オネェたちの新世界

 17, 2017 01:00
幻想宇宙



『デブもここまでくれば、自慢せずにはいられないの。
相撲取りでもプロレスラーでもなければ、大食い選手権や、
フードファイトクラブからのお誘いの声もかからない、ただのデブよ。

人を笑わせる行為って、最も客観性が必要なことよね。
しかも、それってとても自虐的要素の強い作業で、
己が人様からどんなふうに見られているのか、
何を求められているのかを冷静に判断できなければ、
そこに笑いは生まれない。
客観性って、いかに自分を曝け出せるのか、
嘘をつけずにいられるのかなんだろうね。

誰もが良い夫、良い妻を見つけ、社会的にも経済的にも
安定しながら生活したいもの。
その一方で奔放な生活、特に奔放な性生活も楽しみたいというのは両立しません。
それは非常に図々しい話です』       マツコ・デラックス



世の中を達観しているオネェ……。
どれも、なかなかの名言ですよねぇ。
テレビで見ない日はないマツコ・デラックス
どうして、あんなにもてるのだろう? と思ったことはないですか?

巨体と毒舌のインパクトはもとより、鋭い洞察力、俯瞰できる力。
まずは、コメンテーターとしての才能がピカイチなんでしょうね。
しかも、上っ面のお世辞を言わない人間でありながら、誠実で義理堅いそうです。

もっとも、ゲイ雑誌『Badi 』の記者・編集者などを務め、
作家・中村うさぎさんから後押しされて、コラムニストとしても活躍したようで、
それが才能を開花させる基礎力になったのでしょう。


さて、ここ10年ほどは『オネェ・タレント』全盛期ですね。
カルーセル麻紀や、 ピーターなどは、今やレジェンド的な存在。
美輪明宏などは、オネェから観たら『神の域』と言われているようですが……。
★オネエ……ゲイの全てではなく、女性の心を持ったタイプを指す。

あなたは、彼らの存在をどう思います?
好き?
きらい?
気持ち悪い?

オバちゃん、彼らの生き方、大好きです。
とくに、トークやメイクのプロとして本物の力があるIKKOさん。
美のカリスマでありながら、有名女優のヘアーメイク時はすっぴんですし、
ショーなどではカツラを投げ捨てて、素の自分を曝します(観客大爆笑!)

振付師のKABAちゃん 。
気配り万点の優しい人のようですし、
双子のオカマコンビとして売り出したおすぎ&ピーコ
彼らの母は、その生き方に驚きもせず、ただ『優しい人になりなさい』と諭したそうです。
ピーコは、眼球摘出手術を受けて初めて、
脊椎カリエス(せむし状態)で、偏見に耐えていた姉 の気持ちが解ったようです。
(同性愛者に向けられる偏見より、ずっと辛いと…)

思うに……。
オネエたちは相対的にポジティブで、人として深いと感じます。


35年前、店の常連客だった同性愛カップルも、そうでした。
50歳前後の男性カップルで、旦那さんは新聞記者。
妻は女装の専業主婦でしたが、立ち居振る舞い、気づかい、
話し方の全てが、女の鑑のような人でした。
その妻、女装はしていますが、誰が見ても男だと判ります。
肩幅や手足も骨太で、ゴッツイのです。
化粧はしていても、肌の荒さや、口周りの髭跡が判るわけです。
にもかかわらず白昼堂々と、カップルで歩いている姿に心を打たれ、
妙に感動さえしたものです。
(35年前ですから、周囲は偏見に満ちていた)

営業時代、打ち上げ食事会の後に、
営業員を連れてよく『オカマbar』行きました。
美形の男子が揃ったホストクラブは退屈ですが、
オカマたちは全員、芸達者で話題性が豊富。
笑わせるツボを心得ていて、抱腹絶倒の連続でした。
女性ホルモン注射打って死にそうになった話や、
体調や気分の激変を告白してくれるのですが、
悲惨な状況をも笑いに変える、語り口の上手いこと。
笑い過ぎて腸がねじれそうになりながら、心密かに思ったものです。
尊敬するなぁ‥切ないなぁ…それでいて、なんだか愛しいと……。


オネェたちは躍進して、新世界を創造しました。
偏見をものともせずに、『なりたい自分』の道を邁進し、
多くのファンを獲得したんですねぇ。

彼らはかつて、性同一性障害だと診断されました。
医学的には、胎児の頃の脳の形成過程が深く関与しているとか言われますが、
私、そうは思っていません。
性の多様性という課題を背負った……。
偏見を乗り越えて『わたしを生きる』象徴として……・
魂レベルで選択したのでは? と、思っているわけです。

というのも、オネェたちの戦いは偏見だけではありません。
病名をつけないと保険が効かないという問題を含めて、
アメリカや、ヨーロッパの多くが認めているように、戸籍や、
社会保障の平等、法律の改正にも、向かい合うことになるからです。

島国の日本政府は、ちょっと、頭、固いし、スローだと思います。
性の多様性傾向に限らず、派遣と正社員の給与格差、待機児童問題、
天皇陛下の生前退位など々、さっさと法改正して対処しないと…(^_^ ;)
ガイヤの意思はもとより、
三重らせん構造の遺伝子を持った子供がいる時代なんですから……。
過去記事『DNA』 → DNA

