タイツリ草2
      タイ釣り草


今から20年ほど前のこと、全国のアトピー、
アレルギー患者は3000万人といわれました。
しかも齢別の分析データーで、意外な結果が生じたそうです。
いわゆる“虫下し年齢”にアレルギー患者がいなかったのです。

“団魂の世代”といわれる人々が小中学生だった頃、
畑では肥料として人糞が使われていました。
そのため体内に寄生虫が発生。
栄養失調におちいる子供もいて、
学校では定期的な検便が行われ、
該当する子供たちは虫下しを飲まされていたというわけです。

その後、寄生虫とアレルギーの関係が研究されました。
なんと、人の体内で発生する寄生虫の糞は、
免疫力を強くし、ガンなどにかかりにくい物質を
含んでいることが解明されたのでした。

今では国民の二人にひとりが、
何らかのアレルギーを持っているといわれます。
農薬や化学肥料づけの農業は、
人体に寄生虫を発生させることはないのですが、
一方で、人体の友好菌との共存共栄のバランスが
崩れた状態であるともいえるようです。


自然界における益虫が死に絶え、
害虫ばかりがどんどん強くなると、
農薬はさらに強力にならざるを得ません。
“れんげの花”におおわれる田んぼなど、
記憶する者さえいない時代が迫っています。
 
強靭な害虫の出現と、強力な殺虫剤の開発。
それらは医療現場でのプロセスに酷似しています。
MRS(多剤耐性菌)による院内感染の問題です。
次々と開発される強力な抗生物質と、
時々刻々、進化を遂げる細菌たちの攻防は
際限なく続いているようです。

人体の免疫力を向上させるためには、
腸内友好菌を定期的に補うこと。

ビフィズス菌、ケフィア菌、アシドフィルス菌
などが入ったヨーグルトは勿論、
糠を利用した食品(糠漬け、沢庵漬け)などが効果的です。

身近な食品として、ニンニク、ショウガ、シソなどは
常食することをお勧めします!



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鹿島槍残照
         鹿島槍残照



その昔、中国歴代の皇帝たちは円薯(えんしゃ)という
不老長寿の秘薬を飲み続けたそうです。

それが何でできているかは、
皇帝と宮廷の医師だけが知る極秘の成分でした。

ですが奇妙なことに、秘薬を飲み続けた皇帝たちは、
そろって短命でした。

その事実に対しては、特別の地位の人につきものの心労や、
重圧による偶然の悲劇と受けとめられたようです。

その後、科学の進歩によって
円薯(えんしゃ)の成分が分析されました。
皇帝のミイラから組織を剥離してDNA鑑定にかけたのです。

するとミイラからは想像を絶するほどの硫化水素や砒素、
その他の危険極まりない化学物質が検出されました。

円薯(えんしゃ)は、高度な技術をもって鉱物から抽出された
化学物質だったらしいのです。

鉱物とは、天然の無機物質全般を指します。
畑に撒く石灰やリンも鉱物なら、
金、銀、銅、石油も鉱物資源というわけです。

とりわけミネラル(無機質栄養素)と呼ばれるナトリゥム、
カルシゥム、カリュウム、亜鉛、鉄、マグネシゥムなどは、
人や動物の神経系の健康には欠かせません。

人間は葉物野菜からは主にビタミン類を、根菜類からは、
主に鉱物由来の栄養素を取り入れて生きているわけです。

とはいえ、血液の比重より重いミネラルの摂り過ぎには
要注意です。
肝臓や腎臓に沈殿して機能を弱らせてしまうからです。
実際、ウィルス性以外の急性肝炎を発症する人の多くが、
健康食品によるミネラルの過剰摂取だというから驚きです。

円薯(えんしゃ)は、放射能と同じく体内で増え続けるという
厄介な化学物質だそうです。

レントゲンが開発された当初、
骨が映る機械を置いている靴屋の店頭には長蛇の列が…
な~んて話にも似て、無知ほど恐いものはありません。

もっとも、現代でも無知ゆえの悲劇は続いています。
水俣病やイタイイタイ病は、その因果関係が認められるまでに
数10年という月日がかかりました。

また近年ではダイオキシンが問題になりました。
人体に入ると何千倍にも増幅され、
生殖器に異変を生じさせガン細胞を増殖させるばかりか、
喘息やアトピー、子宮内膜症、精子減少などを引き起こします。

