズは失読症で字が読めないんですよね。
脚本がある限り、俳優にとって失読症は致命的なんですが、
彼は、脚本をテープに録音してもらってセリフを覚えていたようです。
で……自らの宣言通り、アクションレベルは、あの『007』を超えました。

この失読症、英語圏で10~20%の人に発現していて、
スティーブン・スピルバーグやオーランド・ブルームも、長い間悩まされていたそうです。
スゴイですねぇ……努力の人々ですよねぇ。


もっとも、『忘れる能力』は、ときとしてありがたいです。
大切な人を失ったショックや悲しみが20年も続いたら、それこそ死んでしまいます。
九死に一生の出来事や、暴漢に襲われた恐怖、煮えたぎる怒りや憎悪もしかり。
いつまでも鮮明に記憶していたら、心が壊れてしまいますものね。

年月とともに『記憶が薄れる』って、人間の脳は本当によくできてると思います。
『忘れる能力』にも、感謝します。

が、しか~し………。
『忘れる能力』って、ときに残酷です。
高齢化、過疎化の村では、よく切ない想いをしました。

『おめぇ、どこの者(もん)だい?』
何年も親しくしていた近所の婆ちゃんです。
『(((ʘ ʘ;)))……わ・た・し‥風子。隣の……』
『……オラ、知らねぇ。どこから来ただぁ?』
『……だから、と、隣の……o(;_;)o』
婆ちゃん、やがて息子の顔も判らなくなると思うと、切ないですよねぇ。

私たち夫婦は揃って末っ子ですので、
最近、高齢の兄弟姉妹にも認知症がチラホラ……。
家族で話しあって施設入所も検討中とか聞くと、なんだか身につまされます。
ついつい、次は我が身? とか思って……((((;゚;Д;゚;))))カタカタ

まぁ、相変わらず有酸素運動は続けていますが(7000歩~10000歩)
せっせと青魚や、ナッツ、カレー(ウコン)、ゴマなんか食して認知症だけは回避。
『加齢による物忘れ』で、寿命を全うしたいものですね。(*^▽^*)


  加齢による物忘れ               認知症による物忘れ

物忘れを自覚している              物忘れの自覚がない
体験したことの一部を忘れる          体験したこと自体を忘れる
ヒントがあれば思い出す             ヒントがあっても思い出せない
日常生活に支障はない             日常生活に支障がある
判断力は低下しない               判断力が低下する



「人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
               瀬戸内寂聴




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占い

 20, 2017 00:05
シメール ①



オバちゃんは中学生まで、風光明媚な四国の漁村で育ちました。

家業は豆腐屋でしたが、時折、知らない人が父を尋ねて来ました。
易学や手相学を研究していた父の、占いが良く当たると評判になり、
バスや船で遠方から人生相談にわざわざ、というわけです。

もちろん、無償です。
東洋医学の研究が趣味で、その延長線での易学や手相だったので、
仕事にする気はなかったのだと思います。

そんなとき、母は終始、仏頂面でした。
一円の得にもならないことに時間を使う父が、はがゆかったのでしょう。
子供たちの前でよく『ええ、キヨシ馬鹿んのう…』と、父を嘲笑していました。
勉強や研究などしても金にはならない。
暇人や、穀つぶしのすることだと思っていたのです。
(★山下清……言語障害、知的障害のある画家、裸の大将でお馴染み。)


客人を見送ると、父はたいてい、満足そうに微笑んでいました。
得意分野の話が通じ、自らの鑑定に満足していたのかもしれません。

小学生の私は不思議でなりませんでした。
部屋の至る所に張られた経穴図もさることながら、
なにかの暗号のような八卦や、手相図そのものが、です。
まして、何度も々、頭をさげて感謝する客人も、ですし、
母の、父に対する罵詈雑言が、あるいは間違いなのでは?
という不思議です。


『父ちゃん、占いなんか、本当に当たるん?』

ある日、冷やかすように父に言いました。
母の影響もあって、ちょっと小馬鹿にしていたのも確かです。

『よっ?‥‥占いは統計学やけんのぉ、85%ほどは当たるがよ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦言うての、絶対ではないがぜよ。
父ちゃんの場合はの、八卦だけでは判らん部分を、手相や人相学、使うがよ。
そがいにすると85%くらいは当たるけんの』

『ふ~ん。ほんなら聞くけど……。
占いって、ええことばかりやないやろ?
悪いことも全部、言うん? 気、悪くするようなことも。
例えば漫画にあるような、死相がどうの、とか、悪霊が、とかも?』

『おお、それよ!……それはいけん。
占いはのぉ、その人が夢や希望を持つためにあるがぜ。
いいことだけ言うてあげたら、気分が良おなって頑張れるけんの。
悪いこと言うたり、脅して物を買わせたりする占い師なんかはの、
畳の上では死ねん。ろくな死に方はせんがよ。』

『(((ʘ ʘ;)))……ふ~ん。
父ちゃん、ええことしてるんやなぁ。
なんかな、ちょっと尊敬するわぁ。
母ちゃんとは、えらい違いやなぁ!』

そう言うと、父は照れながら頭をかきました。



40年後、ひょんなことから『占いの手引書』を作成。瓢箪から駒
それまで門前の小僧状態だった手相学、人相学に、
九星気学や四柱推命などを加えたことで、
“にわか占い師”が誕生したというわけです。

さらに指紋にも注目しました。
英国の遺伝学者ゴールトンによると、
指紋が一致する確率は約640億分の1だそうです。
地球人口、約65億人としても、
同じ指紋を持つ人が、同じ時代に生きている確率はゼロ。
雪の結晶パターンに匹敵するかも、ですよね。

指先には、触覚(圧)や、痛覚、温度覚などの感覚神経が集中しています。
しかも指紋によって物がつ掴みやすく、滑り止め効果もあります。
指紋があると、溝の山の部分だけがへこむので、
非常に細かなところまで、大きさや強さが感じられる、というわけです。

ただ、その形状はさまざまで、渦状紋、蹄状紋、弓状紋、
どれにも属さない変体紋などに分かれます。
人にある10本の指も、全て指紋の形状が違うようです。

皮膚の皮が剥けても、それが治癒すると指紋は再生されます。
親子でも遺伝しないし、万人不同であり、終生不変のようです。
シマウマの縞模様も同じで、決して同じ縞模様の馬はいないとか‥…。

それはなぜなのか……?
ものすごく真剣に文献などを読み漁りましたが、
万人不同、万動物柄不同については未だ謎のようです。


さて、本日のテーマは『占い』。
ここからは占いのメリットについてで、
人生の岐路で悩んだり、どっちつかずで迷うときは、
意外にも、占いが役に立つという話です。


東洋医学には『陰陽五行・相剋・木火土金水』などという
マニュアルのようなものがあって、『九星気学』と連動しています。

たとえば私の表の星は、四禄木星なんですが、★星の象は『風』 → 風子(ペンネーム)
この星の人は、樹木や植物に関わる仕事が向いています。
木は土との縁が深いので、二黒土星や、八白土星など、
土星の人が木星を助ける関係になりますし(木は土がないと育たない)
木は、火には弱いですから、
九紫火星の人からは酷使、または消耗させられます。(^_^ ;)

私、この相剋関係を実体験しました。
強烈に愛されて苦労したのは、男女ともに九紫火星の人でした。
その過去記事はココ 老いらくの恋  カリスマ性は魂の天秤 
特に森林組合の爺さまは『九紫火星』で『五黄土星』。
情熱の凄まじさ、頑固さ、カリスマ性と、その特徴を全て満たしています。


この経験もあって、私はよく『九星気学』を実践で使いました。

例えば新人が入社したときの、
所属グループを決めるツールとして使いました。

『二黒土星』なら、『一白水星』か『三碧木星』のいるグループに。
隣同士の星は『兄弟星』といって、相性がいいんです。
それが『九紫火星』や、『八白土星』がグループにいると大変。
必ずと言ってよいほど、もめます。
『九紫火星』は情熱的ですが、カリスマ性が高く、トラブルを起こしやすいし、
『八白土星』は愛嬌者ですが、気ままで短気なので激昂することもあります。
優しく弱い二黒土星は、それらの感情に耐えられなくなる傾向が強いのです。

また初対面の顧客を相手にする場合にも利用しました。

私、営業所長と、顧客相談室長を兼任してまして……。
と、言うと聞こえはいいですが、
全国に展開する営業所で抑えきれなかった顧客からの
最終クレーム処理を一手に担っていたいたんです。
(消費者センターの恐いオバサンから直接、連絡を受けることも)

クレームの内容は、大抵、営業員のオーバートークによるもの。
聞いたほどの効果は得られなかったとか、販売員の態度が悪いとか、
お金を返せとか、責任をとれ、訴えるぞ、とか……そんな感じです。

そんなときはまず、住所、氏名、生年月日、
お買い上げ商品などの顧客データを基に、
指定された日時の連絡時間までに策を練ります。
(相手の星は生年月日で判る)

『五黄土星』は、宇宙を司る最強の自我を持ち、
『六白金星』は、社長の星ですから、
終始一貫、低身低頭……一切、逆らいませんし、
『一白水星』、『二黒土星』などは情に熱い人が多いので、
ふつうレベルに誤り、礼節と親しみを持って接します。

私自身は、表が『四禄木星』、裏が『六白金星』なので、
比較的に、誰とでも合わせることができるのが幸いでした。
仮に私が『五黄土星』で、相手が『八白土星』だとすれば、
たぶん、話し合いは決裂。
といっても『八白土星』の人が、捨て台詞吐いて終わると思います。
『五黄土星』は決して諦めませんが、
『八白土星』は気分でコロコロ変わるし、根に持たない傾向だからです。