それを思えば、自然界の臨機応変なこと。
魚類の約2%、約300種類の魚が性転換します。
雄が死ぬと雌が性転換するベラのようなタイプもいれば、
雄雌両方の生殖器をもつ同体の魚もいます。
性転換の頻度が1日に20回にも及ぶチョークバスなんてのも‥‥。

ホモだの、ゲイだの、同性愛だの……。
特別視している方が偏見される時代じゃないでしょうかねぇ。((´∀`*))

誰でも心の中に
もっとも深く根ざしている願望は、
自分の本当の価値を
認めてもらいたいということです。
他人の価値を認めなさい。
そうすればあなたの価値も認めてもらえます。
          ヘレンケラー




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記憶

 12, 2017 01:00
胎児 宇宙



映画監督の黒澤明が、次のような言葉を残しています。

何もないところから、ものを創りだしていると思っているのは、
人間の驕りだよ。
生まれてから今までのどこかで、耳にし、目にした何かが、
知らず知らずに入り込んだ記憶が、
何かのきっかけで呼び覚まされて動き出す。
そうやって、創造していくんだと思うよ。
 

(´ー`*)ウンウン …ごもっとも、と、思います。

ですが、ちょっぴり惜しいかも?
生れてからの記憶だけではなく、前世、前々世からの記憶では?
と、私は思っています。

例えばモーツアルト……5歳にして作曲を始めたそうです。
5歳の小さな指では届くはずもない、1~2オクターブも離れた曲を、です。

また14歳で、アレグリ作の九声合唱曲「ミゼーレ」を、
一度聴いただけで記憶し、書き写したそうです。
耳だけで九声を聴き分け、楽譜を完璧にコピーするとは、
絶対音感どころか、超絶対音感の持ち主で、
人間の領域を超えているとしか思えませんよね。

早熟、多作、創作のスピード、作品の質の高さとも、
パーフェクトな天才といわれたモーツアルト。
この場合、過去世からの積み重ねでは? 
そう思うのは私だけでしょうか……。

エジソンは言いました。
『天才とは1%のひらめきと99%の努力である』と。
文豪トルストイは、
『天才とは強烈なる忍耐者をいう』と。

(´ー`*)ウンウン ……両者ともに現実的な説得力に満ちています。

実際に、フギィアスケーターの麻央ちゃんだって3歳からスケートを始め、
『ミラクル麻央』とか言われたのは14歳でしたし、
牛田智大さんは、現在12歳で天才ピアニストと言われています。
その他、格闘技やブレイクダンス、絵の世界、数学などなど、
秘められた素質と、最低10年ほどは努力した結果、
天才だと言われる人って、けっこういますよね。

ですが、モーツアルト。
5歳で作曲し、一度聴いたら楽譜を仕上げられるって、
超人という域では納得できない『なにか…』があると思いませんか?

モーツアルトの生涯を描いた映画、
『アマデウス』を観ていて思ったものです。

人としては、ちゃらんぽらんのグチャグチャだなぁ。
曲は、創っているのではなく、一瞬で、シャワーのように降りてきてる?
その旋律を脳内で楽譜化し、ペンを持った手は、ただコピーしてる?
!(・。・)…なるほど。
前世からリレーしている作曲家なんだろうなぁ、と。

そんな大胆な想像に至ったのは、なぜ?…って?

理由があるんです。
私、生後数か月とか、1歳~3歳くらいまでの記憶が、
いちいち、鮮明に、あったんです。

8カ月くらいだと思いますが、(後に母に確かめました)
ねんねこでおんぶされて、火事の現場を見ていました。
火の勢いや、煙の匂い、人々の喧騒は、しっかりと記憶に残っています。

よちよち歩きを始めたとき、明かりとりの天窓から落下。
(屋根を歩く姉たちの後を追い、ガラスを踏み抜いた)
豆腐屋でしたから天井は高く、
作業部屋のコンクリート面に落下していたら命はなかったでしょうが、
天窓の50~60㎝下に角材が通っていて(幅7~8㎝)、その上に立っていたのです。
首から上は屋根上に出して、です。
姉や兄はひどく叱られてましたが、その夜に限って、
家族の誰もが妙に優しかったことも、しっかり覚えていました。

2歳の頃、近所の婆ちゃんが庭先で、
『安寿と厨子王』の物語を話聞かせてくれました。
竹ぼうきのようなもので、干豆を混ぜながら、それはそれは上手に……。
おかげでストーリーは、今も丸覚えなんです。

4歳になり、幼稚園での昼寝布団を縫うとかなんとか、ってときに、
急に引っ越しが決まり、田舎の父の実家に向かいました。
1時間ほど、トラックに揺られていたときの風景も記憶にあるのです。

自分はどうして、ここに生まれたのだろう?
小学4年生くらいまで、そんなことを思っていました。
見る夢は毎回、同じで、あちこちの空を飛び続けていましたし、
未来的に起きる状況や、場所を、よく夢で見ました。デジャ・ビュ

