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魂とはなにか

 20, 2018 03:45
オーラとチャクラ



ある日、ニール・ドナルド・ウォルシュが神に訊ねます。

『自分の身体がどこにあるかはわかります。
見えますから。
それに精神のありかも解かると思います。
頭と呼ばれる部分にあるんでしょう?
でも、魂のある場所となると……』


ニールの、この質問に心が躍りました。
どれほど知りたかったことか。
それに対する神の答えです。

『脳は頭蓋の中にある。
だが、精神はない。
精神は身体のすべての細胞にある。

精神と呼ばれているものは、エネルギーだ。
そのエネルギーとは、思考だよ。
思考はエネルギーであって、モノではない。

あなたの脳は、モノだ。
物質的な、生化学的なメカニズムだ。
そのメカニズムで思考というエネルギーを
物理的なインパルスに変換する。
つまり翻訳だね。
あなたの脳は変換器なのだよ。
脳だけではなく、身体全体がそうだ。

生化学者はよく、たとえば血液細胞のような細胞は、
知性を持っているように見える、と語る。
実際にそうなのだ。』



精神は身体のすべての細胞にある。
脳だけではなく、身体全体が変換器だ。

どうでしょう?……目から鱗ですよねぇ。

最近、NHKスペシャル人体Ⅱで、このことが証明されました。
筋肉や脂肪さえも『臓器』で、多くのメッセージ物質を放出し、
脳をコントロールしている。
人体の細胞の全てが知性を有し、
巨大なネットワークシステムを創りあげていると。

で…『神との対話』は説明がやたら長いので、
ここから先……魂はどこに、の部分を、
風子の要約で楽しんでください。


魂はあらゆるところにあり、
あなたの周りにもある。
あなた方の言葉、あなた方の理解で、
『オーラ』が最も魂に近いだろう。

魂は、身体より大きい。
魂は、身体と共に運ばれるのではなく、
身体を中に入れて運んでいる。
魂は、あなたを束ねているものだ。
神の魂が宇宙を束ねているように。

命は、全て振動だ。
あなたが命と呼ぶもの(神と言っても同じだが)は、
純粋なエネルギーだ。
このエネルギーは、常に振動している。
波動だ。

異なる速度で振動する波は、
異なる密度、あるいは光を生み出す。
これが物理的な世界の『効果』を創り出す。
実際には異なる物質的客体、モノだね。
だが、モノはそれぞれであっても、
それを生み出すエネルギーは同一だ。

魂はあらゆるところにあり、
あなたの周りにもある。
ただ魂(エネルギー)が凝縮した地点から遠ざかると、
どんどん拡散する。
例えば……。
家の空気はすべて同じ空気だ。
ダイニングに分離した空気があるわけではない。
しかし、ダイニングの空気は『べつの空気』のように思える。
だいいち、匂いが違う。
リビングでは暖炉の匂いがするし、
ダイニングルームでは食べ物の匂いがする。
部屋に入って『わっ、ムッとするなぁ、空気を入れ替えよう』
ということだってある。
空気はひとつで、すべてのものを出たり入ったりしている。

家の空気のように、生命エネルギー(神の魂と呼んでもいい)も、
べつべつの物質的な客体を取り巻き、別の性質を示している。
実はこのエネルギーが一定の方法で合体して、客体の形が出来上がる。
※客体……外界の事物

エネルギーの粒子が集まって物理的なモノになると、
非常に凝縮する。つき固められ、まとまる。
するとひとつ、ひとつ、別の単位のもののように見え感じられる。
他のエネルギーとは“べつの”“異なったものらしく”なる。
だが、同じエネルギーが、べつの振舞いをしているだけなのだ。
べつの振舞をするから“存在する全て”が
“多くの存在”として現れることが可能になる。

凝縮して物理的なモノになる“エネルギーの塊”のひとつ、ひとつ。
それが、あなた方が『魂』と呼ぶものだ。
つまり、わたしというエネルギーが分かれて、
たくさんのあなた方になった。
私たちは、ただひとつである。
私たちは、たくさんいる。
物理的な宇宙全体の奥も、そうなっている。

科学者はすでに、全ての命は
同じものできていることを発見した。
彼らは月から岩を持ち帰ったが、
それが木々と同じものからできていることを発見した。
木々を分解すると、あなたと同じものからできていることが判る。