手相や人相学は、相手に会わないと使えませんが、
『九星気学』は超便利です。
九つの星の特徴(表裏)と、九年スパンのバイオリズムさえ覚えていれば
誰でも“にわか占い師”になれます。(覚えるまではカンニングぺーパーで)

『九星気学』のバイオリズムって、けっこう説得力あります。
50歳のとき、自分の人生の出来事(喜怒哀楽の全て)を、
九年周期のバイオリズムに照らしてみたんです。
乳児のときの大病、結婚、出産、マイホーム購入、夫のオペ、身内の不幸、
バイク事故、営業成績、心の天変地異などが生じた年を詳細に、です。

すると、(((ʘ ʘ;)))……な、なんと、85%ほど確かに的中してました。
以来、なにかを決断するときは、自分のバイオリズムの準備期とか、隆昌期を選び、
静観期などの年は、気が逸ったとしても、静観する、みたいな感じで‥‥。
但し、強烈なインスピレーション(直観)などあったときは、
もちろん、直観、最優先です。(^_^ ;)


さて、“にわか占い師”のオバちゃんは、
鍼灸施術の合間にも、占いで患者さんたちを楽しませました。

長い二重生命線を持っている人なら、
『スゴッ! 殺されても死ねへん相や。強靭な生命力の人やなぁ…』とか。
細く短い生命線の人には、
『う~ん、いまいち体は丈夫じゃないから無理せんように、ネ。
けどまぁ、絵に書いたような柳腰じゃん。羨ましい!』とか。
感情線が薄く乱れている人には、
『ありゃ、もてすぎて……迷うこと多かったの?
Fさん、男には淡白なんやぁ……違う?
まぁ、深入りしすぎて傷つくよりはいいかも。』
とかなんとか…。

もちろん、脅迫神経症やパニック障害、うつ病などの患者さんには
占いも、スペシャル談話になります。


●強迫神経症

『あのさぁ、誰も監視なんかしてへんよ。
完璧なんてムリ、ムリ……しんどいだけじゃん。
ブツクサ言う上司なんか、適当に右から左に通過させとき。
そんな人は完璧にしても、決して褒めへんよ。
とにかく、あら探し好き、指摘大好き人間なんやからきりがないよ。
たぶん、若いとき、自分がやられたん違うかなぁ。

はは~ん、○○さん、手相みたら、賢過ぎるやわ。
頭良すぎて、先々、考え過ぎなんやなぁ。
ちょっとアホにならな、なぁ』

●パニック障害

『パニック?‥‥そんなことないない。
心臓の動きも脈も、Tさんが命令してるんやから大丈夫。
ほんまにパニクッたら、とうに死んでるよ。
この手相……感情線、太くて一直線じゃんね。
それって、一途すぎるんよ。
尽くして尽くして、裏切られたらボロボロみたいな……。
うん? そんなことあったん?……まっ、いいか。
病名がなぁ、大層過ぎて、それこそ聞いただけでパニックやんなぁ。』

●うつ病

『今は何でもかんでも病名、つけるからねぇ。
病院で診断されたからって、そんなに気にせんでいいよ。
気が滅入るって、よくあることやん。
誰にも会いたくない、死にたいって、誰でも経験、あると思うわ。
真剣に生きてる証拠や思うよ。
超がつくほど真面目な人は、み~んな、うつの体験者やと思うわ。
ほれ、見てみ。
Kさんの手相、人間関係ライン、枝分かれ多いやろ?
人の言葉や行動に、いちいち反応して揺れすぎ。
人は人。私は、わ・た・し。
世界で一つだけの花や!って、自信持たな、なぁ。
大丈夫! とって食われたり、殺されたりせぇへん。
やることやってたら、解雇される理由もないんやから…』

こんな感じで占いを活用した変なオバちゃんでしたが、
患者さんは皆、大笑いして、薬を卒業できたんですよねぇ。


それにしても、打たれ弱い人、どんどん増えてますねぇ。

ここ数10年、暮らしは比較的に豊かで、
少子化の時代が長く続きました。

子供を大事にし過ぎて、甘やかしすぎたのでしょうか?
衣食住はもとより、欲しい物も与えてもらい、
仕事や、人間関係のギクシャクでさえ我慢できなくなったのでしょうか?
褒められ、期待されて育ったからでしょうか?
自尊心が強く、けなされることに耐えられないようです。
会社で注意されたり、否定でもされようものなら、
即、死にたくなるほどの反応を示すようです。

だからって、上司や仲間に反論する勇気もなく、
結果的には、内にこもってしまいます。
で、身内には上司が悪い、会社が悪いと訴えるようですが、
自分が変わらないと、会社なんて、さほど変わりません。
ってか、資本主義は利益第一ですから、変わり様がないですよね。

それを思うと、中国の若者たちは頼もしいと言うか、面白いです。
あの有名な、政府指導の『一人っ子政策』が推進されて20数年。
その結果、どうなったと思います?

蝶よ花よと育てられ、一流大学を出て就職しても、
大半の若者は短期間で辞職するそうです。
その理由が、正直過ぎて笑えます。
『楽しくない仕事なんて、したくない』 だ、そうです。
日本人の多くは、唖然でしょうね。
ですが、ある意味で立派だと思いません?
給料欲しさに妥協し、同時に不平不満をまき散らすよりは、です。

で、中国の離職した若者たちですが……。
親が甘いことを幸いにプー太郎する者もいますし、
(裕福な親は、たいてい子離れできない)
フリーターで集中的に働いて金を貯め、2~3か月は世界を放浪。
帰国後、再び働いて金を貯め、次なる冒険にトライする人もいます。
そんな働き方を、プロのフリーターって言うらしいです。
会社の規則に縛られることなく、
自分で働き方を決めるって、ステキな生き方ですよね。

また若くして起業する人も多いようです。
あの有名な中国人の爆買い、今はネットで再燃していて、
仲介屋して莫大な利益得ているみたいです。

面白いのは、中国人というのは自己主張がはっきりしていて、
うつ病になる若者など殆どいないという事実です。
これは、スゴイ事です。
体裁がどうのとか、出世がどうのなんて、まったく興味がない。
だれが何と言っても、わが道を行くんですよねぇ。


もっとも、中国政府は方針を変えました。
一人っ子同士の結婚だと、夫婦で4人の両親を看ることになって、
介護の面で社会問題化しているからだそうです。

中国の若者たちのように……。
とどのつまり、生きたいように生きればいいんですよね。
被害者意識をまき散らして内に籠るより、
やりたい事、在りたい生き方を選んで、
その自分を信じればいいのですよねぇ。

そのためには、ものの見方を変えることでしょうね。

自分の人生、リセットしてなにが悪い。
他者からの評価がなんだ。
私は繊細で優しい。
一直線な人間で努力も惜しまない。
選択肢は自由だ。
職種を変え、働き方を変えよう。
やりたい人生の計画、練ろう。

そう思えたら、気分転換に、占い師を訪ねるのもいいかも……。
仕事の向き、不向き、自らの特性が生かせる分野の取捨選択、
健康面や、色恋を含めた長期展望など、けっこう、当たりますよ。

くれぐれも、心ある占い師を選んでくださいね。
あなたにとって、良いことしか言わない人、ですよ。

(*′☉.̫☉) えっ?‥‥自分が占い師になるって?

!(・。・)…… (´ー`*)ウンウン  いいかも。
占いの知識は、コミュニケーションには最適です。
各種占いはWeb上でも氾濫していますが、やはり演出が大事。

一畳ほどのスペース借りて、それらしい衣装着て、
水晶玉かなんかで演出して、完全予約制とか、どうです?
いいことしか言わない占い師って、もてますよぉ。((´∀`*))ヶラヶラ 



運命は、どこかよそからやってくるものではなく、
自分の心の中で成長するものである。
            ヘルマン・ヘッセ



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遡る『一元』

 15, 2017 00:05
一角獣


生命科学者 柳沢桂子は、36年間も病みました。

慶応大学医学部分子生物学教室助手から、
三菱化成生命科学研究所主任研究員になり、
将来を嘱望されていた矢先に発病。
その分野で活躍中の頭脳明晰な才女が、
31歳という若さで、原因不明の病に罹ったわけです。

激しい嘔吐と頭痛、めまい、傾眠の繰り返しで、
仕事どころではありません。
病院を梯子して検査を受けても心因性という診断ばかり。
家族から責められ、自分が自分を責め、30年もの間、
人間であることの悲しみを存分に味わったそうです。

ところが30年後の1999年、60歳を過ぎた頃、病名が判明しました。
それも彼女が『認められぬ病』という本を執筆した直後のこと。
難病の研究をしていた医師が、彼女に手紙を出し、
『周期性嘔吐症候群』という脳幹の病気だと判ったのでした。

(((ʘ ʘ;)))…30年もの間、気のせいだと言われ続け、
絶望の淵にいた柳沢さんの心中、
想像を絶しますよねぇ。 o(;_;)o


結果、抗うつ剤で嘔吐や頭痛からは解放されたのですが、
狭心症を発症……室内での車椅子生活になりました。
さらに脳脊椎液減少症も併発。
さまざまな神経症状の原因が判りましたが、
現在もなお闘病中です。(79歳)

柳沢桂子が闘病中に執筆した『生きて死ぬ智慧』の中から、
彼女の心が訳した『般若心経』を紹介します。

般若心経/原文

観自在菩薩  かんじざいぼさつ
行深般若波羅蜜多時  ぎょうじんはんにゃはらみつたじ
照見五蘊皆空  しょうけんごうんかいくう      
度一切苦厄  どいっさいくやく
舎利子   しゃりし(釈迦の十大弟子のひとり)
色不異空  しきふいくう
空不異色  くうふいしき
色即是空  しきそくぜくう
空即是色  くうそくぜしき