たびたび高熱を出す子供でしたが、
高熱でうなされる夢は毎回、ストーリーが同じでした。
次々と湧き起こる雲、奇妙な木製の構造物、カタン、カタンと響く音。
決まって、この3点セットでした。
熱が下がって夢から覚めると、決まって全身が金縛り状態。
姉に話しかけられ、応えもするのですが、身体が硬直して動かないのです。
『今は食べたくない。夢の続きを見てるし……』
などと、反応するわけです。
そんな私を、家族はよく『変わった子やのう…』と。

ここらへんで、やっと……、
自分が、みんなとは少し違うんだぁと、知ったわけです。


神秘体験の後、一時的に、断片的に蘇った記憶は、
今生のものではありませんでした。
戦士だったり、修道士だったり、壮年の女性の終末だったり……。

戦士だった話は過去記事に、過去世

修道士は、教会の屋根から落下するシーンの記憶で、
何のために屋根にいたのか詳細は解りませんが、
落ちていくときに展開した“走馬燈”の記憶があります。 → 高所恐怖症の原因

壮年女性の終末シーンは、ものすごくリアルです。
日本家屋のような建物の2階で、布団に横たわっていました。
左側が障子の入った窓で、大きな木の影が映り、雨音が聞こえました。
『なにか食べる?』
頭上の戸(ふすま?)が開き、誰かが声をかけてくれました。(誰か不明)
『ううん、もうすぐ死ぬし、いい…』
穏やかで、安らぎに満ちた死でした。


そんな背景や体験からですが、
人間の限界を超越しているような人を見ると、
過去世からの『リレーやってる?』と思うわけです。

ところがドッコイ!
10年ほど前に気づきました。
過去世だと思っていたストーリーの数々って、遠い昔の物語ではなく、
(*′☉.̫☉)同時進行で展開している、別の人生だと。
束ねられた映画フィルムの、一コマ、一コマが、選択した人生だと。
フィルムは、増えも減りもせず、そこに在るし、
それを広げて全体を観ると、どのストーリーも同時に存在していると……。


そのことに気づいたのは、
過去記事『空白の時間・私はどこに』に書いた不可解な現象でした。
実は、同じような体験を3度もしていたのです。
信じられないでしょうが、3度とも運転中でした。空白の時間・私はどこに

その頃、いつも注意深く見ていた(BS3)宇宙物理学が躍進。
何もないと思われていた宇宙空間にダークマターが、
ついで反物質などが発見されました。
物理学者たちの常識が次々と覆り、再びアインシュタイン説が優勢に。
その情報をキャッチしたのでしょう。
バック・トゥ・ザ・フュチャー、マトリックス、コンタクトなど、
時空を超えたSF映画が次々と制作されました。

しかも、過去記事『時間』に書いているように、
宇宙物理学者の精鋭たちが、本当は、時間などというものはないと公言。
私の中では俄然、パラレルワードが真実味を帯びたというわけです。
時間 
時間と空間の謎


今現在も、宇宙物理学者たちによる時空の解明が進行中だけに、
こんなことを書き連ねても脳がエンストするだけかも?
そう思いながらも、生きやすさのカギになれば、と、書いておきますね。


この景色、見たことがあるような…。
この人、知ってるような…。
この会話パターン、過去にもしたような…。
ひらめき、直観、予感……。
ぜ~んぶ、大切にした方がいいですよ。
アニメ『君の名は。』に描かれているように、
パラレルワードで生きる、あなたからのメッセージかもしれませんから。


★アニメ『君の名は。』について、
 2016年10月現在、興行収入111億円、動員850万人突破したそうです。
 テーマはまさに、時空を超えた恋なのですが、
 SF的な難解さよりも「胸キュン」を優先させた、新海監督の勝利でしょうね。

それにしても、SF映画って面白いですねぇ。
難解な宇宙物理学情報も、編集加工されると、すんなり受け入れられます。
個人的には『マトリックス』や、『コンタクト』が好きですが、
❝集団の中の多くに共通する属性……ふつうの人は❞  ← ひとつ前の記事
物語の世界観や現象、次元設定なんかより、『胸キュン』が好きなんでしょうね。(^_^ ;)


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わ・た・し

 07, 2017 09:30
幻想


『風子さん! ふつうのオバちゃんじゃないじゃないですかぁ‥‥』
たまに、こんなコメントをいただくことがあります。

『いえいえ、ごく、ふつうですってば…』 と、思っているので、
その真意を書くことにしました。

今日は、自分のことだけ、書いてみます。
存在をアピールするわけではありません。
手紙やメール、ブログなどを通じて、他者に発信する以外の、
素のわ・た・しは、どんな人間なのか。
自分でも知りたいと思ったものですから……。(^_^ ;)

ってか‥皆さんも自分のことって、知ってるようで、知らないと思いません?
人のことはよく見えるというか、批評判断しがちですが(もちろん私も)、
さて、自分のこととなると、どうでしょう。

私自身が、わ・た・しをよく知らなければ、
あなた自身が、あ・な・たを知らなければ、結局のところ……。
❝自分のことは棚に上げて❞みたいな人生、やりかねませんよねぇ。
そんな意味で、自らの性格的な特徴の解析、してみます。(*´ェ`*)


特に秀でているわけでもなく、
かといって、棄てたものでもなく、

特に頭がいいわけでもなく、
かといって、致命的なバカでもない。

特に欲深いわけでもなく、
かといって、無欲でもない。

特に品行方正でもなく、
かといって、悪事を働くわけでもない。

全体像は、やっぱ、ふつうのオバちゃんなんですよねぇ。

うん(・_・?)……ち、ちょっと、お待ちください。
今さらですが、『ふつう』って、なんですかね?