私たちは、すべて同じエネルギーだ。
それが違った方法で凝縮して、異なる形、異なるモノを創っている。            
                  『神との対話 ➂』より



このくだりは、何の抵抗もなく腑に落ちました。
とくに、魂は出たり入ったり、の部分に関して……。

亡くなる2~3カ月前から、母の魂は出たり入ったりしていましたし、
(毎晩のように、夢で天国のような所に行ってると話てくれました)
いよいよ危篤と連絡が入ったときも、出張先の博多に来ました。
そのとき母の心臓はまだ動いていて、その後の一週間は生きていたんです。
恍惚の人

また自らの魂の出入りについて……。
瞬時のときもあれば、プロセスを経て、という場合もあります。

仰向けに寝ていると、決ったプロセスを経るようです。
まずは『丹田』(臍の下3㎝)あたりにパルス発生。
それが腰部の『命門』(第2、第3 腰椎棘突起間)に移動して、
そのまま背骨を上昇。頭頂の『百会』あたりから抜けます。
アーユルべーダー、チャクラ、ツボなどを学んでいましたから、
書物によるエネルギーポイントの正しさを痛感しました。

で、離脱すると……。
肉体はないのに“肉体的な五感”は従来どおりです。
初体験の時は驚愕のあまり心臓バクバク、額から冷汗でしたが、
触っている額はもとより、身体や手もないんです。
『(*′☉.̫☉)!……人間、肉体じゃないんやぁ』
この世での“ものの見方”が、木っ端みじんになった瞬間でした。

また、別の離脱時に、私は森羅万象に溶け込んでいました。
“私という意識”は鮮明なのに、流れ落ちる滝の水や、
陽の光、雲や風、木の葉のそよぎと一体になっていたんです。
この状態を表現することは難しいのですが……。

容器に入った水の中にインクを落とすと……。
落ちたところから拡散して広がり、最後は混ざり合うでしょう?
混ざり合っても、インクの粒子たちは自らが少量の濃いインクだと知っています。
ですが同時に、ブルーがかった水の一員なわけで、
そこに外部から刺激がかかると、水全体が揺らぎます。
インクの粒子は、濃いインクであり、ブルーがかった水であり、
全体的な波(揺らぎ)の一部になります。
混ざり、浸透して、どこまでも拡散し続ける“わ・た・し”。
これがいわゆるワンネス……。
『すべてはひとつやったんやぁ』という感覚です。


ですが一方で、私……。
個々の魂が重なりあう街中や、人混みが超苦手です。
さまざまな気をキャッチしてしまう厄介な体質のようで、
デート中(19歳)、東京タワー周辺の喧騒で泣きだし、
今すぐ帰りたいと、タイ人の彼氏を困らせたほどのレベルなんです。
だから今も、祭りやイベントなどには足が向きません。
ディズニーランドや、ユニバーサルスタジオなんてとんでもない。
出かけるのは、もっぱら山や渓谷、秘境の温泉や隠れ宿くらいです。

といっても、場所は選びます。
修験者たちの鋭気漂う熊野古道とか、古いお寺。
鋭気と英気が充満したような場所を好むんです。

過去記事にも書きましたが、エネルギーの高い場所だと
木々の葉の一枚、一枚が、微細に振動しているのが見えます。
例えば信貴山延暦寺境内の庭木のすべて。
ここは境内に入る門をくぐった瞬間、頭部にパルスが直撃。
思わずのけ反るほどの……。(^_^ ;)
あるいは鳥取県、大山神社境内の木々の振動と輝き。
そのレベルは荒く激しいので、見ていると眩暈で倒れそうになりました。

神社仏閣以外にも、インパクトの強い『場』というものがあります。
高野山、奥の院の参道で感じる気の質は、
琵琶湖の奥に広がる古戦場の気と同類。
神経が過緊張になるほどのパワーがあります。
たまたま付近の料理旅館に泊まる機会があったのですが、
テンションが上がり過ぎて一睡もできず、
翌朝、どんな土地柄なのか女将に訊ねました。
なんと、その旅館。
秀吉が柴田勝家を破った古戦場の傍に建っていたんです。

このように武道の世界観でいう、
達人の気配、殺気、邪気などの“感応”は、
拡散したインクと同じで、濃淡こそあっても
魂は繋がっていることを示唆する現象だと思います。