          ↓↓↓↓

柳沢桂子 心訳『般若心経』

観音様が『悟りの世界に至る智慧』の行を実践したとき
この世を構成する全て(五蘊…色、受、想、行、識)は
空だと知りました
私達は此岸(しがん)の一切の苦厄から解放され
彼岸(波羅蜜多)に至ることができるのです
   
シャーリープトラよ お聞きなさい
私たちは 広大な宇宙のなかに存在します
宇宙では 形という固定したものはありません
実体がないのです
宇宙は粒子に満ちています
粒子は自由に動き回って 形を変えて
お互いの関係の 安定したところで静止します

お聞きなさい
形のあるもの いいかえれば物質的存在を
私たちは現象としてとらえているのですが
現象としいうものは 時々刻々と変化するものであって
変化しない実体というものはありません
実体がないからこそ 形をつくれるのです
実体がなくて 変化するからこそ
物質であることができるのです



これ以降、柳沢桂子著 心訳『般若心経』のあとがきです。

私たちは原子からできています。
原子は動き回っているために、この物質の世界が成り立っているのです。
この宇宙を、原子レベルで見てみましょう。
私のいるところは、少し原子の密度が高いかもしれません。
あなたのいるところも高いでしょう。
戸棚のところも、原子が密に存在するでしょう。
これが宇宙を、一元的に見たときの景色です。
一面の原子が飛び回っている空間に、ところどころ、
原子が密に存在するところがあるだけです。

あなたもありません。
私もありません。
けれども、それはそこに存在するのです。
物も、原子の濃淡でしかありませんから、
それにとらわれることもありません。
一元的な世界こそが真理で、
私たちは錯覚を起こしているだけなのです。

このように宇宙の真実に目覚めた人は、
物事に執着することがなくなり、
何事も淡々と受け入れることができるようになります。

これが、お釈迦様の悟られたことであると、私は思います。
もちろん、お釈迦様が原子を考えておられたとは思いませんが、
ものごとの本質を見抜いておられたと思います。
現代科学に照らしても、釈迦がいかに、
真実を見通していたかということは、驚くべきことであると思います。



これを読み、 ほぉ!(((ʘ ʘ;)))……と、得心しました。
『神との対話』の神も、同じこと、言ってますし、
バシャールなどは、その原子や粒子の源にも触れています。
(過去記事『プライムパーティクル』) ココ プライムパーティクル


この36年、私は苦しみました。
孤独でした。
人間であることの悲しみを存分に味わいました。
科学の限界を知らされました。
病は悪くなる一方でした。


この最中にあって、柳沢桂子は、
サイエンスライターとして頭角を現しました。
『「いのち」とはなにか 生命科学への招待』
『意識の進化とDNA』
『遺伝子医療への警鐘』
『安らぎの生命科学』などなど……。


激しい嘔吐と頭痛、めまい、傾眠の30年。
医師から呆れられ、家族からも責められ、
自らの肉体を呪った30年ですよぉ……o(;_;)o
柳沢桂子は強い!
ヘレン・ケラーに匹敵する試練を選択した魂なんですねぇ。
しかも、科学者の視点で悟った宇宙の姿が、
釈迦に共通するというのもスゴイ!
さまざまな分野から出現する『覚者のひとり』として、
選ばれたんでしょうね。o(;_;)o

『安らぎの生命科学』なんて、超おすすめです。

車にひかれたであろう動物の死骸が、
日数の経過とともにペッタンコになっていき、
さらに車にひかれ続けて風化し、空中を漂う。
命は個体から分子。分子から原子へと……。
そんな科学者らしい視点と、
命に対する尊厳に心打たれ思ったものです。

生まれ変わったら、生命科学者になると決めてます。
柳沢桂子の、生命に対する眼差しはシビれます。
尊敬する憧れの魂なんです。(^_^ ;)


ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○

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奇跡のリンゴ

 09, 2017 00:05
リンゴ


突然ですが、阿部サダヲさんと菅野美穂さん共演の映画 
『奇跡のリンゴ』見ましたかぁ。

安倍サダヲ演じる主人公の木村秋則さんは、
農薬の影響で病気になった妻(菅野美穂)のために、
無農薬のリンゴを作ろうと悪戦苦闘します。

(病気と害虫を防ぐ目的から、リンゴは大抵、
出荷するまでに17~20回ほど農薬を散布します。
私たちも、田舎暮らしでリンゴの木2本のオーナーになりましたが、
消毒回数の多さに呆れ果て、2年で辞めたほどです)

木村さんの無謀とも思われる計画は、
地区の農家からも反発され、孤立してしまいます。
苦節8年……それでも失敗続きで借金が膨らんでいくばかり。
木村さんは、とうとう首を吊ろうと山中に入って行きます。

ですが、そこで見つけたのはクルミの実。
人の手をかけない樹が、 しっかりと成長していたのです。
よく観察すると、そこは雑草が生え放題で、
地面が沈むくらいふかふかでした。
リンゴ畑のそれとは、土が全くの別物だったのです。
この土は人間が作ったものではない。
この場所に棲む生物の合作なのだ。
そう気づいた木村さんは、果敢にも再び無農薬リンゴに挑戦。

大豆を撒き、雑草を生やし、農薬使用を止めて8年目の春。
自然任せのリンゴの木に、7つの花が咲きます。
まさに希望の花でした。
結果、11年にわたる苦悩の末、
ついに悲願の無農薬リンゴ作りに成功したのでした。

その木村秋則さんが提唱する自然栽培。
今、国内外ともに脚光を浴びるようになりました。
木村さんのそれは第3の農業革命といわれ、
FAO(国連食糧農業機関)で認定されました。


ここで目から鱗情報をひとつ。
不思議なことに自然栽培のフルーツは、
放置しても腐敗せずに、
(((ʘ ʘ;))) ドライフルーツのように枯れる
そうです。

腐らない……ドライフルーツのように枯れる?
これはスゴイ事だと思います。
わたし、田舎暮らしでトマトやナスビ、ニンジンなどの乾燥野菜づくり、
トライしたことあるんです。(大量に採れるので冬季の保存食に)
トマトは味が濃縮され、スパゲティなどに入れると激旨でしたし、
ナスビやニンジンも美味しいです。
果物を常温で放置してドライフルーツになるとすれば、
(市販のドライフルーツは防腐剤、安定剤入れすぎ)
季節や場所を問わず、安心して食せるかも? ですよね。(*^▽^*)


無農薬栽培は土さえ自然に戻せば(最低4~5年かかる)
体にも地球環境にも優しく、生産コストの低い、素晴らしい農業になります。
日本では耕作放棄地が多いですが、農薬や肥料が薄れているので、
逆に自然栽培に向いていると木村さんは言います。

自然栽培では、雑草の恩恵を受けます。
雑草には作物の生育に必要な微生物が寄りつき、
その微生物が必要な養分を土に与えるそうです。
また雑草は、最適温度にする役割もあり猛暑から作物を守ります。
真夏のリンゴ農園で外気温が38度になったときに、
自然栽培では土の温度は25度でしたが、
試しに雑草を刈ってみると33度と、8℃も上昇したそうです。

さらに雑草は、稲穂の害虫駆除をしてくれるそうです。
カメムシはイネの穂が成熟する前に、実を吸ってしまうのですが、
雑草があるとイネには寄りつかないそうです。
イネの実がある程度硬くなってから、
雑草を抜くことで立派な米を収穫できるわけです。


そもそも日本の農業は、大量生産のために、農薬や肥料を大量に使ってきました。
量が満たされると、形の揃った野菜や果実を提供することが当たり前になり、
やがて病虫害に強いとされる「遺伝子組み換え」へと舵を取ったのです。

しかも、最近まで、日本は単位面積あたりの農薬使用量が1位でした。
2010年にようやく2位になりましたが、それでも
アメリカの17倍の農薬を使っているようです。

スーパーなどでよく『有機栽培』とか表示されていますが、
本当に有機かどうかは怪しいものです。
というのも、有機肥料である堆肥づくりには4~5年かかります。
未熟な堆肥を使うと害虫を呼び寄せ、農薬を使わなければならなりません。
実際に4~5年もかけて、本物の堆肥を作ってるケースは稀だと思います。

解ったようなこと、言ってると思うでしょうね?

ちょっと、解ってるんです。(^_^ ;)
田舎暮らしで、連れ合いが堆肥づくり、してたんです。
雑草や落ち葉を積み上げて寝かすこと2年。
見かけは立派な堆肥になっていますが、害虫が来るわ、来るわ!(´-﹏-`;)
その害虫対策に、竹炭酢とか牛乳とか使うので、恐ろしく原価がかかります。

私たちは移住者で、土地も借り物。
いずれは大阪に戻るつもりでした。
堆肥づくりに5年もかけていたら、
歳とって死んでしまうじゃないですかぁ。(。・?_?・。)ムゥ…
ってことで諦め、堆肥は1年物を使いました。
葉物野菜などはレース状態になるまでに、
害虫と競争して人間が食べるというわけです。

大阪に戻ってからも、連れ合いは熱心に菜園をやってますが、
堆肥作りに力を入れ、農薬は一切使わずに、
ボロボロの、器量の悪い野菜を親戚中に配っています。

時々、思います。
農薬に色、ついてたらいいのに、と‥‥。

見栄えの良い、美しい果物や、野菜に、
残留農薬の色がついていたら、みんな気をつけますよね。
それを見たら多少器量が悪くても、無農薬の野菜、買いますよね。
すると、無農薬に挑戦する農家が増えます。
農業改革は、なによりも末端消費者の意識が鍵ですから。

そうそう、オバちゃん、外国も6か国ほど行きましたが、
日本のような美しい野菜や果物、見たことないです。
キュウリなんてフニャフニャ曲がってて、あたり前。
洋ナシなんて、現地では虫食い痕だらけでした。
農作物も人も、見栄えだけに囚われると、毒されるかも……( ˘ ³˘)