愛媛大学の橘教授によると、
キノコ類は体内に入ったダイオキシンの85%を
分解するといいます。

また摂南大学の研究チームが、
柑橘類のペクチン(皮と実の間の繊維)にも
同様の働きが期待できると発表しました。

現在では野焼きは禁止されていますが、
プラスティック製品の多さから、
ダイオキシンの混ざっていない空気はないかもしれません。

せめてキノコ類の多食を心がけ、
ペクチンを摂取するために、
柑橘の繊維入りジャムなどを作ってみてはどうでしょう。

ミカンの皮は、漢方では桂皮という有名な胃薬ですし、
腸の長い日本人にとって、
スムーズな排便にひと役買う素材のようです。

私は10年近く、柑橘類のジャムをヨーグルトにかけて
食べ続けています。(丸ごとミキサーで粉砕して煮る)
無農薬の果実などはあり得ないので、
外皮に残存するであろう農薬を意識はしますが、
ペクチンの効用は体験済み……。
おかげで胃酸過多、逆流性食道炎のような症状は消失。
薬よりは身体にいいこと請け合います! (((o(^。^")o)))



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桃色月見草
        桃色月見草

15年ほど前、ある村の怪奇現象が報道されました。

地震でもないのに、引き戸や窓ガラスがガタガタと揺れ、
戦国武将の怨念や、たたり説が飛び交ったというのです。

ある主婦は倦怠感や貧血、頭痛、目や鼻からの出血など、
身体的な異変が生じて入院するはめに。

しかも、その現象は他の村々や地方都市にまで広がり、
ついに専門家による調査が行われました。

意外にも原因は音波(低周波)でした。σ(◎◎;)

村の近くを走る高速道路の高架下では、
走行する大型車の重さや、
スピードに激しく振動して6~7Hzの低周波が発生。
村全体に伝播していたというのです。

もっとも、その現象は高速道路の高架下とは限りませんでした。
ダムから放水される水圧と、滝壷の間に発生した低周波で、
怪奇現象に曝された村もあったそうです。

人に聞こえる音は2~20Hz(毎秒振動が20~20000回)まで。
6~7Hz程度の音は生活音にまぎれて聞きとれず、
怪奇現象説が浮上したということでした。(-ι_- )))。。。


ですが現在、もっとも深刻なのは電磁波の健康被害です。
WHОの下部機関であるIARC(国際がん研究機関)は、
2001年6月に下記のことを発表しました。

電磁波の健康被害

・50~60Hzの極低周波磁場は、人体への発ガン可能性あり。

・電磁波によって小児白血病の発症率が2倍(高圧送電線の近隣注意)

・自閉症の増加…現在、脳神経障害を持つ新生児は6人に1人とも
 言われる。

・めまいや吐き気、倦怠感を訴える電磁波過敏症という現代病が急増。


レース鳩に影響
 電磁波は鳥の方向感覚を狂わせ、帰巣できないレース鳩が増えている。

電気毛布
  妊娠初期電気毛布を使用した女性から生まれた子供に、
  先天異常児が10倍(アメリカ、デクソン・リー論文)    
電気毛布を愛用していた妊婦の異常出産は6倍
       (マサチューセッツ工科大学の調査結果)

ヘアードライヤー
 ヘアードライヤーレベルの電磁波を浴び続けると、
流産のリスクが6倍以上に高まる


便利さと抱き合わせのリスクを背負わないために、
有害な放射線や磁気、低周波から身を守らなければなりません。

『うつ病、自律神経失調症』などと診断されたとき、
自宅のエコキュート(オール電化)を疑ってみて下さい。
また高圧電線、携帯電話の受信塔などをチェックすることも
大切です。


★以降、私の患者さんの実例です。


70代の女性が強烈な目まい、吐き気で救急搬送されました。
一週間ほど入院したのち、自宅に戻ってからも体調が改善せず、
定期的に通院。精神安定剤などを飲んでいました。
医師から「これは繰り返しますよ」と、言われましたが、
原因については説明されなかったそうです。

安定剤で胃の調子が悪化した彼女は、
わらにもすがる思いで当院に来られました。
話を聞くと、オール電化に変えて数年。
夜間電力を蓄積する機械の、隣の部屋で寝ているそうです。

電磁波のやっかいな部分は、
人によって感受性が違うところにあります。
敏感な人は救急搬送される事態になっても、
家族全員に症状が出るとは限らないこと。
この女性の場合も、夫は無症状だったのです。

自律神経のバランスを正す施術をすませてから、
「だまされたと思って、電力を蓄積する機械から、
もっとも離れた部屋で寝てみて下さい!」と、
アドバイスしました。
以来、患者さんの症状は再発せず元気に暮らしています。