そんなこんなで、現代に生きる魂たちはもちろんですが、
私たちは古からの命の気(波動)を共有しているようです。
振動する生命エネルギーが凝縮してモノを創り、
拡散して“千の風”のように巡り渡っているんですねぇ。

!(・。・)……そうそう!
それら巡り渡る生命エネルギーのたまり場には、
過去や未来の記憶(記憶もエネルギー)はもとより、
アカシックレコードの次元にも繋がっていることでしょう。
宇宙物理学者はダークマターと呼びますが、
私が想像する仮称“意識の海”のどこかに、です。
もっとも、前回『神はいるのか』で12次元まで書いたので、
それらは、どこか遠い宇宙の果てを想像するかもしれませんが、
ドッコイ、異次元はお隣さんだろうと、私は思っています。

というのも、本当は、時間というものはありませんので、
SF映画『バックツー ザ フューチャー』のように、
次元の異なる時空を行き来しても不思議ではない。
映画では電磁波を浴びた高速マシーンを使っていましたが、
それは視聴者に訴求力を持たせるための視覚的な手段。
実際はテレポーション(瞬間移動)だろうと、思っているんです。
物理学における“光速”の定義で時空を超えたら、
主人公は生きてる間には戻れません。
宇宙を移動する間は歳をとらなかったとしても、
地球に戻ったら、知り合いは皆、寿命がつきてますもんね(^_^ ;)

私を含め、不可思議な体験する人って、いるんですよ。
空白の時間/わたしはどこに



●魂は、わたしと、わたしたちを包んでいる。
●命は『振動』である。

このふたつを覚えておくと、
生きることは愉快で、楽になるかもしれません。


『風こそは、信じがたいほど柔らかい真の化石だ』と、
誰かが言ったのを覚えている。
私たちを取り巻く大気は、太古の昔から、
無数の生き物たちが吐く息を含んでいるからだ。
           写真家 星野道夫の宇宙から 


魂と、似ていますよね。(^_-)-☆


神はいるのか

 11, 2018 00:05
太陽系の高速移動
    YouTube  太陽系の高速移動


あるブロ友さんからのアドバイスをヒントに、
『風子のスピ要覧』という、大胆なカテゴリーを新設しました。 
その内容は300ページに渡る過去記事と重複する部分もあるでしょうが、
7年も経つと、書き手の内面にも成長や後退があるでしょうから、
“自分を見つめ直す”という意味を含めて、再出発することにしました。

本日は、新カテゴリー『風子のスピ要覧』の第一弾。
『神はいるのか?』……やっかいな話です。(^_^ ;)




ズバリ、『神』は存在すると思います。

もっとも私が見た『それ』は、
いかにも賢者らしい風貌の擬人化した存在ではなく、
永遠とも思われる壮大な『光』でした。

全体が微細に振動する光を見上げていた私は、
その光から放射される粒子のシャワーを浴びていました。
それはまた『愛のシャワー』でした。
浴びるほどに、現世の辛さを嘆く感情が溶かされ、
多幸感に満たされていったのですから‥‥。

瞑想室のガイド(僧侶)によると、
それは観音様の光だと解説されましたが、
私には『意識する光』以外の何者でもありませんでした。

その光の元に帰りたくて、赤子の私は泣いていましたが、
自分を含めた皆が、その一部だと直感しました。
その直観は、脳のものではありません。
全細胞に浸透した記憶の、劇的、瞬間的な復活でした。
『!(・。・)そう、そう…そうだった』ってな、感じです。

この体験をした直後、三次元的な思い込みは崩壊。
精神世界から宇宙論まで、貪るように多くの本を読みました。
ですが結局、『光』の実態が何なのかは判りませんでした。
あくまで想像ですが、今では……。

それは思考(意識)する純粋なエネルギー。
見えず、聞こえず、観察できないエネルギー。
観察(意識)されることで姿を変える量子であり、
ダークマターではないかと思っています。

それを裏付けるような記事を、過去に書きました。量子コンピューター
その要点は……。
人体を含めて、森羅万象の全ては原子、量子の集合体。
それらの量子(微粒子)はエネルギーであり、振動している。
量子の特徴は、人が見ているとエネルギー状態ではいられない。
だから、岩も鉄も個体にしか見えない。
個体(物質)としての側面しか見せない