さて、『奇跡のリンゴ』に影響を受けて、自然栽培は全国に広がっています。
中でも話題を呼んでいるのが『農副連携』。
農業と福祉を連携させた佐伯康人さんの取組みです。

佐伯康人さんと妻の間には三つ子が誕生しましたが、
なんと、三人とも重度の脳性麻痺児。
命は助かったものの、脳性麻痺の子供三人を養育することは
並大抵のことではありません。

やがて佐伯さんは、木村秋則著『奇跡のリンゴ』に出合います。
((◎ー◎;)…これこそが奇跡だと、オバちゃんは思いました。)
感動した佐伯さんは、自然栽培での米作りを起業。
『農福連携事業』として、知的障害や、統合失調の子供たちを雇用しました。

障害のある子供たちが、作物を作ることで変わっていきます。
土や雑草と戯れることで、子供たちの表情が変わります。
額に汗して働き、自分の育てた米を食べる喜びに輝いて……。

★動画紹介です……感動してo(;_;)oですよ!  自然栽培



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エロス

 04, 2017 03:50
木とエロス


『お元気ですかぁ…』

元気でねぇ……』

この元気……東洋医学的には元の気で、『精魂』と言います。
元の気というのは、親からもらった先天的な気と、
食物(水穀)の気が合体したエネルギーの源を指します。
元気 = 精魂 = 生命エネルギーというわけです。

由来なんて知らなくても『精魂尽き果てた』とか、『精魂込めて』とか、
頑張っている人に『精がでますねぇ』と声をかけたりしますよね?
だから『お元気ですかぁ』という挨拶も、
元の気は大丈夫ですか? 目減りしていませんか?
ってな意味を含んでいるというわけです。
中国由来の漢字って、本当によくできてますよねぇ。


さて、東洋医学の臨床では、元の気を『』と言います。
』には純粋、選りすぐりという意味があり、
代謝の最高産物であるホルモンとともに、
精液の放出力を、生命エネルギーの指標
として捉えます。

たまにいるでしょう?
大声で話しながら『ワッハハハ!』と、
豪快に笑う脂ぎった肌のオッちゃんとか……。
体毛ウジャウジャだけど頭髪は薄い、もしくは剥げてるみたいな……(^_^ ;)
(頭髪は女性ホルモン、体毛は男性ホルモン支配)
そんな人はたいてい精力絶倫……生命力が旺盛なんですねぇ。

その「精」……腎臓に蓄えられ、精気となって全身に送られます。
精気の虚実(多い少ない)は、臍の下3寸(恥骨の上約3㎝)にある
「関元」というツボで診ます。(臍下丹田ともいう)
そこが精気の変電所のような役割をしているからです。

「関元」を中心に腹筋が充実している人は、たいてい腎臓が丈夫です。
体温が高く、快食、快便、快眠など、命の活動が旺盛で、
精力も旺盛だろうと想像できるわけです。

反面「関元」に力がなく冷感が伴っていれば、
血圧が低く、冷え性や肩こりに悩まされることが多いとも言えます。
華奢な体つきで、色白の美少年タイプ……。
今では草食系とか言われますよね。

実のところ、老化は腎機能の低下から始まります。
の支配は、精力、髪の毛、耳、尿、足腰の筋肉ですから、
歳をとると、髪に白髪が混じり、聴力が衰える。
足腰の筋力はもとより、勃起能力も衰退し、
さらには冷えや、頻尿、尿切れが悪くなるというわけです。(^_^ ;)


さて、ここからが本日のテーマの核心。
エロス(性的な愛)は、生きる力に繋がっているという話です。
★エロスの語源……ギリシア神話の愛の神

繰り返しますが、元気 = 精魂 = 生命エネルギーです。

中でも男女の交わりは凄まじいエネルギーを放出します。
なんといっても、命を生み出す行為ですからねぇ。
しかも、そのクライマックス……性的エクスタシーは、
人に内在する宇宙意識と、回路を共有する関係にあります。

瞑想などに依存しなくても、文字通り昇天。
幽体は離脱して、異次元の世界を味わう確率が高まります。
私たち人間に本能として備わっているエロスに、
命の何かを知る機会が与えられているって、スゴイことですよねぇ。

そのことが解ったとき、(((ʘ ʘ;)))仰天しました。
魂の器である人体の秘密を覗き見、体感した気分でした。
詳しくはココ 性と霊魂の旅

だから……ちょっと照れますが、(^_^ ;)
パートナーのいらっしゃる方は、その交わりを軽んじない方が賢明です。
sexを単なる性的欲求の発散とか、義務感のように扱うと、
本来のエクスタシーが味わえないばかりか、
宇宙の崇高なエネルギーに触れることはできません。
だから…回数ではなく、愛に満ちた深いsexを楽しんでください。
地球人だけに設定された崇高なエクスタシーを求めて……。(* ・´з)(ε`・ *)chu♪

地球人だけに…というのは、そのまんまの意味です。
映画コクーンとか見た人は知っているでしょう?
主人公の恋心を知り、宇宙人の女性が高揚。
そのエネルギーが、レストランで炸裂するシーンです。
高次世界でのsexは凸凹パターンではなく、
高エネルギーの交感なんですねぇ。

ヘミシンクで有名なモンロー博士も、それを体験しています。
幽体離脱する直前、突如、隣で寝ている妻に欲情します。
ですが、理性でそれを抑えて離脱。
(帰ったらしよう、と思ったそうです)

ところがモンロー博士。
離脱した先の霊的な女性との交わりで、sexの何かを知ります。
それはもはや性的快感レベルではなく、
表現しがたい崇高な至福感だと著書で告白しています。


さて、動物には発情期があって、
それ以外に交尾することはありませんよね。(チンパンジー以外)
一方、人にはそれがなく、感情を介した衝動があります。
好きな人ができたら、関係のクライマックスはsexですよね。
それがなければ、女友達となんら変わりませんから。

そうそう、衝動と言えば……。
愛する男への情愛を抑えきれず、
夫と子供を捨てた作家、瀬戸内寂聴さん、ご存知でしょう?
エロスを力に生き抜いた典型的な女性です。

彼女は子宮作家とまで叩かれ、実父からは次のように言われました。
『お前は鬼になった。どうせなら大鬼になれ!』と……。

父親の助言通り、寂聴は男性遍歴を重ね、
倫理観に照らした世間の風当りなどものともせず、
次々とヒット作品を生み出します。(受賞歴多い)

やがて泥沼(三角関係)の恋愛に疲れ、出家。
それでも男との関係は続き、肉を食し、酒を飲みました。
しかし一方で、作家としての成熟期を迎え、
仏陀をテーマにした小説や、源氏物語などを経て、
命を見つめる内容に変わっていきます。


何を隠そう、オバちゃん、瀬戸内寂聴のファンです。
日本人だと一番は山崎豊子ですが、二番目に好きな作家です。

山崎豊子は、特別に尊敬する存在でした。(88歳で逝去)
白い巨塔、大地の子、不毛地帯、華麗なる一族、沈まぬ太陽、etc。
社会の闇や、不条理を許さず、徹底的な取材をもとにした小説ばかり。
磨き抜かれた洞察力に裏打ちされた表現と、ストーリー展開には、
どの作品を読んでも、トリハダものでした。

中でも『沈まぬ太陽』なんて、取材10年、執筆10年ですからねぇ。
日航機の御巣鷹山墜落事故を描いているのですが、
鬼のような凄まじい執念の取材がなければ、
できごとの経緯や原因究明など、活字化はできなかったことでしょう。
(大企業や大学病院などの闇を暴くのは至難の業)
読み進むにつれ、使命感に突き動かされているであろう、
彼女の胸の内を思って泣きましたもの。
(映画にはガッカリ。全体の30%ほどしか描けてないと感じました。)


で、二番目に好きな瀬戸内寂聴。

彼女の作品は、とにかく歯切れがいいです。
情念というものを、正直に、潔く、描いているのが好きなんです。
決して、いい格好をしない。
自我をさらけ出し、それでいて悪びれることなく一途に想う。
読み手も『ああ、解った、判った。好きにして…』と、
許してしまうほどの情熱に、圧倒されてしまいます。

もちろん文体そのものが好きだし、
ストーリーそのものにも惹き込まれます。
建前とか善悪とか、そんなものは二の次。
微妙で曖昧な、それでいて激しい女心を書かせたら、
彼女の右に出る人はいないと思うほどです。


現在、93歳になった寂聴さん。
最近、そのドキュメンタリーを観ました。

彼女が講話すると、3万人ものファンがつめかけます。
人気があるんですねぇ。
それは、赤裸々であるが故の、信頼なんですよねぇ。


ある日、長~い付き合いの記者に、呟きます。

『わたし、この歳になっても、たま~に、ふと、エロスを感じるのよ。
可笑しいでしょう?‥‥ほんと、たま~に、なんだけど…』

別の日、元夫の墓の前で記者に吐露します。

『わたし、小説家になりたいって家を出たんだけど、
それは嘘。男が忘れられなかっただけ。
だけど、嘘を正当化しようと、一生懸命、小説を書いたの。
絶対に成功しないといけなかったの。』

続いて……。

『ガンの手術のとき麻酔かけるでしょう?
すぅ~と、ものすごく気持ちよく意識がなくなるのよ。
きっと死ぬときも、あんな感じだと思うの。
で……死んでも命には続きがあると思うの。
こんなにいろんなことがあって、その続きがなかったら、
生きてきた意味、ないでしょう?
だから、きっと、その先があると思ってるの……』