ありふれた、とくに珍しくもない、大多数、平均的などが『ふつう』だとして、
何に対して、どんな集団に照らしてなんでしょう?

人が1000人いたとして、
無視できないほど、多数の人が共有する属性ですかね?

確かに、大雑把にはそうなんでしょうが、
その属性の中でも、自分が思う『ふつう』と、
他人や大衆が思う『ふつう』の内容は違いますよね。
まして国や地方、時代別の集団ともなると、
『ふつう』という言葉は意味をなさなくなります。
その場所や時代だけに通用する概念、観念、風習ですから。

ワァーオ\(?。?”) ……( ̄~ ̄;) ウーン
『ふつう』って……あるようで、実際に定義はできない言葉かも?です。
真意が曖昧すぎて安易に使ってはいけない言葉のはずが、
猫も杓子も、『ふつう』に使ってしまう摩訶不思議。

ですがおかまいなく、仕切り直して……。

多数の人が共有する“ものの見方”が『ふつう』なら、
冒頭の全体像以外、オバちゃんはふつうではないかも?
たぶん、少数派の類でしょう……ハイ!<(_ _)>


わ・た・し‥‥こんな人間です。

・100%、輪廻転生を信じています。
・この世界は、肉眼で見えるものより、
 見えないものの方が圧倒的に多いと知っています。
・いつも、自らを内観します。
・自分と、他者を比べることはほとんどないです。
 一人で、一番を目指しているような人間です。
 一番というのは、日常的な出来事に振り回されることなく、
 “なりたい自分”で在る状態のこと。

・音楽、番組、本、住環境ともに、好き嫌いがはっきりしています。
 バラエティ番組と、CMは大嫌いで、テレビは予約録画で観ます。
 ドキュメンタリー、〇〇紀行の類、名作洋画、サイエンス、宇宙、大好きで、
 百聞が一見できる、映像の恩恵には感謝するタイプです。

・井戸端会議、喧騒、人込みは避け、静けさを好みます。
 夜8時就寝、朝2~3時起床のリズムで暮らしています。
 早朝の、静寂な時間は至福のひとときで、
 ブログなどはたいてい、この時間に書いてます。
 朝食を5時に済ませ、弁当作りをした後(連れ合いの菜園弁当)、
 ウォーキングや、ラジオ体操、ストレッチに出かけます(25年の習慣)
 これにはきっかけがありました。きっかけ

・掃除や、整理整頓大好き人間で、きれい好きです。
 ダイソンのハイパワー掃除機、欲しいくらい……。
・3~4日/週、3~4時間/1回、家事援助などのアルバイトをしていますが、
 主婦業との兼ね合いは余裕しゃくしゃく。
 PM5時に夕食を食べて、録画テレビを一本。
 8時にはベットインという、ご隠居さんリズムの暮らしです。

・理不尽極まりない状況なら、たとえ隣人でも喧嘩します。
 激昂することはないですが、用意周到に準備して理路整然と。
 言い換えると、勝てない喧嘩はしません。
 喧嘩しても次の日、顔を合わせたら、にっこり笑って挨拶。
 時間をかけて余談で笑わせておきます。

・もちろん、人間の好き嫌いもあります。
 本音を隠し、代償性の善行に勤しむ…いわゆる偽善者、嫌いです。
 (自らを偽ると、魂が発育不全になる)
 金や権力に囚われている人は、嫌いというより、気の毒に思います。
 (先は長いぞう…の心)
 浮浪者だろうが、ヤクザ屋さんだろうが、魂の美しい人は多いと知ってます。
 (職業柄、接触も多かった)
 
・街中に出かけたり、旅行、観劇、祭り、イベントなどには、
 まったく欲求が生じません。(若いときは相応に、今は時間がもったいない)
 人との交流も、たまに息子夫婦や孫、親族などが出入りする程度で、
 それ以外の余暇は庭いじりや、クレイ(樹脂粘土)造形。
 仕事を辞めたら、再度、クレイで妖精創り、チャレンジすると思います。
 (お金もですが、乾くとダメなので集中。恐ろしく手間、かかります)

・生まれ変わったら、生命科学者になると決めてます。
 動植物を含めて、命ほど魅力的なテーマはないと思うんですよねぇ。
 足元の小宇宙(顕微鏡下の)探索を始めたら、
 一生でも足りないだろうと思うわけです。
・地球的概念の恋愛とか結婚とかは満腹です。ごちそうさまの感。
 生まれ変わったらどうなんでしょう。
 男女両性具有の人々が増えていたり、
 生殖パターンも様変わりしているかもしれませんが、
 高次の宇宙人とテレパシー恋愛なんかしているかも?