それ以外にも、高圧電線の下で暮らしている人が、
突然、うつ病を発症しました。
先の患者を通して施術を依頼されたのですが、
丁重にお断りするしかありませんでした。

その人は電力会社から月々20万円もらっていて、
今さら鉄塔を撤去するとか、引っ越すのは無理というもの。

施術によって自律神経のバランスを取り戻したとしても、
強力な電磁波を受け続けている限り、
症状は繰り返すか、悪化すると思ったからでした。
電磁波レベルは、エコキュートどころではないのですから…。



ネットで『電磁波の健康被害』を検索しましょう。

●イギリスでは陸上の風力発電機を撤去。
 海上に設置し直す。

●日本では関連企業によって
 電磁波問題が否定され、
 欧米に比べ対策が進んでいない。



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イワカガミ
       雪中のイワカガミ

中医学、インドのアーユルベーダ、
エドガー・ケーシーのリーディングなど、
古典医学の全てが“四大排泄”の重要性を説いています。

『便、尿、呼吸、汗と皮膚呼吸を正し、
全ての排泄経路が働いている限り病気は回復する』

その教えに従い、先人たちは薬草や植物で
副作用のない整腸を行ってきました。
事前の断食、または半断食で大量の水分を補い、
定期的に腸壁の自然治癒力を高めていたようです。

四大排泄のひとつである「腸」のはたらきについて、
簡単に説明しましょう。
食べ物の吸収と、免疫を司る大切な臓器の話です。

小腸の壁は、絨毯の毛足のようなヒダにおおわれています。

そのヒダを引き延ばすと、
壁の総面積はテニスコート1面ぶんにもなります。
小腸とは、
テニスコート1面ぶんの新聞紙を最大限に圧縮して、
直径3~4㎝、全長6mの筒にしたような臓器
というわけです。

その壁をつくっている細胞たちは、
細かく砕かれた食物のかけらを吸収すると死に、
新しい細胞に入れかわります。
人体ではもっとも寿命の短い細胞です。

また、腸壁には“パイエル板”と呼ばれるリンパ節が存在し、
食物中の毒素や、腸内悪玉菌の監視役を担っています。

悪玉、善玉菌を合わせると、
腸には約100種類、100兆個の菌がいます。
それらの総重量は4~5kgにもなります。

意外にも私たちが排泄する便の30~50%は、
役割を終えた腸内微生物の死骸だということです。

それら腸内微生物の存在を知ると、
排泄物に対する見方を変えないではいられません。
せめて排便のたびに「ご苦労さまでした」と
言ってやりたいものです。(〃^・^〃)ノ

老化すると腸の悪玉菌が増えます。
その結果、免疫力が低下。
活性酸素が増えて老人臭を放つようになるわけです。

定期的な断食で大量の水を飲み、腸を洗浄するのがベストです。
また、味噌、酒粕、ぬか漬けなどの発酵食品を多く摂り、
適度な運動で汗をかくことも大切です。

4本足の動物は便秘をしないようです。
歩くことで腸が揺さぶられているからだと言われています。
頑固な便秘に悩まされている人は、
プールで泳ぐことをお勧めします。
とくに両足をバタつかせるクロールは効果絶大です。

東洋医学的には、腸を整えるツボはたくさんあります。
しかし、それらは鍼の施術によって効果の出るものですから、
一般的には、へそを中心に左回りに10分ほど
マッサージすると良いです。

最後に、大自然の水の循環をイメージしてみて下さい。

降り注ぐ雨は地下に浸透する一方、
豊かな栄養分を取り込みながら、
湿原や川を流れ下って大海に注ぎます。

そのプロセスは人体の四大排泄に酷似しています。

地中や、湿原が水をろ過してくれるように、
人体では腸や腎臓が、血液中の毒素をろ過してくれます。
また体温を調節し、化学物質を排出するために汗を出し、
血液を、自然界の湧水状態に保っているのです。

大自然の営みは、生き物の『新陳代謝のプロセス』さえ、
教えてくれます。

異教徒たちの奇怪な習慣に見えても、
イスラム教のラマダン(断食)などは、
教義にのっとった腸のクリーニング祭?…と、
思えないこともないないですね。

水や食べ物の旨さ、ありがたさは勿論、
全ての命が自然の恵みに支えられていることを痛感する
よい機会なんでしょうね。


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キツネのテブクロ
     キツネノテブクロ

あなたが、青信号になった横断歩道を歩いています。
そのとき、居眠り運転のトラックが、
信号を無視して突っ込んできました。

その瞬間をスローモーションにすると、
あなたの身体の中では次のような緊急反応が起きています。

あなたは顔面蒼白。
髪の毛は逆立ち、全身の筋肉は瞬時に緊張して、
目は大きく見開き、心臓は激しく打ち震え、血圧は急上昇!
思わず悲鳴をあげるか、
さもなければ心臓や顔面をかばって、
その手で局所をおおうことでしょう。