これが、瀬戸内寂聴です。

矛盾に満ち溢れているがゆえに情熱的な人。
情熱的であるがゆえに、間違いだらけの人。
間違いだらけであるがゆえに、愛すべき人。


まるで寂聴さんのためにあるような言葉です。
これが多くのファンを惹きつける、素の寂聴なんですねぇ。

ふと、思います。
山崎豊子が傍にいたら、恐れ多くてタジタジですが、
寂聴だと、走り寄ってハグしそうです。(^_^ ;)

あなたは、どっちのタイプに憧れますか?
寂聴派なら、きっとパートナーとのエロス、バッチリかも……( ˘ ³˘)



★過去記事❝鍼灸オバちゃんの元気のツボ❞の中の、
 『げんきは元の気』から、再編集したものです。


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汚染

 29, 2017 15:00
ドイツのシミュレーションでは福島の汚染水で太平洋は終り 
 
      海洋汚染

上の画像は、ドイツの海洋研究所(GEOMAR)が発表した(2013.08.2データ)、
福島第一原発からの放射能汚染水の海洋拡散シミュレーションです。
本当に、太平洋はアウトですねぇ。((((;゚;Д;゚;))))カタカタ

セシウムは半減するまでに30年、
プルトニウムは2万4000年、
ウランは半減期が45億年なんですからねぇ。


そもそも、世界の原発数ランキング。
1位がアメリカで104基。
2位がフランスで58基。
3位が日本で54基
なんと、日本のような小国で42基なんですねぇ。

しかも、使用済み核燃料の処分問題がまったく解決されていません。
六ヶ所村の使用済み燃料保管場は満杯。
再処理工場の稼働は延期され続けています。
・アメリカでは、砂漠地帯の地下600mに核燃料廃棄物格納施設があり、
 ドラム缶800万本を格納し、1万年は耐えられるよう想定で作られた。
(地域住民の反対で、これ以上は増やせない)
・スェーデン(原発10基)では地下30メートルに設けられたプールで貯蔵。
・フィンランド(原発4基)では地下約400~500mの結晶質岩中に使用済燃料を直接処分。
日本では、このような具体策が行き詰っているわけです。


オバちゃんは、四国の三崎半島のつけ根、伊方町二見で幼年期を過ごしました。
国定公園に指定された風光明媚な漁村ですが、伊方原発から近く、
今では、原発事故からの避難路の危うさで話題になっています。
(三崎半島全域の住民は、船で避難するしか手立てがない)

同郷の男性と結婚した姉は、今も伊方町に住む親族との交流があり、
2~3年に一度は帰郷します。
そんな姉から電話があり、暗~い話になりました。(o´_`o)ハァ・・・

『漁師は皆、原発の海水調査で海に出るんよ。日当3万円やてぇ。
だから大阪に出てる息子らに電話して、帰って来たら稼げるとか言うてるわ。
海水調査なんかエンジン付きの伝馬船でいいし、
月に20日稼働としても60万ってなぁ……。
あんた、それ、なんの調査や思う?』

『(´-﹏-`;)……福島の放射能が太平洋埋め尽くしてるけど、
その調査、伊方町でするはずないしなぁ。
ネットなんか見てたら、伊方原発の三号機は何度も水漏れ事故あったし、
1次冷却ポンプは欠陥品とか言われてるし。
よからぬものを海に垂れ流してんのと違うかなぁ?
どの原発でも冷却水漏れの事故はあるし、
一定の数値までは政府も容認してて、それをチェックしてるとか……。
そうでなかったら日当3万円、連日の海水調査なんて、あり得へんの違うかなぁ。』

『私もそう思うわ……。
去年田舎に帰ったときな、とにかく猫も杓子もガンやねん。
自家栽培の野菜と、魚しか食べへん村人がやでぇ…。
あんた、この現実、どう思う?』

『スリーマイル、チェルノブイリ、広島、長崎……。
で、福島やからなぁ。(´-﹏-`;)
それだけでも世界中の大気や海水は致命的に汚染されてるのに。
放射能が薄まるのは何万年単位やし、魚の体内では濃縮される一方やし。
過去にも世界中で水爆実験とか繰り返してるからなぁ。

そこにもってきて農薬漬け野菜、毎日食べてるもんなぁ。
日本の農業、坪単位の使用量は世界一、って知ってる?
最近、二位になったけど……。
それでもアメリカの17倍の農薬、使ってんねんでぇ。
有機栽培とか、減農薬野菜なんて、ぜんぜん意味ないみたいよ。
化学肥料使わんでも、農薬は使うんやし……。

そこに土壌の残留放射能や、大気中のそれ、PM2.5なんか加わるわけで、
そりゃあ、ガンにならない方が不思議やと思うわ。
だから、ほれ……
超セレブで、最高品質のもの食べてる人たちでも、ガンやしなぁ。

とくに青魚の油……オメガ3(EPA・DHA)とか流行ってるけど、
近海ものなら、よけいに恐いと思うわ。
だからって、亜麻仁油や、えごま油なんて高くて買われへんよ。
一般家庭で、100g 2500円のオイルなんて、家計が破産するわ。

この前『主治医が見つかる診療所』でも、やってたやんかぁ。
医師が使ってるとかのサチャインチオイルなんて、270g 3000円。
最高品質って言われるチアシードオイルなんて、200ml 5900円。
青魚の代わりにって、それこそセレブしか使われへん。
しかも、栽培方法が完全無農薬かといえば違うし……。

とどのつまり、空気、水、食品の全てが汚染されてるうえに、
電磁波が拍車をかけてるからなぁ……。

政府は情報公開せぇへんし、まず安全宣言ありきやからなぁ。
各自が勉強するしかないと思うわ。

この前、チェルノブィリ30年後のドキュメント見た?
発表する組織や研究家でバラバラだけど、
今までに30万~80万人が死に、900万人が病気を抱えてる現実やんなぁ。
400km離れた場所でも、20年後から癌や、
心臓病、糖尿病、免疫異常とか多発してるんやて。
事故から18年後に生まれた子供たちでも免疫異常とか多いし。
そのデータを参考にしたんだろうけど、
イギリスの新聞なんかな、今後、東日本の死者数100万人とか予想してるし。
長生きなんて無理やよ。』

『そうかぁ‥‥やっぱりなぁ…(´-﹏-`;)』

『わたし、たまに思うわ……。
火星への移住計画とかあるやんか。
何のために?って、いっつも思ってたけど、
原発って世界に436基あんねんよ。
地震や事故も頻発してるし、核廃棄物処理数も膨大。
科学者、物理学者、有識者たちは、いずれ地球には住めないって、
判っているんだと思うわ。
資源の確保とか言ってるけど……建前だと思うわ』

『そうかぁ‥‥まっ、この歳まで生きたから、私らはいいか。
問題は、子供たちや、孫やなぁ。
だけどな、ガンの新薬ばっかり開発してんと、
政府が、ガンにならない環境づくりに、知恵も金も使わな、なぁ……』

『(((ʘ ʘ;)))それそれ!……お偉らさんたち、近未来のこと感心ないんや。
政権争い、ポストの安泰、予算の配分と消化だけやな。
使わな損みたいに政治活動費使って、
政界、官庁ともに優遇され過ぎやんなぁ。
で、ええ仕事するかと言えば、あかんたれ、多いわ。
自分が生きてる間、いい思いしたら、あとは野となれ山となれ思考なんやなぁ。
そんなことやから、何千回も生まれ変わらな、あかんのや。
なぁ、姉ちゃん!……( ˘ ³˘)』

『……?』


68歳の次女と、末っ子のオバちゃん(65歳)との、
ぼやきコミュニケーションでしたぁ。(^_^ ;)

冒頭の放射能拡散、ネットで調べてください。
電気もガスも、エコ生活、しましようね。
小さなことからコツコツと始め、声を、上げましょう。
SF映画みたいに、放射能汚染で人が住めなくなった地球に
転生するなんて、嫌でしょう?……ネ!(*^▽^*)



地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、
科学者であろうとなかろうと、
人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう。

世界中の子供に、生涯消えることのない
「センス・オブ・ワンダー、神秘や不思議さに目を見張る感性」
を授けてほしい。

自然界の保全について、
われわれが慎重を欠いていた事を未来の世代は決して許さぬだろう。
                    レイチェル カーソン



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矛盾

 20, 2017 00:05
張家界

ドローン


4月8日(土)の夜、BSプレミアムで、 
『巨大石柱林~中国・張家界を鳥観する』を見ました。
数年前、ヘリコプターによる空撮を見ましたが、今回はドローン撮影。
あらゆる角度から撮れるドローンならではの、想像を絶する映像の数々。
映画『アバター』の空中戦舞台……奇岩のド迫力を至近距離で見られて幸せでした。

ドローン……鳥の目線って、素晴らしいですねぇ。
小型軽量ですから、どこからでも離陸し、どこにでも着陸できます。
ほんの数年前まで、鳥の目線と言えばモーターパラグライダー。
その第一人者は多胡光純さん。
「天空の旅人 紅葉列島を飛ぶ(NHK)」など、
さんざん楽しませてもらいましたが、
ドローンの普及で、おそらく失業ですよねぇ。

風景撮影に限らず、ドローンにはさまざまな期待が寄せられています。

・ヘリコプターで何日探しても見つからない山岳遭難、。
(道路環境が整っていたとしても緊急時にその道路が使えるとは限らない)
・ 地球上の、あらゆる自然環境のリサーチ
・スキーや、ジャンプなども想像を絶する角度から安全に撮影可能。
・感染症が広がった地域でも、必要な物資や薬を運べる。
・過疎地域、離島への宅配、短時間での宅配。
・ドローンがあれば、報道ヘリとカメラマンは必要ない。