これが……わ・た・し です。



さて、ここからが本日の記事の核心。
面白い遊びの提案です。
それは人間曼荼羅。 人間曼荼羅で遊ぼう

まずは、今日の記事のように『わ・た・し』を分析。
『これが、私だ!』の詳細を列挙してみてください。
ふだんは判っているようで解らない『わ・た・し』です。
他者の言動と比較はするものの(相対的に)、曖昧模糊としていて、
自分でもわからないまま放置している、あなたの具体的な特質です。


(*′☉.̫☉)何のために?…ですって?

宇宙のバックアップを受けるためです。

自分で自分が判っていない状態って、
宇宙から観たら、その他多くの、雑音レベルの意識体に過ぎません。
誰が、何をどうしたいのか、宇宙は、はっきりして欲しいのです。
常に揺れ、迷い、深く考えることも放棄し続けていたのでは、
『これが、わ・た・し だ!』が見えないわけです。
肝心な本人が、自分のことを判ってないのでは、
バックアップのしようがないんです。


『これが、わ・た・し・だ!』 → 宇宙では、『誰が』に相当。
『わたしは、こうなる!』 → プロフィール宣言。
このふたつで、宇宙のバックアップ機構が始動します。
それが、宇宙の法則の真実ですから‥‥。
(この際、真実なんてない、とか、理屈は忘れて…(^_^ ;))

本当なんですよ。
ドラマチックな、オバちゃんの自伝ブログを読んで下さってる方々。
次々と問題は生じても、劇的に、スムーズに事が運んで、
何者かに守られ、導かれているように感じるでしょう?
もちろん努力もしましたし、混沌や失望、反省もありましたが、
いつも天を仰いで、『わ・た・し』を宣言し、感謝していました。
すでに叶っているかのように、です。

この感謝、もっとも解りやすく有効なのが、人間関係です。
人の中にあるものは、自分の中にあるもの、ですし、
あなたが接触してきた人たちは、今生の課題をクリアするために協力してくれる
ソウルメイトたちなんです。
良くも悪くも、好きだろうが、憎かろうが、です。

だから、人間曼荼羅を作成して、『わ・た・し』に影響を与えた、
全ての人々を並べてみてください。
あなたという人間を形成した源……その人間関係をしっかり見据えると、
たぶん、泣けてきますし、感謝の気持ちが湧いてくると思います。
毒親だろうが、恋人だろうが、メル友だろうが、大嫌いな上司だろうが、です。

長い話になりましたが、
『これが、わ・た・し だ!』 と、『感謝』は……。
あなたの夢や願望を叶えるための必須ツールです。


引き寄せの法則みたいに、類が友を呼んで奪い合うこともありません。
わ・た・しオリジナルの自己実現策。
信じる者は救われる……(・_・?) もとい、
願望が叶います!!♪( ´ー‘)(´ー‘ )♪

願望はたぶん、どんな内容でもOKだと思います。
大富豪、スーパーマン、一流の詐欺師なんかでも……。
それを存分に体験することで、
次の課題に進級できることに変りはないでしょうから。(^_^ ;)


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人体の摩訶不思議

 03, 2017 08:00
月と猫


いきなりですが、ご存知でしょうか?

人は、意識を持った37兆個の細胞の集合体だということを。
しかも、37兆個の細胞の、ひとつひとつに意識があるということを……。

臓器移植を受けた人の嗜好や趣味が激変したり、
幻肢痛(切断した足の痛み)に悩まされるのは、
人の細胞が、脳と同じ意思を持っているからに他ならない。
大胆にも、オバちゃんはそう思っています。(^_^ ;)

私の知る限りですが、覚者と呼ばれた人で、
このことを知っているのはOSHOだけでした。

今回は人体の摩訶不思議について。
北アルプスを望む過疎の村で、意識(魂)の具現化である人体を、
鍼灸師の視点で見つめた話です。



≪患者A≫

正月3日の早朝、近所の主婦からSOSの電話が入りました。
金沢から来た実母が立てなくなり救急病院に行ったが、
神経性という診断で手当てをしてもらえなかったというのです。
(・_・?)…でしたが、とりあえず施術の依頼を引き受けました

「アァ、痛い、痛い、もう死んだ方がましや。
死んだ弟が夢枕に立って、私を責めるが……」
息子に抱かかえられてベッドに横たわるや否や、
老婆は心身の不幸を嘆きました。

「へぇ……生前、弟さんに意地悪したん?」
臍の下3寸にある、エネルギー回復のツボに灸頭鍼。
頭頂のツボ(四神総)に鍼をしながら、彼女の精神に向かい合いました。

「悪いことなんかしてないが。
けど、お父ちゃん死んでから病気ばかりして。
嫁には邪魔者扱いされるし、生きてて楽しいことなんか、な~にもないが」 
老婆は子供のように駄々をこねました。

「大丈夫。痛みはとれるし、すぐに歩けるよ」 
彼女の顔を覗き込み、その頬や肩をさすりながら言いました。

病気とは本来、気が病んだ状態です。
まさに老婆の被害者意識が創りあげた筋肉群のストライキ現象に、
私は“愛”という呪いをかけることにしました。

「お婆ちゃんな。な~んもせんでも、グズグズ言いながらでも、
生きてるだけで大したもんや!
嫁は自分の心と戦い、娘たちにもな、
情やジレンマと向かい合う機会を与えたようなもんや。
必要やったんよ。
自分のためにも周囲のためにも。
弟の霊もそうだけど、こんど現われたら聞けばいいやんか。
責めてるんじゃないと思うなぁ……。
姉ちゃんが心配で見守ってんのかもよ。
ええなぁ、霊ちゃんが見えて……。超能力やんか!羨ましい…」