ドイツの医学者キャノンは、この状態を
“交感神経―アドレナリン系の緊急反応”と呼びました。

まず、心臓以外の全身の血管を収縮させて、
よもやの事体に対処。
出血を最小限に止めようと、
全身から血液を引き上げさせます(全身蒼白)

ですが、心拍数を増加させ、頭には多くの血を送り込みます。
とっさに身体が傷つくことを予知し、それを避けるための
俊敏な動きができるように体制をととのえるわけです。

これらはアドレナリンの働きですが、
同時にグリコーゲンを分解して糖分に変えます。
緊急反応に対して、瞬時に使えるエネルギーが必要だからです。

これら一連の緊急反応はミクロの戦士軍団”を含め、
70~80兆の細胞たちの連携プレーによって行われています。

さて、その細胞たちの意識について話しましょう。

足を切断した人の『幻肢痛』を知っていますか?
切断面ではなく、
失ったはずの足の痛みに襲われる現象のことです。
現代医学は、それを脳の記憶としてかたづけてしまいます。
果たしてそうでしょうか(・_・?)

臓器移植を受けた人の中に、
突如、嗜好や趣味が変わったという人は少なくありません。
しかも、臓器を提供した家族から、
亡くなった息子の好きな食べ物だったり、
熱心に取り組んでいた趣味だと聞かされます。

臓器提供者の情報は伏せられる場合が多いのですが、
アメリカなどでは絶対的ではありません。
命の恩人である提供者の家族に会い、
強い絆で結ばれる人々もいるほどです。

どうでしょう?
この事実は、移植された心臓、
あるいは移植された腎臓そのものに、
提供者の意識が宿っていた、
としか考えられない現象ではないでしょうか?
(覚者OSHOが同じことを言ってます)

だとしたら、『幻肢痛』も不思議ではありません。
足を切断した患者は、脳の記憶とともに、
足を形作っていた細胞たちの悲鳴(意識)そのものを
受容していたのかもしれません。


私にも、不可思議な体験があります。

父が亡くなって間もなく、突如、嗜好が変わりしました。
無性に、生のタマネギに味噌をつけて食べたくなったのです。
しかも、それまでは気にもかけなかった大相撲を、
毎日のように、熱心に見るようになっていました。

ある日、そんな自分を疑いました。
「どうしてタマネギが食べたいのだろう?
これって父さんの好物だよねぇ。
まして、この私が大相撲中継なんて……」

そう自問自答しながら……ふと、笑い転げてしまいました。
「父ちゃん! ひょっとして、
私の身体を使ってタマネギを食べてんの?
相撲も観戦してんの? それに未練があったん?……。
まぁ、いいけど……。
わかったよ。まだ傍にいるって、
デモンストレーションしてるんや。」

そうやって長い間、父の思い出に耽りました。

ですが、四十九日を過ぎる頃、その嗜好が消えました。
もちろん、大相撲を見たいとも思わなくなったのです。
父のメンタル体は、遠くに旅立ったようでした。

細胞のひとつ、ひとつに意識があるのでは? 
そう思うようになって、病気に対する思いが変わりました。



以下、ひどい食中毒に罹ったときの体験です。σ(◎◎;)

激しい嘔吐と下痢で洗面器を抱えたまま便器に座っているとき、
私は自分の細胞たちに話しかけました。

「苦し~い! ─(o≧д≦o)─  
けど、悪い物を早く出させてくれて、ありがとう!」

相当量、吐き下してしまうと、いきなり悪寒に襲われます。
布団を何枚かけてもガタガタと震えるほどです。

「これこそが生理学で学んだ“震え産熱”……スゴイ!
細胞たち、ありがとうねぇ」

悪寒がおさまると、反動として熱が出ます。

「スゴイ! こんどは身体を温めてくれるんだ。
ありがとうね…o(;△;)o ウルウル・・・」

汗ばむくらいの暖かさに包まれると、やがて眠気に襲われます。
朝になって目覚めると、すっかり元気になっていました。


しつこいようですが、
私たちは37兆個の細胞たちに守られて、
生きています。

自らの自然治癒力を高める秘訣は、
“ミクロの戦士軍団”の存在を信じること。
その努力に対し“ありがとう”の心を示すこと。

そうすれば、彼らはもっと頑張ります。
あなたから感謝されることは、
細胞たちの最高の活力源だから…。(*´ェ`*)