٩(ˊᗜˋ*)وイエーイ……なんて画期的で素晴らしい発明でしょう。


ですがドローン……(×_×;)
悪用されると、恐いです。
化学兵器を搭載し、空中で噴霧することができる。
(大型爆弾を搭載できるドローン開発も時間の問題)
小型で駆動音も小さく、自動照準で撃ち落とすことが難しい。
航空管制システムによる飛行禁止区域の指定も、
ドローンをハッキングしてしまえば無効化されてしまう。
小型のドローンで盗撮が増える懸念。 → 10㎝…小さなコウモリほどのドローン

あ~ぁ、どうしたもんじゃろのぉ…。
発明って、いつの世も矛盾とセットです。(´-﹏-`;)

ダイナマイトの生みの親、アルフレッド・ノーベル。
爆発物の製造を生業としていたノーベルは、
工場内の爆発事故で弟を失くします。
そこでダイナマイトの原料であるニトログリセリンを、
吸収度の高い珪藻土にしみこませ、爆薬の安定性を確保。
土木工事や鉱山の採掘などで多くの命が救われる結果になりましたが、
その安全性ゆえに、戦争で多用される結果になりました。
ノーベルが発明した ダイナマイトは多額の利益こそ生みましたが 、
『死の商人』と呼ばれることが苦しかったのでしょう。
自らの心臓疾患でニトログリセリン使用を拒絶し、
優れた発明や、発見者に、財団から賞を贈るよう遺言しました。
(彼の死後、設立されたノーベル賞)

原爆も、矛盾の中で生まれました。
強い放射能を持つラジウムの発見や、分離に成功したキュリー夫人。
その膨大なエネルギーに驚嘆したまでは良かったのですが、
その研究成果は、やがて原爆に応用され、
彼女自身は白血病で亡くなりました。(放射性物質の研究)
また、アインシュタインの方程式(E=mc2)が、原爆のエネルギー計算に利用され、
後にオッペンハイマーによって原爆が作られました。
その威力を試されたのが広島や、長崎なんですねぇ。
名だたる博士の純粋な研究成果が悪用され、
人類を根絶やしにしかねない武器に繋がったわけです。


発明や発見だけではありません。
世界は『矛盾』だらけです。

フセインによる恐怖政治が崩壊し、部族間闘争が激化したイラク。
フセイン統治時代の安定を賞賛する市民も‥‥。

戦争回避のためのEU統合……。
今は争いを避けるために離脱の道へ。

福島の原発事故で死亡した作業員数 約4300人。
英国紙は、今後、東日本の住民100万人以上の死者を予想。
事故処理は遅々として進まず、放射能の影響は数百年とも。
にも関わらず、国民に情報を公開せず、
他国に原発技術を売り込む日本国政府。

トランプの自己中路線。
北の脅威になる可能性の一方で、自国主義の拡散蔓延。

どうでしょう?
できごとには、必ず作用と副作用が混在します。
盾と矛は、どちらかが壊れるまで、互いの情熱をぶつけ合います。
それぞれに大義名分があり、『知と権力の迷宮』に迷い込むわけです。
果たして安全安心な出口はあるのでしょうか。


人間とはいったい何という怪物だろう。
何という新奇なもの、
何という妖怪、
何という混沌、
何という矛盾の主体、
何という驚異であろう。
あらゆるものの審判者であり、愚かなみみず。
真理の保管者であり、不確実と誤謬との掃きだめ。
宇宙の栄光であり、屑。
                パスカル


(*′☉.̫☉)パスカルって約400年前に生きていた人ですよね。
当時も今も、人は本質的に変わっていないのかも……。


!(・。・)b それはさておき、あなたなら、
ドローンを使って何をしますか?


・( ˘ ³˘)奇麗な姉ちゃんの入浴シーン盗撮?

・エリアンダーさんの動画、実行?
 ドローンならではの、ド迫力ハネムーン撮影……。
 インパクト強すぎて、絶対に離婚しないカップルに思えますよ。ドローでハネムーン

・カメラでは不可能な風景撮影?

・出前の受け取り&支払い&器返却? → 操作、面倒くさそう(^_^ ;)


おや(・_・?)……考えてみると、
個人の使い道って、意外に少ないような……。
しかも、法規制でがんじがらめになるような気がしません?

ドローンを観ながら、便利さの影に潜む悪用の数々をイメージできれば、
電磁波(スマホ、パソコン、家電など)の害をイメージできれば、
大気に含まれる放射能や、PM2.5をイメージできれば、
あなたはすでにスピリチュアル世界の住人かも……。


ポチが、励みになります!…(*´~`*)。o○

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不食

 15, 2017 18:15
星空


今現在、世界の80%の国では食料が不足。
アジアやアフリカなどの最貧国の飢餓人口は7億9500万人。
平均すると、世界の7人に1人、
アフリカ全体では3人に1人が飢えている
ようです。

原因は地球温暖化による気候の変化や、異常気象による農作物の不作。
しかも、穀物の半分以上が空腹を満たすのではなく、
下記のような目的で生産されているからです。

2012年に世界で生産された25億トンの穀物のうち、
主食などの食用として消費されたのは43%。
残りの36%が家畜や養殖魚のエサとして、
21%が食べ物に添加される加工でんぷんや甘味料、
バイオ燃料として消費されているのです。


一方、日本の年間食料廃棄量は2800万トン
食料消費全体の2割以上だそうです。
平均的な象1頭の体重が4tとして、700万頭ですよ。
(*′☉.̫☉)700万頭の象って、想像できます?
象100頭の集団が70000
、ってことですよぉ……しつこい(^_^ ;)

その中には食べ残しや賞味期限切れなどの、食品ロスが642万トンも含まれています。
大量に捨てるのはスーパーや飲食店と思いきや、
食品ロスのうち、約半分が家庭からだそうで驚きです。
半分といっても321万tの食品……。
1年間に象80頭分の食品が、
家庭から生ゴミとして捨てられているんですよぉ。



この゛世界的な格差、飢餓と廃棄のアンバランスを意識して、でしょうか?
最近、不食人口、増えてますよね。
期間限定の断食とかではなく、まったく食べない、飲まない人々。
そんな人々が、世界にはすでに(◎ー◎;)10万人とか‥‥。

日本では、『不食という生き方』の著者、秋山佳胤が有名です。
秋山さんは「我慢をしない、食べたいときには食べる、期限を決めない」
そういった独自のルールのもと、2年ほどかけて、だんだんと空腹に慣れていったそうです。
で……、ここ数年は完全な不食生活(水分も)。
大気中に無限に存在する「プラーナ」(気)を摂取して、生きているそうです。
もちろん仕事や講演、ボランティア活動と、精力的に動いています。

彼は、食べない方が元気だと言います
食物を消化するエネルギーは、フルマラソン1回分にも相当するという説も。
確かに食後は眠気に襲われたり、やる気が湧きませんよね。
その点、不食は消化エネルギーを他に充当できるので、集中力が持続。
エネルギーが有り余るので、必要な睡眠時間が2時間程度でよくなるといいます。

この感覚は、なんとなく理解できます。
38歳の頃、連休を利用して3泊4日のヨガ合宿に参加。
岐阜県の山中にある道場で、逃亡しようにも人家などない山奥でした。
プログラムは下記のようなもの……。

5時起床 → 清掃 → ヨガ(3時間) → 山歩き → 胃洗浄(2ℓの水を飲み吐く)
ヨガ(2時間) → 薬草風呂 → 瞑想 → 就寝  ……この繰り返し。
合宿中の食事は2食……600キロカロリー/日の正食のみでした。

合宿の帰路は梅田の地下街を通りますので、
反動でトンカツかなんか食べるような気がしていたのですが、
なんと、欲求がないまま帰宅。
翌朝も爽やかに目覚め、出勤したとき、仲間に言われたものです。

仲間A 『えぇ~っ!…風ちゃん…どうしたの?』  →  『なにが?』
仲間B 『なんか…人が変わったみたい…なんで?』  →  『はぁ……(・_・?)』

仲間に言わせると、人相、雰囲気ともに、激変していたようです。
たったの3泊4日、ヨガ三昧と食事コントロールでけで、です。
不思議ですが、空腹感があると五感は鋭敏になります。
身体能力もパワーアップして、できなかったポーズも簡単に。
掃除などの作業効率も一挙に向上していたように思いました。

で、それが続いたかというと、ぜ~んぜんです。(。・?_?・。)
1週間後には焼肉を貪り、ビールを飲み、デザートにケーキまで……。
美味しいものを食べる幸せに、ノックアウトされたというわけです。

そんな体験から、小食のメリットについては理解できます。
その先に不食があり、それにトライして成功するとすれば、
素晴らしい! 肉体や精神はもとより、世界が変わる!と、
確かに……思います。
価値観、人生観、時間の過ごし方、病気、免疫、頭の回転など、
全てが激変するだろうと……感動しそうです。

!(・。・)…宇宙人って、たぶん、不食か、極端な小食ですよね。
頭は大きく、口は退化、手足は細長い種、多いですもんね。
キン肉マンや、太っちょの宇宙人って、いないんでしょうね。(^_^ ;)

ですが……・。
ネットで、この生き方を検索していくと、死者も出ているんですよねぇ(飢餓)
不食で健康と長寿を手に入れた人 VS 餓死 ……・
この違い、原因はなんだと思います?
それは意識……。
食べなければ餓死するという認識が、
それを実現させているのですねぇ。
スゴイと言うか、恐いと言うか……



あのお、恥ずかしながら……言います。
わ・た・し‥美味しいものを食べているときの幸せ、捨てられません、です。
ただ、なるべく、小食に勤めようと思います。(^_^ ;)


本当にお腹が空いた時にだけ適量を食べ、
少しずつ食べる量を減らしてください。
食べる量を減らすだけで、
私たちは地球に貢献できます。
自然界をご覧ください。
過食の動物はいません
              秋山佳胤