一時間後、老婆は自らの足で車に乗り込み、
明日も来るから…と言いながら帰って行きました。
彼女の娘婿が、あっけにとられたのは言うまでもありません。


≪患者B≫

『わたし、パニック障害なんですけど、鍼で治ります?』

開口一番、Mさんがストレートに聞きました。(70歳 ♀)
症状を聞くと、心臓バクバク、呼吸困難、めまい、吐き気、眠れない、でした。

『パニック障害とか聞いたらビックリするけど、
医者は病名つけるの仕事だし……。
けど、大丈夫。体中が酸素不足で誤作動してるだけだから。
深刻に思いつめたり、したの?』
自律神経系の施術をしながら聞きました。

『いえ、なにも……ある日、突然』
初対面で、心情なんて言うわけないですが、
顕在意識で否定するからこそ、身体に現れるわけです。
しんどい、辛い、虚しいと、誰かに愚痴れない人が罹りやすい病気です。


『あのさぁ、ウォーキングでもダンスでもいいわ、有酸素運動して。
歩くなら速足で汗ばむくらい。ダンスなら…村では無理か?
気晴らしに長野市内まで出て、エアロビか、社交ダンスでもしたら?』
一通りの施術を終え、私が言いました。

『((´∀`*))…ダンス? この歳で? やだぁ先生!』
彼女が、服を着ながら大笑いしました。

『何言うてんの、Mさん。70歳にはとても見えへんよ。
ほんま、お世辞抜きで50代くらいにしか……。
スタイルいいし、洋服のセンスもいいし、村人とは思われへんわ……あっ、ゴメン。
しかも、そうやって片足立ちで5本指ソックス履くなんて、凄い!
私なんか、座らないとダメ。まともに履かれへん……』
何気なく、彼女を褒めたたえました。
お世辞ではなく、本当にそう思っていましたから。

小さな村のことです。
彼女の噂は、耳にしたことがありました。
村の建設会社で40年に渡り金庫番(経理)を務めた真面目な人。
会長の愛人で、その会長も亡くなったと……。

『あのぉ…病院の薬なんですけど、飲むと胃がおかしくなって。
やめた方がいいです?』
帰り間際に聞かれました。

『緊急に発作が起きたら飲んだらいいけど、大丈夫だと思うわ。
まっ、その辺はMさんの判断でいいよ。』


週に一度、施術に来るようになって1カ月が過ぎた頃、
Mさんが弾んだ声で言いました。

『わたし、フォークダンス始めたんです。
長野市内の会員制クラブで、世界の伝統的なフォークダンス。
この歳で、って思ったけど楽しくて、楽しくて……』

『(*′☉.̫☉)ほぉ…スゴ~イ!…ということは、衣装にもこだわって踊るん?』

『もちろんです。次の発表会はチロル地方の民族衣装なんだって……。』

『ええなぁ‥‥羨ましい。スリムなMさんなら衣装も映えるわ。
そのうちロマンスグレーの彼氏、できたりなんかして…』

こんな会話をして3か月……。
一度も薬を飲むことなく、Mさんのパニック障害は完治しました。


彼女たちの意識の、なににスイッチが入ったのかは判りません。
生理学的には、意識の変化と有酸素運動の効果として、
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン↑? 
ドーパミン↑? 
ノルアドレナリン?
それら脳内物質の何が、どの程度作用したのかも解りませんでした。

うつろな精神、悩む、悲観的に思いつめているとき、
人は無意識に呼吸が浅いものです。
とくに脳は、酸素不足に陥りやすいのです。
交感神経(戦う神経)ばかりが旺盛になり、緊張から血管は収縮。
酸素不足の上に血液循環も悪くなります。
(*′☉.̫☉)精神→神経→免疫学(病は気から)の、
メカニズム、まっしぐらというわけです。


低体温の人が増え、冷え性人口が急増していることも
病気発症のリスクになります。
だからこそ、運動(有酸素運動)が大切です。
そのメリットは……。
•ストレス解消(自律神経のバランスが整う)
・景色、季節を感じ気分のリフレッシュ。(プラーナを吸う)
•肥満防止(体重より脂肪燃焼効果)
•生活習慣病の予防(深部体温上昇)
•脳の活性化
•心肺機能の向上
•筋力の低下予防




過疎の村では、現代医学に匙を投げられた患者さんたちを多く診ました。

・病院のはしごでも治らなかった頸椎症は、ただ単に、枕を変えるよう指示しただけで完快。
 (首から肩にかける筋肉の過緊張を緩める施術のみ)

・整形外科で治らなかった神経絞扼症候群(肩から腕の激痛)や、
 突発性難聴(発症2ヵ月)は、数本の鍼とパルスの併用で完治。
 (患者が村長とか議員だったために、『神の手』のうわさが…)

・難病の赤血球減少性紫斑病は、その余命宣告を遅らせ、
 癌は、ステージⅢの末期くらいまでなら消失しました。
 (望診段階で無理だと感じた患者は、亡くなりました)