なので、光を『神』と表現するのは抵抗があります。
強いて擬人化するとしても『高次の意識体』くらいです。

ただ『高次の意識体』と表現すると、問題が生じます。
宇宙には高度な文明が存在していることや、
テレパシーなどの通信手段の説明はもとより、
俗にいう『ウォークイン』……地球人として暮らす宇宙人など、
SF映画のようなシナリオを説明する羽目になるからです。

私は、それらを束ねて『高次元の人々』だと思っています。
4次元以上の星々の住民は言葉を使いません。
相手の心を読むテレパシー会話が主流ですから、
三次元で暮らしていたとしても、
受信する人によっては『神のお告げ』になったりするわけです。

昔からいるでしょう?
大本教の創始者、出口王仁三郎や、沖縄の『ユタ』、東北のイタコ
シルバーバーチや、エドガー・ケーシーなど多くの予言や、口述筆記を残した人々。
ちなみにニール・ドナルド・ウォルシュは『神との対話』の著者ですが、
神との述筆記形式の対話をまとめ、そのシリーズが27ヵ国で翻訳されました。

一方、霊的存在(ソース)と交信するチャネラーもいます。

ケビン・ライアーソン(アメリカ)
シャーリー・マクレーン著「アウト・オン・リアム」などに登場する世界的チャネラー

エスター・ヒックス(アメリカ)
「エイブラハム」とチャネリングし、全米50都市以上でワークショップを開催。
現在は「引き寄せの法則」として広く知られる。

ダリル・アンカ(アメリカ)
バシャールと呼ばれる宇宙存在からメッセージを受け取るチャネラー。

このように『光』に至るまでに、
様々な次元の『霊的な意識体』が存在していますし、
『光』にも次元があるようで、幽体で遭遇したとしても(意識の目)
見つめることが可能な光~不可能な光までランクがあるようです。


さ~て、ここからが本日の『風子のスピ要覧』。
大胆ですが、私なりの『神感』……宇宙観に挑んでみます。

アインシュタインの言う物理次元とは、
縦、横、高さ、時間という4要素(4次元構成)ですが、
「風子仮説」として……。
それらに『意識』を加える必要があるのでは? と思っています。

縦、横、高さ、時間に、意識という次元を加えれば5次元。
5次元から8次元くらいまでは、その進化レベルに応じた高度文明の星々。
ソースと言われる高次意識体は、その中でもエリートのような存在で、
三次元的肉体を持つチャネラーを通して、悩める地球人に
様々なアドバイスをしているのではなかろうか? と思っているんです。
(もちろん、切望する内容と密度に応じて、です)
おっと!(・。・) ここで注記ですが……。
宇宙の生態系にまで影響を及ぼす“核関連の放射能問題”以外、
地球人の思想や行動に干渉することはないようです。

興味のある方は『神との対話③』か、
『アミ小さな宇宙人①~➂』が参考になりますよ。


ということで、輪廻について言及しなかった釈迦や、
それを重要視はしていなかったキリストなどは、
卓越した(飛び級レベル)魂ゆえに、次元別の説明を省略したのかも?
そうも思っているんです。

というのも、信じる、信じないは別として……。
ず~と先の意識次元は下記のような感じらしいです。

9次元
人としての最終高位次元。仏陀や、イエスの意識。
次元の振れ幅も無く、安定している。

10次元
銀河系集合意識、私たちは皆、繋がっている。
ブラックホールの中央に意識結集。

11次元
アカシックレコード
銀河系内外のあらゆる情報が詰まった宇宙図書館。
過去世もここで知ることが出来る。
他の銀河にもアカシックレコードは存在する。→ 多次元宇宙

12次元
銀河系存在意識の中枢、全ての事象を映す鏡。
全てのDNA、全ての叡智を束ねる。
光の子の根源(親)。
ビッグ・バンの元。

この12次元あたりが、
『神』という表現にふさわしい意識だろうと、
私は思っています。




(o´_`o)ハァ・・・ああ、しんど。
感じること(感覚)を言語で表すのは至難の業です。
適切な言葉が見当たらない現象ばかりなので、
正直、ほんまかいなぁ、と思いながら書いています。(^_^ ;)



ともあれ過去記事『信仰心』に書いたように、
世界人口73億人の85%が何かの宗教信者だという事実を思えば、
人にとって『信じる対象』は必要不可欠。
『神』の定義は人それぞれで、精神の核となるものなんですねぇ。
信仰心