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一人しずか
        ヒトリシズカ


あなたは、37兆個の細胞からできています。
その細胞のひとつ、ひとつが組織をつくり、
組織が器官をつくって、あなたを存在させています。

あなたが、すり傷を負ったとしましょう。

すり傷を負った場所の毛細血管は、
ショックで血液の流れが悪くなります。
ですが、すぐに、毛細血管の細い動脈と静脈の連携プレーで、
赤く腫れあがる状態(発赤、充血)を起こします。
身体にとってドラマチックな、
『治癒』のために準備されたシステムの始りです。

腫れあがった毛細血管の透過性は高まり、
通常なら通れないアルブミンや、グロブリンなど、
比較的分子量の大きい血漿タンパクが応援に駆けつけます。
侵入するバイ菌を解毒したり、その毒素を中和させるのです。

一方、白血球も駆けつけて、侵入した最近はもとより、
破壊されてしまったあなたの組織の一部も食べて、
組織を修復させるための交通整理を行います。

もし、あなたが消毒をしなかったために、
局部が化膿してしまったとしましょう。
すると、血漿タンパクが腫れあがる場所を拡大させ、
免疫グロブリンや、マクロファージが
働きやすいような戦場を造り上げます。

2~3日もすれば化膿していた場所がむずがゆくなり、
やがて膿を排出するかもしれません。
あなたが見る膿は、
戦いの犠牲になった白血球たち(ミクロの戦士軍団)の
死骸なのです。

なんて愛しい白血球たちでしょう。
あなたの考えの出所…脳や、意識から励まされなくても、
細胞たちは黙々と健気に働きづけています。

さて、あなたが“ミクロの戦士軍団”の存在を知り、
「いつもありがとう!」と感謝すれば、
その力は倍増することを知っていますか?

ミクロの戦士軍団は、
免疫力や生命力、体力などと表現されますが、
彼らの出生場所や、成長過程を知れば、
その存在を意識しないわけにはいかなくなります。


脊髄の幹細胞から誕生した白血球のうち、
一部の白血球は“胸腺”に派遣されます。

“胸腺”は、人間社会でたとえると東大にも匹敵する大学です。
選ばれた一部の白血球たちは胸腺で厳しい訓練期間を経て、
エリート指揮官であるT細胞になります。
(放射能は、成長著しい子供の胸腺に打撃を与え、
優秀な学生たちを弱らせることから問題とされます)

T細胞たちは胸腺を卒業すると、
人間社会でいう空軍、海軍、
特殊部隊の指揮官として体内にデビューし、
下士官や、兵士たちに命令を出します。

侵入者が強力なパワーを持った細菌や、ウィルスの場合、
下士官や、兵士たちに任せず、
指揮官が直接対決することもあります。

身体の丈夫さは、白血球という細胞で構成された
“ミクロの戦士軍団”のおかげです。

あなたが、その存在に気づくということが、健康の第一歩。
細胞は、あなたの身体の一部であり、全体です。

あなたの腕は、あなたの部分的な構造物ではなく、
あなたの一部として生きている意識そのものです。

なにかにトライしているとき、
人から励まされたら元気になるでしょう?
また、良い行いをして人から感謝されたら、
あなたはさらに元気になりませんか?
細胞たちも同じです。

あなたは細胞たちのボス!
あなたは細胞たちの創造主!
宇宙の創造主が人類を愛し慈しむように、
あなたは内在する細胞たちを慈しみ、
愛してあげてくださ~い! (●⌒∇⌒●)




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月の道                      


“強く思い込んで動かない考え” を固定観念といいますが、
その代表的な例は、ガリレオが唱えた地動説に対する人々の
懐疑心かもしれません。

大地は平で、端まで行ったら落ちると信じていた古人にとって、
それが球体で回転しているなど、
絶対に信じられなかったことでしょう。
地動説が認められたのは、ガリレオが処刑されたのち
395年もたってのことでした。

ですが、現代に生きる私たちでさえ、
似たような考えや、感覚に囚われていないでしょうか?


≪遊びタイム!≫

遊び心で、世界一大きな三角形を書くことになったとします。
それぞれが直線の両端からスタートして、
2人で正確な直線を延々と書き続けます。

ある地点で内角の和が180°になるように角度を変え、
2人が出会う地点まで直線を書き続けたとして、
いつかは三角形が描けると思いますか?


答えは、NOです。
山谷、障害物があるからではありません。
そもそも直線自体が書けません。
地球が、丸いからです。

三角形を書いているつもりの2人。
これを『つもりの概念』と言います。

実は今も、私たちは『つもりの概念』で暮らしています。

① 一直線に飛ぶ飛行機 → 実際は曲線を描いて飛んでいる。

② 太陽は昇っている  → 実際は大地が回転している。

③ 大抵のことは知っている → 数パーセントも知らない。


とくに、③の“知っているつもり”は、
ものの見方(観念)の大半を占めます。


富士山?  知っています。 
ヨンさま?  知っています
あの人のこと?  知っています。
夫のこと?   知り尽くしています。

はて(・_・?)…どの程度、知っているのでしょう?