完治した患者さんたち共通の意識は、
大阪からやってきた鍼灸師への、100%の信頼だったかも? と思っています。
歳も歳だし、かなりの熟練鍼灸師、という錯覚?
好感度抜群(性格的に)な鍼灸師への信頼感?
私のおまじない効果?(^_^ ;)

この……施術前の『おまじない』について説明しておきますが、
『私の身体を通して、この人が癒されますように……ありがとう!』
それだけです。(鍼を通して光が浸透するイメージを保つ)

よくある症状群について……。
ぎっくり腰や、バネ指などは比較的容易に鍼灸効果が得られ、
五十肩、膝関節痛、腰痛、脊柱管狭窄症による下肢の痺れなど、
何十年にも渡る姿勢の悪さや、過度の使いすぎ、加齢による骨の異形成などは、
魔法のように即、完治というわけにはいきません。
痛み止めの常用で新たな医原病を発症するよりは、
鍼灸施術の方が安全で、全身症状にも良い、というくらい。
施術家の冷静な見解としては、たかが鍼……されど鍼でした。

ですが、それにも増して『意識の在り様』が大事です。

このことは、アンドリュー・ワイル博士の、
『人はなぜ治るのか』『癒す心、治る力』に詳しく書かれていますし、
その中のイボ取りの話などは超有名です。イボとりの話

ハーバード大学で植物学の学位、後に医学部を卒業した彼は、
世界放浪の旅に出て伝承医学を学びました。(日本の禅も)
人を、肉体としてではなく、意識体として捉える数少ない医師で、
その著書全てを読んだ私は、彼が神秘体験をしていると確信しました。
(慎重に言葉を選んではいますが、至る所で、それと判る)

意識の何かについて、身をもって示したのが、
末期ガンから生還した、インドのアニータ・ムアジャーニさんです。http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8B&tid=4508ead8041363a5c82e485d1f53439b&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1


もっとも、世界では1000人以上の人たちが末期ガンを克服し、論文に掲載されています。
(*′☉.̫☉)ケリー・ターナー博士の研究著書。http://president.jp/search/author/Kelly%20A.%20Turner

末期ガンから自力で生還した人たちが実践している9つのこと

・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ

だそうですよ。


私自身、臨床で何度も体験しましたが、
奇跡のようなことが起きたとき、多くの人の反応は3タイプほどに分かれます。
⒈ そんなバカな……トリック? まぐれ? 偶然に過ぎない。
⒉ へぇ……ふ~ん。
⒊ そうだろうなぁ……感動したぁo(;_;)o

さて、あなたは、どう捉えるのでしょう?


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エピソード/宇宙戦艦ヤマト

 29, 2017 08:15
戦艦大和

私が完全に営業の世界から卒業したエピソード、傑作編です。


鍼灸師の免許を取ると、一挙に出張が増えました。

直販部(大阪営業所)の好調な売り上げを見越して、社長が博多支店を開設。
男の支店長を据えたのですが、半年たっても売り上げが伸びず、
販売マニュアルの伝授を頼まれたのでした。
無理もありません。女性の美容などとは縁のない、
外資系のシティバンクにいた男性を支店長に採用したのですから。

会ってみると、支店長はガっツのあるユニークな男でした。

九州大学在学中に学生運動に傾倒。
東大紛争に駆けつけ、結果、3日間、留置場に。
典型的な山男で、プライベートな時間の全ては登山三昧。
エベレストに憧れ、勤務先でも階段を利用して足腰を鍛える。
山以外の趣味はジャズ…博多のジャズバー『blue note 』大好き男でした。

(ふ~む、確かに……。
枠にはまった銀行マンや、公務員は不向きだわ。
開拓精神旺盛だし、データ解析大好きみたいだし、
営業マンか、商売人だよなぁ‥‥。)
そう感じた私は、全面的な協力を約束しました。
この業界の全体像とノウハウ、活字化した販売マニュアル、
販売員の教育、ロープレなどなど。
毎週のように2泊3日の出張を重ねてバックアップしたものです。

その甲斐あってか、3年後には会社全体で10数億/年商まで躍進。
自社ビルも夢ではない域まで発展したのです。

ところが……。
ある月を境に、リストの生産が滞るようになりました。
週刊誌に広告を出し、お買い上げ顧客をリスト化し、
それを基に直販部がセールスするわけですから、
リストの枯渇は、そのまま業績の悪化に直行するわけです。
リストの配布は博多支店長に任せていたことから、
ある日、報告がありました。

『おかしいと思ってですね、本社行って探ってきたんですが……。
なんと、社長がですね、宇宙戦艦ヤマトに夢中で……。
いろんな人が出たり入ったりで、ろくに話もできなくて……』

『(◎ー◎;)…う、宇宙戦艦ヤマト?‥‥松本零士の?』

『それです。アニメの……。
どうやら、ヤマトの実写化プロジェクトに、うちの社長が入れ込んでるようなんです。
そっちに投資して、媒体にCMする金がないんじゃぁないかと?……』