信じる対象は“みんな違って、みんないい”。
心から、そう思います。


創造力の秘密とは、その源を隠すことにある。
信仰のない科学は不完全だ。科学のない信仰は盲目だ。
真実とは、経験というテストの結果、得られるものである。
                 アインシュタイン


確信はなかったでしょうが、アインシュタインって、
気づいていたとしか思えません。(*´ェ`*)



黎明(れいめい)

 03, 2018 00:05
黎明




見上げる天空は未だ暗い。
東の空だけが群青色に染まり、
水平線に細いオレンジ色の帯が現れる。   
凛とした空気と静寂が支配する
“今日”という日の始まり……。

午前4時頃から30分ほどでしょうか。
『黎明』とも言われる時間帯が大好きです。
昨日までの喜怒哀楽の全てがリセットされ、
新しいページをめくるような感覚になれるから、です。
(それが午前2時~3時に起きる理由かも……(^_^ ;))
   

さて唐突ですが……。
『あなたは朝陽と夕日、どちらが好きですか?』

よくある性格占いの“問い”です。
パターン化していてバカバカしくもありますが、
なぜか当たっているような気がしないでもない。
さて、あなたは、どちらが好きですか?(笑) 

ちなみに心理分析などでは、
下記のような傾向があるそうです。

※朝日が好き
 過去に縛られず、自由な発想での未来志向に長ける。
 先を見据えたチャレンジ精神が旺盛。
 攻めが得意。

※夕陽が好き
 物事を過去に関連付けた枠の中で考える性質。
 失敗はしないが冒険は躊躇する。
 守りが主流。

ネ!……そうかなぁ、と思いつつ、そうかも、なんてね。(笑)


!(・。・)b そうそう、余談ですが…。

『黎』には黒いという意味があり、
『黎明』は夜明け前の暗さを表していますが、
人間社会での政治や文化活動などで新しく物事が始まる、
あるいは起ころうとしている時を表すようです。
≪例≫ 近代文明の黎明、印象派主義の黎明など。

漢字の『黎』……日本では馴染みが薄いですが、
中国圏や東南アジアでの姓に使われているようです。
ベトナムでは黎氏によって起こされた王朝があり、
「前黎朝」と「後黎朝」に分かれているほど。
ベトナムでは3番目に多い姓のようです。


ところで皆さん、太陽は東の方から昇ると思っていますか?
ワタシ、決して昇っているとは思わない“へそ曲がり”です。

というのも私にとって……。
地球の自転 = ガリレオ なんです。

北極と南極を軸に、地球は西から東に回転(時計の針と反対)。
そのため地球は、東の方から西の方に向かって明るくなります。
太陽(天体)が動いているのではなく、地球が動いている。
この地動説……今では常識になっていますが、
『それでも地球は回っている』と主張して処刑された
ガリレオへの敬意を込めて……。
あえて、陽は昇っているのではなく、地球が動いている。
そう認識していたいのです。

月の満ち欠けもしかり。
月の満ち欠け

月の自転周期は約27日。
月の公転(地球のまわりを1周)周期も約27日。
これに対し地球は、西から東に約24時間かけて自転。
つまり、月は地球を1周する間に1回自転。
地球からの見え方で新月~満月とか言いますが、
それらは太陽と地球、月の位置関係、自転や公転によるものだと、
認識していたいのです。

(*′☉.̫☉)えっ?‥‥情緒がない、って?

陽が昇り、陽が沈む、
“中秋の名月”を楽しむ季節の行事、
俳句にも詠まれる満月や三日月などなど、
“侘び寂び”や季節感を大切にする
日本人の美意識にそぐわない、って?