富士山の場所? 高さ? 気象? 四季ごとの違い? 植生?
生息動物の種類や数? 2~3度行った? 暮らした? 何年?
それこそピンからキリでしょうが、
情報の正確さや、体験の深さ、長さ、緻密さはおかまいなく、
誰もが『知ってる』と言うことでしょう。

実はほとんどのが“つもりの概念”にすぎないのです。


ということから、
前回のテーマである「性格」と同じように、
固定観念をも溶かしてしまいましょう。( ◜◡‾)(‾◡◝ )


空に浮かぶ雲を眺めて……。
雲だ、面白い形だ、と思うだけではなく、
思い切って想像力を広げましょう。

雲…水の分子たちの集合体…水であり、水蒸気であり、氷だ。
雲…私の身体の60%を占める物質、命の水だ。
雲…雨や雪、あられや、雹に姿を変え、天と地の間を循環する。

飛行機の後方に、一直線のように伸びる飛行機雲を観て、
「ははぁ、ああ見えて、実際はカーブしているんだよなぁ。
飛行機がノンストップで飛び続けたら、同じ場所に戻るんだぁ。
もし、飛行機が光のスピードで飛べたら、
今見ている飛行機を抜き去るってことだよなぁ。

だとしたら、時間の概念はどうなる? 
まてよ……、SF映画で宇宙をさまよって地球に帰還したら、
友人、知人は亡くなって世代が交代してた、
なぁ~んてことあったよなぁ。
だったら、一体、時間ってなんだぁ(・_・?)」

そんなふうに想像できたら、
あなたはすでに解き放たれているのです。

なにから?……って?
思い込み、固定観念、つもりの概念からです!

すると、性格は変わりはじめます。
“つもりの概念”に囚われた人から何を言われようが、
平気になります。
思い込んでいる人に、何を言っても無駄でしょう?


性格が変わると、感情が変わります。
気にしない、わが道を行く、楽しい、に変わります。
感情が変わると、行動パターンが変わります。

なりたい自分になるために、
知識や体験を積もうと行動するのです。

どうでしょう?
これが自分だと思い込んでいる性格……実は、
あなた以外の人の観念を拾い集めたものだということ。
あなたは、いつでも、なりたい性格になれること。

固定観念を溶かして、想像力や、創造力を働かせましょう。
やわらか頭で世界を観ると、日々の暮らしが面白くなります。


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風を待つ
         風待つ瞬間

あなたは自分を知っていますか?

どんな人ですか?
正直者、うそつき、潔癖症、努力家、怠け者、傍観者、
悲劇のヒロイン、etc。

そう聞かれても、これだ! と、
端的には答えられませんよね。


では、何が好きで、何が嫌いなのか。
どんな人になりたいのか、くらいは知っていますよね。

「あの人って鈍感!……よく呑気にしていられるもんだ」
「気にするのは性分だし、受けとり方なんて言われても…」

などと、性格は不変だと思い込んでいませんか?


「性格」って、一体、なんでしょう? 

あなたが持っている、独自の心の動きの傾向。
それが「性格」と言われるもので、

①…観念 ②…感情 ③…行動パターンの、
三要素で成り立っています。

といっても、性格を決定づけるものは観念です。

観念とは、ものの見方。
ものの見方とは、判断に繋がる価値観や善悪の全てです。

その物の見方(観念)が変わると、②の感情 が変わり、
感情が変わると、③の行動 が変わります。
そんなことから、性格=観念だ、とも言えるわけです。

では、あなた“ものの見方(観念)”について、
その原材料が何でできているか、知っていますか?
答えは、赤ちゃん時代にあります…(*´~`*)。o○


あなたは、完全に無垢な赤ちゃんでした。

ただ、生を受けた瞬間から、あなたを取り巻く、
あなた以外の人々……両親や友人、先生など、
多くの人の観念に取り囲まれていました。♪~( ̄ε ̄;)

あなたの脳細胞は、それらを拾い集めて、
純粋無垢な記憶回路にインプットしながら育ったわけです。

「あなただけは、お父さんのようにならないで。
いい学校に行って、一流企業に勤めて……」

あなたのお母さんは、
眠っているあなたに念を送ったかもしれません。

「早く大きくなって、私の後を継いで立派な医師になるんだぞ」
お父さんは、あなたを愛子ながら願望を囁いたかもしれません。

顕在意識と潜在意識の中に、
繰り返したたきこまれた概念……。
ものの見方や、判断に繋がる価値観や、善悪の全てが、
“観念”として、あなたの記憶回路に刻まれたのです。