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余韻

 06, 2017 09:00
幻想夜景


初めて会ったのに、昔から知ってるような……。
初めて見る風景なのに、来たことあるような……。
この会話パターン、前にも誰かと交わしたような……。
わけもなく、涙があふれるメロディ……。
懐かしく、心揺さぶられる香り……。
全てが空しい、切ない……、
この虚無感は、どこから来るのだろう。

嫌だ!…理屈じゃない、生理的に受けつけない。
そういう輩に対しては、無性に腹が立つ。
その世界が好き、無性に……。
登りたい。
飛びたい。
潜りたい。


この感覚……皆さんにも、心当たりがあるでしよう?
良くも悪くも、遠い過去の感情の余韻とでもいうような、
懐かしさを伴った不思議な感覚の数々です。

それって、たぶん、今生のものではないかも?
と、オバちゃんは思っています。
過去世のどこかで味わった感情なんだろうと……。

ここで、ちょっとだけ講釈。(^_^ ;)
人が死ぬと、脳細胞も腐ります。
脳に刻まれた記憶(思考、知識)は全て消滅しますが、
胸のチャクラに刻まれた『感情』だけはスペシャル。
輪廻を繰り返しても、感情は『余韻』として残るようです。
“感情は魂の言語”といわれる所以なんですねぇ。

ノーベル賞を受賞した科学者だったとか、
大統領や、スポーツの世界王者だったとしても、
プロフィールが余韻として残ることはないようです。
研究成果で人々の病気を治したとか、
貧しい人々に寄り添う大統領だったとか、
子供たちに夢や希望を与えたなど、
愛に基づいた行為が付随していれば、
胸のチャクラに刻まれるわけです。
何者だったのか、は重要ではなく、
どんな行為をしたのか、が、進化のカギらしいです。
胸のチャクラの質を計測するのが、
高次の星の住人、アミが使っている度数計なんですねぇ。

おっと、話を元に戻して……(^_^ ;)

『感情の余韻』は、直観とは少し違います。
直観のような瞬間的な閃きではなく、一定の持続感を伴なった感情です。
映画や名曲などで感動した後の余韻と同類ですが、
これといった根拠のない、とりとめのない感情の波とでもいうか……。

それらが頻繁に出現すると、早晩、
人はスピリチュアルに生きることになります。
その感情の出所について、知りたいと探求するからでしょうね。

オバちゃん、子供の頃から多少、変な子でしたが、
思春期くらいから、頻繁に襲われた感情の余韻がありました。
“虚しさに似た孤独感”です。
過去記事のココ  渇望

以来、『感情の余韻』に対しては、忠実かつ素直になりました。
そうすることで、あらゆる局面において、どんなに救われたことか…。
気のせい? なんて、絶対に思わない方がいいです。
感情の余韻に浸ることは、本当の自分を知る入り口に
立っているようなものですから。

( ̄~ ̄;) ウーン……いまいちピンときませんかね?
感情の余韻って、どんな感じか。
過去記事以外に、体験をひとつ書いておきますね。


失業保険を受給しながら田舎物件を見て回っていた頃(48歳)
独身のキャリア婆Mさん(73歳)と、スペインに行きました。

Mさんは、私が勤めていたヒーリングサロンの上客で、
とくに鍼灸施術を好んでいたことから、サロンを退職した後も、
プライベートで施術を引き受けていました。
一緒に行けば費用は全額持つという事だったので、
移住までは暇だし、お供することにしたのです。

というのも、旅行好きのMさん、ちょっと困った性格の人でした。
人の好き嫌いが激しく、わがままで、プライドも高く、短気。
しかも、軽度の認知機能低下がチラホラ……。
想像ですが…私ごときに20数万出してでも、ってことは、
友人、知人の誰もが、一緒に行ってくれないのだろうと察したわけです。

そんなことで、九日間のスペイン旅行がスタート。
マドリッドからトレド、コルドバ、グラナダ、ミハス、バルセロナと巡り
オプションで、鋸状の山塊があるモンセラートに向かいました。
切り立った山塊をえぐるように建造された、
サンタ・マリア・デ・モンセラート修道院を見物するためでした。

この修道院にはエピソードがあります。
西暦880年のある土曜日、何人かの子供の羊飼いが、
美しいメロディとともに空から不思議な光が降りてきて、
山腹に留まるのを見たそうです。
同じことが数週間も続いたため、麓の町の司祭が調べたら、
洞窟の中から黒いマリア像が発見されました。
麓まで降ろそうとしましたが、動かないので仕方なく、
その地に聖堂を建てて安置したそうです。

観光の目玉は、その『黒いマリア像』でした。

列をなして順番を待ち、『黒いマリア像』の前に立ちました。
像全体はケースに覆われていましたが、
マリアが持っている球体(地球)部分だけは、
人々が触れられるように、くり抜かれていました。
(触りたいという衝動はなかった)

そのとき、突如として奇妙な感情に襲われ、
胃の底から突き上げるように嗚咽してしまいました。
ですが、同時進行で顕在意識(自我)が、それを客観視。
なんで泣くの? 初めて来たのに、と、
精神がくっきりと分離したのです。(奇妙な感覚です)

『あんた、なんで泣いてんの?……カトリックかぁ?』
修道院の通路を歩きながら、Mさんが言いました。
『なんでかなぁ…わかれへん。カトリックじゃないし‥』
『………あんた、変わってんなぁ』

Mさんが土産物を買うというので別行動。
建物の外に出てモンセラート山塊を見上げました。
すると、(◎ー◎;)……疑問が確信(直観)に代わりました。
確かに……かつて、ここにいた。
なにやってたんだろう。
シスター? 牧師?‥‥掃除オバちゃん?
ですが、詳細について直観は無反応……わけワカメでした。


過去記事『渇望』にも書いているように、
この、顕在意識と魂が分離した瞬間に慣れると、
人知れず微笑んでしまいます。

ああ、今は、この生なんだぁ、って再認識しますし、
平凡な日常が、いきなり輝きはじめ……。
人間関係の煩わしささえ愛しくなったり、
些細な出来事にも意味があることを知ったり、
新たな人生をやってるというだけで、自分に感動さえするんです。

これは、スゴイことだと思います。
波乱万丈人生やって、病気になって苦しんで、
それで人生終わりだと、夢も希望もありませんが、
王様や乞食、犯罪者や平凡な主婦、学者や、裁判官などなど、
さまざまな人生を体験してきて今があると思えば、
果敢に、今を生きる自分が、他者が、愛しいですよねぇ。


さて、9日間、寝起きを共にしたMさん。
その認知レベルは楽観できないものだと解りました。
施術中に何度も聞いた、若い頃のロマンス談義は10数回。
惚れた男の名前と年齢、しぐさと癖まで丸暗記しました。
旅行鞄の整理整頓は一晩に8回。 → 整理したことを忘れる
『靴下?‥それは右の入浴セットの下だよ』
『なんで?‥あんた、よう知ってんなぁ、見てたん?』
『うん…』 → すでに8回とは、口が裂けても言えない
お金の清算も一晩に10回。   
『あんた、今日のお金、払っとくわ』
『イヤイヤ、とっくに頂いたよ』
『そうかぁ…、やっぱ、あんたで良かったわ』
『……?』 
このパターンの繰り返し……。


で、帰国して2週間後、Mさんが言いました。

『なぁ、今度、どこ行きたい?……ベトナム、どう?
食べ物、日本人に合うらしいやんか。いつ行く?』

『((((;゚;Д;゚;))))カタカタ……う~む、そろそろ物件決めたいし、
また20数万も使うって、もったいない。
好意に甘えてばかりいられへんわぁ……』

ってか……それは方便でした。
呆けてしまった母親だと思おう……。
そう自分に言い聞かせた9日日間でしたが、
毎晩のことですので、正直、くたびれましたぁ。(^_^ ;)

この会話を最後に、彼女と永久の別れになりました。
過疎の村に移住1年後、奈良にある寺の住職(Mさんの兄)から、
訃報が届いたのでした。(脳梗塞)
70歳まで会計士やって、その後は短期間に10か国。
海外旅行を繰り返したMさん。
死の予感が、それをさせたのだろうと悲しくなりました。
(ごめんねぇ。せめてあと1回、同伴してあげれば…o(;_;)o)


感情の余韻が生じたとき、
なんで? どうして? 教えて! と、しつこく聞くといいですよ。
誰に、って?
内なる『あなた』に……宇宙に直球でいいかも……。( ˘ ³˘)
早くて3日、遅くても3か月くらいで、それらしき答えに行き着きます。
人なら、急速に接近。
風景なら、そこに行く機会が。
無性に惹かれる世界なら、
それに繋がるパンフレットや情報が。


日常的には厄介とも思える感情が、
実は魂の体験から尾を引くものだと知るだけで、
平凡な日常が輝きます。
こうして生きているだけで、
自分が大したもんだと思えるんですよぉ。(^_^ ;)



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その腰痛

 02, 2017 08:00
木の精



日本人の腰痛人口、どれくらいがご存知でしょうか?