( ̄~ ̄;) ウーン……まぁ、聞いて下さい。

美意識云々は別として、私としては、
固定観念による“思い込みの呪縛”から
常に解き放たれていたいのです。

前々回の記事『命は流れ』に書いたように、
1年もすると人体は生まれかわります。
しかし脳の、役に立ちそうもない記憶までが
リセットされることはないんですよねぇ。

役に立ちそうにもない記憶と感情の数々……。
中でも思い込みは、人間関係に壁を造りますし、
自身の内的進化を鈍らせてしまいます。
過去記事『思い込み』 → 思い込み
過去記事『つもり』 → つもり


ってなことで、朝日や夕日、月の満ち欠けを楽しむとき、
メルヘンチックな情操とともに、太陽や惑星の運行まで想像すると
頭と心も、生まれかわりますよ。

太陽系

太陽に近い順に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星とか。
地球って、なんて絶妙な位置にあるんだろうとか。
平らな地面を歩いているようで、マクロの視点ではカーブしているとか。
地球って、1日で1回転してるのに“感じない”とか。
どこぞの社長みたいに『月行きたい』って……。
上の画像のように、太陽系惑星全体から観たら、
『(*′☉.̫☉)えっ!…なんや、そこかいなぁ』と思うし、
眺めるだけならバーチャルにしたら? などなど……(^_^ ;)



常識とは、
18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
               アインシュタイン


最も難しいのは、人々の固定観念を変えること。
固定観念は、私たちに錯覚を起こさせる。
自分の頭が命じたようにしか、物事を見られなくなるのだ。
               ムハマド・ユヌス
               
                バングラデシュの経済学者・グラミン銀行総裁
                マイクロクレジット創始者・2006年ノーベル平和賞受賞





蘇る記憶

 25, 2018 00:05
記憶



わが家はローカル地域なので、風が匂いを運んできます。
畑から立ち昇る煙と焚火の匂い、
戸建ての家々に植えられた金木犀や、甘い花の香り、
そして何よりも香しい樹木や草の匂い……。

すると子供の頃の記憶が蘇ります。
焚火で焼くイモの甘い匂い、
夕涼みの縁側で香るオシロイバナ、
干し布団から沸き立つお陽さまの匂い、
潮風が運ぶ磯の香りなどなど……。
その記憶を辿ると、当時の感情までが蘇ります。

味噌汁の具に入れるからと、
母からアオサ(海苔)採りに急き立てられた早春の朝。
ついでに牡蠣まで採って点数稼ぎを企んだり……。
(アオサ海苔や小粒の牡蠣、豆腐は味噌汁の定番)

小1の頃から、よく働いたものです。
掃除、洗濯、米研ぎ、風呂焚きなんかは末っ子の仕事。
兄や姉は、学校から帰ると畑仕事に駆り出されていました。
そこで風呂の焚き口に里イモなんか放り込んで、
自分へのご褒美とばかり、おやつを楽しんだものです。

春先の大潮どきは、磯物採りも子供の仕事。
サザエやトコブシ、カラス貝や亀の手など、
食卓は磯の香りに満たされて、家族みんなを笑顔にします。
子供心に、そのときの“してやったり感”は忘れません。

夏は縁側で夕涼み。
蚊取り線香の匂いに包まれながら、スイカや甜瓜なんかを頬張ります。
潮騒に耳を傾けながら漁場に向かう『イカ釣り船』なんかを眺めるひととき。
なんと平和で穏やかな時間だったことか……。

田舎ではなんでも自家製です。
味噌、梅干し、ラッキョ、干芋、漬物、etc。
野菜を含め、それらの原材料はどの家でも栽培していたので、
現金で買うものは新鮮な魚くらいだったような(安価)……。

そのぶん日常的に、手間暇がかかる作業のオンパレード。
当然、ネコの手代わりに子供たちも手伝わされます。
麦を脱穀するときに立ち込める香ばしい匂い。
トマトの青臭さは、草ひきとセットで記憶に残っています。
もっとも印象的な記憶は、母の汗の匂い。
豆腐屋家業で生計を立て、畑仕事に精を出す母の傍らは、
決まって甘酸っぱいような汗の匂い……。
子供心に『手伝わなくっちゃ!』という意識を駆り立てられたものです。


それにしても感情が伴わないこと……。
例えば、さほど親しくもない人の名前や、
根拠のない風評や流行なんかはすぐに忘れてしまいますが、
感情が伴うと、何十年前のことでも覚えていますよね。
とくに匂い(嗅覚)の記憶には驚きます。
当時の出来事や感情までが、匂いとセットで蘇ります。

ところがドッコイ!
物事を時系列に思い出すことは出来ません。
あれは小2? 小3くらい?‥‥ってな感じで、
結局のところ、子どもの頃、なぁ~んて一括りにまとめてしまいがち。
よほどインパクトがない限り、脳カレンダーに記録されないんですねぇ。