3歳くらいまでに性格の基礎ができ、
さまざまな出来事の中で、
周囲の人々の観念に影響され続けます。
中学生くらいで、決定的な性格が育まれていることでしょう。

大人になったあなたは、
「これが私のものの見方だ。性格だ」と、思い込んでいます。

ですが、それは錯覚に過ぎません。
人々から拾い集めた観念は、
あなた以外の単なるひとつの“ものの見方”に過ぎなかったのに、
たったひとつの角度を選択して、
「これが私のものの見方だ。性格だ」と、
思い込んでいるだけなのです。

性格は、変えようとすれば、意外に簡単に変えられます。
最初から、自分のものではなかったわけですから……。


まさかぁ、そんなに簡単では……と、思いますか?
だとしたら、こう考えてみて下さい。


あなたの脳をパソコンのハードに例えたら、
“物の見方(観念)”というものは、
種類もキャパも、次々と進化するソフトのようなもの。

気にいらなければ、ソフトを削除。
新しいデーターを入力すればいいのです。


テレビのない時代なら、真っ白なナスビなんて、
あること自体が信じられません。

日ごろ、一日は24時間だと思っていますが、
月では6時間。さらに星の質量によって時間は変わり、
宇宙では、地球次元の時間など存在さえしないのです。

電気、電波、X腺など……、
目にみえなくても、信じている光線、電磁波、
周波数などはたくさんありますよね。

ピアノの鍵盤が何百mも続いているとしたら、
途中からは音ではなく、色が見えるのですよ。σ(◎◎;)
(音も光も周波数…ただ、その細かさの違い)

新説が立証されるたびに、私たちの固定観念は崩壊し、
新しい知識と応用を積み重ねてきました。

「性格」だって同じです。
このページの核となるテーマ……。

『精神―神経―免疫学(病は気から説)』のメカニズムが納得できた方、
ストレスを感じやすい性格の人は、
このページをぜひ、繰り返して読んでみて下さい。

あなたの性格のべースは、
あなた以外の人々の観念でできています。

ストレスに対する免疫力は、
あなたの“ものの見方”しだいです。

ハンス・セリエのページに戻るのも良し。
嫌だなぁ、と思っている性格の部分修正はもとより、
性格の全面リフォームだってOKです。(*^^*)

あなたは、いつでも
“なりたい自分”になれるのですから……。



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 山シャクヤク
       山シャクヤク
    

こむずかしい定義ですが……、
ストレスとは、
精神的な緊張や刺激、防衛反応や精神的抑圧感
だと言われています。

ということは……?  (o'∀'))ゥンゥン
まんざら、嫌な状態ばかりでもなさそうです。

平凡な日常に耐えきれず、
あえて刺激を求める若者も多いですし、
歳を重ねてもなお「この緊張感がたまらない!」などと、
何かにチャレンジし続ける人は多いものです。

もっとも、暑さや寒さもストレスのうちで、それに耐え、
慣れていくことで人は丈夫な身体になります。
多少の温度変化くらいでは風邪もひかなくなり、
悪天候や、悪路に対する耐久力がつきます。

眺望と達成感を味わう登山は、忍耐力(抑圧感)を養いますし、
足腰を鍛える(防衛反応)必要に迫られます。

スカイダイビングやカーレースなど、スリリングな醍醐味を楽しみたいなら、
心身ともに厳しいトレーニングを積まなければならないことでしよう。


医学者のハンス・セリエは、
ストレスにたいする受け止め方について、
生体反応が極端に違うことを解き明かしました。


★否定的に感受 (-。-;)

自己否定、不信、悲しみの持続、恨み、妬み、誹りの感情、
無力感、存在の否定(しらけ))すると……。

 アドレナリン上昇→副腎肥大→活性ホルモン下降 

 免疫力低下→心身症発症(自律神経失調症、胃潰瘍、
 不整脈、偏頭痛、円形脱毛症、メニエール、月経異常、
 インポテンツ、蕁麻疹、アトピー、甲状腺機能亢進などを発症



★肯定的に感受(((o(^。^”)o)))

自分を信じる、怒りの切り替え、泣くのは癒し、
鍛えられている、原点にもどる、存在のアピール

 アドレナリン上昇(やる気レベル)→活性ホルモン上昇
 アセチルコリン合成力アップ→ リラックス→免疫アップ 


★「笑い」は免疫細胞が活性して血管を拡張。
  さらに抵抗力を高める



どうでしょう?