『(*′☉.̫☉)…そんなアホな。確かなんですか? 投資っていくらくらい?』

『この前採用したって男……あの気取り屋、つかまえて問い正したんですけどね。
数億は突っ込んでるみたいです。実際は二けただったりして…』

『興行収入見越してです?…それとも、ただのロマン?』

『アニメの実写化なんてダメですよ。メチャメチャ金かかりますから。
興行収入なんて知れてます。……まぁ、男のロマンでしょ』

一晩、考えに耽りました。
営業所を開設して3年間は2足の草鞋。
その後、お礼奉公のつもりが、すでに3年が過ぎていました。
( ̄~ ̄;) ……宇宙戦艦ヤマトねぇ……そろそろ潮時かも、と。

1週間後、帰宅すると支店長から電話がありました。
テンションMAXのまま、機関銃のように……。

『リストがなくて営業員にせっつかれますし、他社リストを買ったんです。
それを報告すると、なんて言ったと思います?
ダメだよ。僕のプライドにかけて他社リストなんて…ですよ!
そこでブチ切れました!
現場の悪戦苦闘、叱咤激励の日々をなんだと思ってんだぁ!
ヤマトにうつつぬかして、他社リストはダメって、なめんなよ!って…。
そしたら翌日、博多に飛んできて……。

じっくり話し合いましたよ。
で、結論から言うとですね。
博多支店と管轄の営業所は閉めるそうです。
大阪営業所は、残すそうですよ。
1号店ですし、社長にしても思い入れがあるのでしょう。
そんなことで、僕は辞めることにしましたから‥‥』

『ですか……。ついでと言ってなんですが、私も辞めます。
能力の高い支店長が加わり、年収600万も頂いて3年です。
(資格取得後、正社員に昇格。自ら稼ぎ出してたコミッションが給与に反映された)
目の前のニンジン食べたさで、いつまで走ってもきりがありませんから‥』

『やっぱり……所長はそう言われると思ってました。
以前に社長から聞いてましてね。幹部にしたいけど、彼女、
鍼灸で身を立てたいんだろうね、とかなんとか。』

『支店長、今だから言いますけどね……。
わが社、ヘッド、ふたつですよね。
私が入社したとき部長だった姫さま、今、専務ですよね。
〇〇城の姫って女性と、社長が折半して立ち上げた会社ですよね。
このケース、未来的には政権争いで分裂かも?って観ていました。
本社行ったとき、近くにある彼女のサロン、見ました?
一等地にゴージャスなサロン展開しましたよね。
1台500万のボディカプセル数台、高級化粧品とか並べて……。
開店1年で、利益はほぼゼロなんでしょう?

男女は窮地にあると一丸となりますが、儲かって余裕ができるとどうでしょう。
実はここ1年ほど、専務から何度か電話がありまして……、
化粧品やドリンクの、内容成分の有効性を知りたいとかなんとか。
それ以外のことは、聞いても決して答えませんでしたが。
ただ、その話、社長は蚊帳の外。
これは彼女の権限が独立してる、ってことですよね。

その姫も結婚した今、残るのはヘッド同士の勢力争いだけでしょう?
社長は宇宙戦艦ヤマトに、専務は、VIP見込んでお姫様ごっこ……。
正直、個人的には辞職のグッドタイミングだと思いました。』


一週間後、来阪した社長とじっくり話しました。
ヤマト投資には触れず、辞職の意を伝えたわけです。

『博多支店を閉めて、どうして大阪を残すんです?』

『確かに博多支店の売り上げは要でしたが、経費も膨大でね。
彼は外資系銀行出身ですから、その辺がザルで……。
それに比べると、大阪営業所の利益効率はバツグンでした。
所長が、自営業出身者だからでしょうね。
専務ともども、感謝してました……辞められるのは残念です』

ということで、支店長は友人と組んで通販会社を起こすことになり、
私は、あるオーナーの希望でヒーリング鍼灸サロンを始めたというわけです。
たまに週刊誌でチェックするのですが、会社は倒産を免れ、細々と続けているようです。

そうそう、宇宙戦艦ヤマトの興行収入は41億ほどで、
邦画での客動員数は第4位だったらしいのですが、そのうち配給収入は約20億。
配給手数料などを差し引いたら、製作会社に入って来る収入は20億以下。
この時点では製作費が回収出来ずに赤字という事だそうです。

もっとも、日本が東北大震災で パニックになり、
人々が宇宙戦艦ヤマトどころではないと思ってしまったようで、
タイミング的な不運もあったようですが……。

もちろん、私も見ましたよ(テレビで)
キムタク主演…どう欲目に見てもアニメに劣ります。拍子抜けしました。
そりゃあそうです。
となりのトトロ…実写化したら夢も希望もなくなりますよねぇ。
トトロのほんわかとした図体が醸し出す癒し、猫バスの運行ルート…。
CGを駆使したとしても描き切れるものではないと思います。
はて、進撃の巨人、興行収入、どうなんでしょうね。

ともあれ、映画を見てて、なぜか笑えました。
『宇宙戦艦ヤマト‥…あはは……。
辞職のきっかけとしては、ドラマティックで良かったなぁ』と。
この思考、罪でしようか?(^_^ ;)


矛盾に満ち溢れているがゆえに情熱的な人
情熱的であるがゆえに間違いだらけの人
間違いだらけであるがゆえに愛すべき人
      (詠み人知らず) 


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