一方、事件や事故、ショッキングな出来事など、
強烈な感情が伴なうと、その日時まで鮮明に覚えています。
忘れもしない。あの日、あのとき、あの瞬間……みたいな感じで。
それが、私たちの脳の特徴なんですねぇ。

だから、『記憶力』を向上させるには、
感情を伴なう、ある種の刺激がカギになるようです。
脳は、刺激を得るほどドーパミンが放出され、
行動と学習が引き起こされる可能性が高まるんだそうですよ。


!(・。・)ということで、いきなりですが……。

『記憶力世界選手権』ってご存じでしょうか?
世界で最も鋭敏な頭脳を持つ人々が集まり、
世界最高の記憶力というタイトルをめぐり、
3日間にわたって闘いを繰り広げる大会。
オリンピックの十種競技の頭脳版ともいえるものです。

その内容たるや……。
数字の羅列、面識のない人の名前と顔の組み合わせ、
引用文、歴史的な日付、関連性のない単語の数々、
よく切られたトランプの順番などを、
1分以内でどこまで記憶できるかという戦いです。

この番組を見ていると、終始、開いた口がふさがりません。
出場者全員が超人に思えて……(^_^ ;)

記憶術の柱は「イメージ化」と「関連付け」だそうです。
特に意味があるとは思えないことも、
想像力を駆使してイメージを膨らませ、
自分にとって興味深いものに置き換えるそうです。
勿論、それを思い出すためのわかりやすい、
強い手がかりを関連付けて覚えるんですねぇ。

これ、細やかなレベルだと、私たちも経験済みですよね。
典型的なのが歴史の年表ですし、アミノ酸の種類なんかは
頭文字を意味のある文節に置き換えたりなんかしたものです。

世界選手権出場者達も同じ。
ほぼ全員が『場所法(ジャーニー法、記憶の宮殿)』を使うそうです。

(1)自分の身の回りで、よく知っているルートを選ぶ。
(2)ルート上に目印を置く。
(3)記憶したいものを、頭の中でその目印上に置いていく。
(4)思い出すときは、再び頭の中でそのルートをたどる。

そう言われて想像力を駆使しても、
私なんかは記憶できる個数とスピードには限界が……。
この人の脳って、どうなってるんでしょうね。 日本記憶力チャンピオン


「記憶」はどのように形成され、なぜ記憶を忘れてしまうのか?
参考までに、記憶のメカニズムをYouTubeで。
記憶のメカニズム

しか~し、このYouTubeの説明は画一的すぎると、私は思っています。
過去記事にもしましたが、『100歳の美しい脳』などを読む限り、
アルツハイマーの病変組織があっても、その人の“在り方”、意識次第で、
出現しない人々がいるのですから‥‥。100歳の美しい脳




平凡な教師は言って聞かせる。
よい教師は説明する。
優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。
    
                   ウィリアム・ウォード/教育学者


命は『流れ』

 15, 2018 00:05
大隅良典 細胞
      大隅良典 氏



生命とは機械ではない。
生命とは『流れ』だ。


ユダヤ人科学者ルドルフ・シェーンハイマーの言葉です。


栄養素の種類や役割が解明されていない時代、
生き物にとって食べ物とは、自動車のガソリンと同じ。
つまりエネルギー源だと考えられてきました。

炭水化物はエネルギー源に違いないのですが、
タンパク質は、主に身体を作り直すために使われる。
70年前も前に、ルドルフ・シェーンハイマーは、
この事実をマウスの実験で確かめたようです。




それから70年後の2016年。
大隅良典氏は『オートファジーの仕組みの解明』で
ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。
まだ記憶に新しい、冒頭の生物学者です。

大隅氏の功績は、オートファジーを分子レベルで解明したこと。

★オートファジー(自食作用)
  食事で摂りきれないたんぱく質を、
  細胞が自らの細胞質成分(合成したタンパク質など)を食べて、
  分解することでアミノ酸を得ている自食機能のこと。
  小さな細胞内で繰り広げられるダイナミックな生命活動にフォーカスして、
  細胞内の「リサイクルシステム」を発見したというわけです。

         ※パーキンソン病などの神経疾患の一部は、
          このオートファジーの機能がうまく働かず
          異常なたんぱく質が脳に蓄積してしまうことが原因なので、
          病気の解明に役立つ可能性がある。