同じストレスでも、
反応の仕方で身体に天と地の違いが生じます。
暑さや寒さを忍び、身体を鍛えることと同じように、
心も、その気になれば、鍛えることができます。


( ´△`)アァ- (-。-;)……
そんなに、かんたんにはいかないと、思いますか?


自分のことが好きですか?
大切に思っているなら、できると思います。

自己嫌悪や、自己否定は赤信号です。
誰でも、一時的にはそんな思いに取りつかれますが、
自分を省みることのできる人は、絶対に大丈夫です。

反省は、省みること。
後悔ではありません。

後悔なんかしなくても大丈夫。
あなたにとっても、相手にとっても、それは必要で起きたこと。

それによって互いが学ぶように、
課題が提供されているようなものです。
省みるだけで、私たちはすでに成長しているのですから……。

物事は、起きた時点では中立です。
それをどう捉えるかは、あなたの選択です!
もっとも、どう捉えようと自由です。
あなたも私も、
選択した結果の人生を生きるのですから。



心がワナワナと震えるほどの怒り、絶望感にさいなまれたとき、
私は、自分で自分を抱きしめて泣きます。(泣くのは癒し)
さんざん泣いたら、いつも冬枯れの大木をイメージします。

余分な枝葉を落としてスッポンポンになった、
まるで死んだような木をイメージするのです。

実際、その木の幹に聴診器をあてると、
水を吸い上げているような、かすかな音が聞こえます。
「ドッコイ、生きてるぞ~い」とでも言うように……。

やがて春になれば、その木は、みごとな新芽を吹きだします。
その姿を思い描く……それが私流のおまじないです。



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意識の力

 19, 2015 10:21
宇宙①



植物や、生物で確かめられた『バクスター効果』ですが、
人が、その力を最大限に活用した実例をあげましょう。

①ノーマン・カズンズの場合

アフリカの原住民のなかに身をおいて、
生涯をその医療活動にささげたシュバイツァー博士。
そのシュバイツァー博士の偉業を世に知らしめたのは、
ノーマン・カズンズというジャ―ナリスでした。

カズンズは、一級のルポライターとして、
博士の愛に満ちた医療活動を伝えながら、
自らも博士から多くのことを学びました。

病気を治すのは医者ではなく、
患者自身の“治りたいという意識”であること。
医者は少しお手伝いをするくらいで、
実際には本人が治している。

また、その病気を引き寄せるのも、
患者本人の意識によるものが多いことなどを
学んだそうです。

その後、アメリカに戻ったノーマン・カズンズは、
あろうことか、彼自身が膠原病(強直性脊椎炎)に
罹っていることを知りました。σ(◎◎;)

医者から、不治の病で寝たきりになると聞いたカズンズは、
病院を飛び出して、あるホテルの一室に閉じこもりました。

映写機と、世界中の喜劇フィルムを取り寄せて、
連日のように喜劇を見続けるためでした。

痛みに襲われると、モルヒネの代わりに
映写機のスイッチを押し続けたそうです。

すると、医者の宣告に反して、
彼の病気は2か月で全快したそうです。

シュバイツァー博士から聞いていた“意識の力”を、
絶対的な真理として受け入れ、
自らの身体に見事に適応させたのでした。

その後、カズンズは生物学博士になり、
世界各国を回りながら講演活動を行いました。

その最中に心筋梗塞を発症するのですが、
自分の心の働きを、生物学的見地から自分で分析し、
またしても病気を克服しました。

今では世界各国の有名な大学で講演し、
寝たきりにならないための方法を教えています。


②ガン細胞は毎日生まれる

内科医であり、心身医学の研究者である松田育三先生によると、
ガン細胞は、誰の身体のなかでも毎日のようにできている
ということです。

ただ、そのガン細胞を、自分の免疫細胞が壊し続けて
健康を維持しているだけだそうです。

ひとつのガン細胞が、
一人前のガン(直径1㎝、重さ1g)に成長するまでに
20年もかかっているというのです。

その間の分裂回数は30回……。
早期発見と言われるガン状態だといいます。

ただ、その直径1㎝、重さ1gのガンが、
1㎏のガンに成長するには、
たったの10回の分裂でいいそうです。
早期発見までに20年もかかっているなら、
自分のポジィティブな意識で消せるはずの
ガンだったのです。

松田先生は、免疫力の低下の原因と、心の切り替えの大切さを、
『イライラ、クヨクヨを吹き飛ばす』という本のなかで
訴えています。

ぜひ一度、読んでみて下さい! 



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