な、なんと、2800万人……。
国民の4人に1人が腰痛に苦しんでいるらしいです。
しかも原因が特定できる腰痛は15%程度で、
残り85%は原因不明というから驚きです。

腰痛といえば、作家の夏樹静子さん。
映画化された『Wの悲劇』でお馴染みの女流作家ですが、
3年もの間、原因不明の腰痛に苦しみ、
『腰痛放浪記 椅子が怖い』を執筆したほどです。

彼女の腰痛、数カ所の病院で検査しましたが、
器質的疾患ではないと言われ、神経科を紹介されたようです。
10年ほど前、彼女の手記を読みましたが、
この時の彼女の激昂ぶりは大変なものでした。

『死ぬほどの痛みで歩くことも寝ることもできないのに、
私の精神がおかしいというのですか!
腰のトラブルという原因が先にあって、
その苦痛ゆえに精神がおかしくなっているとしか思われません。』

ですが他に手立てはありません。
悩んだ末、藁にもすがる思いで精神科を受診。
カウンセリングの後、医師から告げられます。

『夏樹さん……この際、ペンを折り、夏樹静子の葬式をやりなさい』

精神科の医師の見立ては、次のようなものでした。
作家、夏樹静子のステータスを保っていくための葛藤、
枯渇していくエネルギーと、あせりなどの心理的背景。
それらに怒り、不満を感じていたりするのに、
そういう気持ちを、無意識(潜在意識)に抑えこんでしまうタイプだと。

こうしてペンを置くこと2年、医師が指一本触れることなく、
夏木静子の腰痛は消失したのでした。

これはスゴイことですよね。
心と体は繋がっていますが、
顕在意識では覚えのない、潜在的な自分が潜んでいて、
それが、身体を支配することもあるんですねぇ。


そもそも腰痛って、なぜ起きるのでしょう?
まず整形外科的な見方です。
ちょっと小難しいですが、お付き合いください。(^_^ ;)
人体を支える背骨……上から順に、頸椎は前に反り、胸椎は後方に反り、
腰椎は、わずかに前に反っています。(生理的湾曲)
生理的なカーブを支えるのが腰椎の4~5番ということで、
負荷がかかるぶん、ヘルニアや、すべり症、分離症などになりやすいわけです。
★腰椎の4~5番……殿方のベルトライン(ヤコビ線)、腰椎穿刺もここ。

では器質的原因のない、夏樹静子タイプの腰痛はなぜ起きるのでしょう。
答えは東洋医学(チャクラや、ツボを含む)と、意識の捉え方にあります。

背骨には経絡のひとつ『督脈』(ツボが並ぶライン)があり、
そのラインには27カ所のツボがあります。
特に腰椎の2番~5番には、命門、腰陽関という、
エネルギーの変電所のような、重要なツボがあり、
幽体が離脱するときは、命門付近が背部の起点になります。
命門は、その名の通り、命の門であり、
腹部の関元(第二のチャクラ)というツボに連動。
人体の前(陰)と後ろ(陽)を統括するエネルギーポイントでもあります。

さて、ここからが不思議の入り口……。
身体を循環するエネルギー(気)は、人の意識でもあります。
殺気、陰気、陽気などと言われるように、感情の流れでもあるわけです。
怒りで額の血管が浮き出たり、心臓バクバクとかするでしょう?
意識が、自律神経を介して、身体を支配しているわけです。
★自立神経……眠っていても活動している神経(呼吸、心臓、循環など)

しかし、私たちは顕在意識しか自覚できません。
その奥の潜在意識や、超意識の働きについては無知、無感覚なわけです。

もっとも、年がら年中、くよくよと悩んでいたり、愚痴ったりしている人は、
ストレスを自覚していて外に吐き出しているので、
潜在意識にストックされることはありません。

厄介なのは、本人がストレスだと思っていないケース。
もしくは、強いストレスを感じてはいても、
ドンマイ、ドンマイと、頑張り続ける人が、
心因性の病気に罹りやすくなります。
本人がストレスだと思っていないストレスは、
発散させることができないからです。


そこで潜在意識が警告を出します。
意識の代わりに身体に痛みをおこして、
心に何らかの問題があることを知らせようとするわけです。
そのときに知らせる人体の場所ですが……・。
生理的に負担を生じやすい腰椎の4~5番あたりが最多となります。

夏樹静子さんのように痛レベルが強烈なほど、心の問題は深刻。
心(魂)の声に、まったく気づいていないということなんです。
恐いですねぇ。

この心因性の痛みや不定愁訴って、腰とは限らないんですよ。
私のように、もともとムチ打ちの後遺症が残っていた頸椎や、
肩関節に痛みが集中することもあります。
(五十肩も、医師に言わせると原因はストレス)


そこで、心因性の驚くべき症例を、もうひとつ。
過疎の村で鍼灸院やっていたときの、患者さんの例です。

頻尿(30回~/日)に悩む女性(70歳)が、施術に来ました。
病院をハシゴしても、一向に改善しないと言うのです。

息子が村内で土建会社を経営。
噂では豪奢な暮らしをしているという母親らしく、
お洒落な装いで化粧も濃く、人目を引くタイプでしたが、
服を脱いでいくとき唖然としました。
きつそうなボディスーツで身を固めていたからです。

『奇麗にお化粧して……ボディスーツ歴、長いんです?』
全身調節の施術をしながら聞きました。

『若い頃からさぇ……。化粧だって朝一番だ。
いつどこで人に見られてるか判んねぇし…』

はぁ(・_・?)……70歳の婆さまを、誰が、どこで見てるって?
施術しに来るのに、その真っ赤な口紅と厚化粧、やめてくれない?
うつ伏せたら、シーツ、真っ赤じゃん。
こりゃあ、アドバイスしても、耳、傾けないだろうなぁ……。
正直、そう思いましたが、お構いなく言いました。

『その、頻繁なトイレだけど、膀胱炎のときのように、
強い尿意があるわけじゃないんですよね?
漏れるのが怖くて、自主的に、頻繁に行くってことですよね?』

『そうだ…。医者が言うには、原因はわからねぇが、
膀胱が小さくなっちまったらしい。
いつも貯まってるような気がしてさぇ、何度も行くだ』

『ふ~ん……気にし過ぎてんのやねぇ。
あのね、トイレ行っても盃に一杯くらいしか出ないんだったら、
生理用のパット、敷いておいたらどうです?
それと、ボデースーツ……もう少し緩めの、したらどうでしょう?
あまり締め付けると、リンパの流れとか悪くなるし……』

『それはできねぇ。盃いっぱいでも臭うじゃねぇか。
下着も、もう何10年もつけてるだ。
外したら身体のラインが崩れるってじゃね……。
友達とお茶っこしててさえ、トイレ何度も、っての格好悪いし、
買い物だって行けねぇだ。鍼でなんとかならねぇか?』

『まぁ、施術すれば尿量は多少増えるけど、
ず~と通い続けるって、大変でしょう?
この場合、こうなったのと同じ時間をかけて、
意識的に尿を貯める訓練しないとねぇ。』

あえて『訓練』と言いました。
いつも誰かに見られてる。
奇麗にしておかなくっちゃ。
歳をとったら誰でもトイレは近くなるが、
私に限って、たとえ一滴でも、漏らすなんて耐え難い。
他者の、自分に対するイメージを壊すわけにはいかない。
そんな彼女の、自意識過剰とも思える価値観を、
根本から覆すのは至難の業に思えたからです。

そう言うと、Tさんは二度と来院しませんでした。


ところがドッコイ……。
半年後に村で騒動が起きました。
土建会社が倒産、Tさん一家が夜逃げしたというのです。
親しい友人でさえ、寝耳に水のできごとだったと聞きました。

相当期間、Tさんは見栄を張って暮していたようでした。
もしかしたら破産の兆候も認められなくて(意識なし)、
たまたま機能低下を起こしていた膀胱に、
(加齢とともに誰もが経験する程度の機能低下)
潜在意識が、異常を発露させたのかもしれません。


ここで、頚椎症や腰痛で悩んでいる方にワンポイントアドバイスです。
人によっては仕事柄ってのも多いでしょうが、
頸椎症や腰痛はまず、その原因である悪い姿勢を改善することです。

悪い姿勢を、本来の自然で健康な姿に戻す鍵は、寝ている時の条件にあります。
生理的彎曲を取り戻すには、筋肉が休んでいる時、つまり、
筋肉の働きに阻まれない「寝ている時」がチャンス……。


肝心なのは『枕』です。
頸椎が歪むと頚椎症に。
そのひずみが胸椎や、腰椎に現れ、
最終的には分離症や、すべり症、ヘルニアの症状に
悩まされることになります。

高価な枕も市販されてはいますが、まず期待はできません。
というのも私自身、バイク事故のムチ打ち症状に始まり、
ひどい頚椎症、五十肩、胸郭出口症候群に罹り、
嫌というほど枕を変えたのです。 → 最高2万円の枕まで。

ですが、どれもダメでした。
頸椎のカーブは人によって違いますし、首の長さや、
肩周りの肉の厚み、肩幅の広さも個人差があるので、
最終的にオリジナルの枕を作ることにしました。

具体的には、小さな枕を、3個、作りました。
(幅は短く、3個並べても、大きな枕1個ほどの長さ)
まず仰向け用に、低いものを(寝て、心地を確かめる)。
左右の枕は、自分の肩幅に合わせて高めに、です。
(横向きに寝たとき、肩関節が圧迫されないため)

3個別々に作るには理由があります。
寝返ったとき、その位置を自由に調整できるのです。
枕の中身は、そば殻がいいです。
プラスティック製の粒々もありますが、
寝ぼけていても、そば殻は高さの微調整が効きやすいです。
(具合の良い形を維持する摩擦力がある)
プラスチック素材のように滑らないのです。

この3点セットの枕で寝るようになってからというもの、
肩凝りや、手のしびれなどは消失、安眠できるようになりました。


次に、心因性の腰痛対策ですが……。
なんといっても、客観的に自分を観ることが解決の入り口になります。
イライラ、カリカリしていないだろうか?
その原因はなんだろう?
本当はどうしたいのだろう?

この3点でしょうね。

悲しいかな、多くの場合は自己顕示欲がネック。
名声、能力、金……人の意識を凍らせる、物質次元の魔力とでもいうような……。


我々が生まれつき持った感情のなかで、
自負心ほど抑制しがたいものはあるまい。
私が完全にこれに打ち勝ったと思うことができるとしても、
恐らくは自分の謙嬢を自負するであろうから。
    ベンジャミン・フランクリン



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