このオートファジー機能……。
例えば1日絶食すると、肝臓の体積は約7割に縮小。
絶食時、肝臓では、生命を維持するために
オートファジーが活発に行われているため、
数日間くらいなら、食べなくても死なないわけです。

余談ですが、お腹だけ異様に膨らんでいる難民の子供たち……。
飢餓状態だと自らの肝臓を溶かして栄養に変換するのですが、
その過程で腹水が貯まった状態なんですねぇ。


人間の体を形成する細胞は、およそ30兆個。
(10年前までは60兆個…誰も数えたことはない)
たとえば1秒間で、赤血球だけでも300万個が作られ、
同じ数だけが壊されます。
破骨細胞が、せっせと古い骨を壊し、
造骨細胞が、せっせと新しい骨を造ります。
天文学的規模でのダイナミックな活動が、
私たちの体内で絶え間なく繰り返されているんですねぇ。


ここで、人体のプチ生理学……(^_^ ;)

人や動物は呼吸し体温を維持し、食べ、動くだけで、
体内に酸化、変性、老廃物が発生します。
これを絶え間なく排除しなければ、
新しい秩序を作り出すことができません。
そのため30兆ともいわれる身体の細胞たちは、
一心不乱に物質を分解、解毒し、
入ってきた栄養素を基に組織を再構築するんです。

分解と再構築の繰り返しによって、
私たちの体の臓器は、次のような周期で生まれ変わります。
  
  小腸壁……約1日
  胃粘膜……約3日
 
  肝臓 ……早い細胞は1ヶ月で約96%、遅い細胞は約1年
  腎臓 ……早い細胞は1ヶ月で約90%、遅い細胞は約1年
  筋肉 ……早い細胞は1ヶ月で約60%、遅い細胞は約200日
  皮膚 ……約1ヶ月で全て。
  血液 ……全身の血液は100~120日間で全て。
   骨 …… 幼児期は約1.5年、成長期は約2年弱、
        成人は約2年半、70歳以上は約3年。
   脳  …… 早い細胞は1ヶ月で約40%、遅い細胞は約1年。


!(・。・)ってことで、1年も経つと、
肉体レベルの私たちは、まったくの別人になっているんですねぇ。

分解と再構築の繰り返し。
つまり生命は、絶え間のない分子と原子の『流れ』。
生命に部分なんてない。
生命は全体的なネットワークで動く。
それが生きているということらしいです。



この『命の流れ』は生物に限らず、
植物や、森、山全体、岩や金属などを含む
森羅万象の全てに備わっているのだろうと、
私は思っています

微生物や植物の死骸が分解され、石油や石炭が造られ、
石灰岩の地層が生まれ、地殻変動によって隆起。
雨風によって岩々が風化し、マグマが噴火し、新たな地層を形成。
サイクルこそ違いますが、地球そのものも、
“絶え間ない分子と原子の『流れ』”
の中にあって、
ネットワークとして生きていると……。

さらには宇宙も……。

星は主に水素燃料で光っていますが、
へリウム(水素の燃えかす)や、炭素や酸素が貯まっていき、
やがて赤色巨星になります。
質量によりますが、燃えかすの重さを支えきれなくなり、
やがて大爆発を起こします。(超新星爆発)

超新星爆発が起きると、散らばった水素などの物質は、
やがて再び集まって新しい星が生まれます。
宇宙も、分解と再構築の繰り返しなんですねぇ。


人間は古代人によって小宇宙と呼ばれた。
この言葉は実に当を得ている。
なぜなら、人間には肉を支える枠組みとしての骨があり、
地球には土を支える岩がある。
人間は血液という湖を持ち、そこでは肺が膨らんだり、
しぼんだりして呼吸作用をしているように、
地球には海があり、四六時中潮の満ち引きが
宇宙の呼吸作用を繰り返す。
血液の湖からは静脈が出ており、
体中に枝分かれしていくように、
海は地球に無限の水脈を広げている。

     レオナルド・ダ・ヴィンチ



死体を買って解剖し、骨や筋肉、血管など、
その位置と動きを研究しながら絵を書いたダ・ヴィンチですが、
電子顕微鏡下の人体構造を知ったら、
あの超写実的な絵画は生れていなかったでしょうね。(^_^ ;)





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